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常備しておきたいアウトドアグッズ

持っててよかった…と思える常備グッズ10選+α

キャンプ道具は「いざ」という時に災害グッズとしても活躍してくれるのは周知の事実ですよね。今回はテントやチェアではなく、特に役立つアウトドア小物類をご紹介!もしもの時、「持っててよかった……」と思う10のグッズと、今のうちにダウンロードしておきたい評価の高い2つのアプリは必見!

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目次

アイキャッチ画像出典:instagram by @___a.y.a.k0uchi__

もしもの時って、どんなアイテムが必要?

エマージェンシーハンドブック

出典:モンベル

もしもの時の備え、あなたはできていますか? 街中が停電してしまったら。あるいは、自宅の水道やガスが止まってしまったら……。

不測の事態のとき、家にいるのか、出先なのかでも防災対策は異なりますが、いずれにしてもまずはライフラインである「水」「電気」「ガス」、そして「通信」の確保が先決です。

そこで、もしもの時に絶対役に立つアウトドアグッズたちをご紹介! 普段のキャンプでも使えるものから、緊急時のために家に常備しておきたいものまで。この10選は、どれも手に入れて損はありませんよ!

両手をフリーにできる「ヘッドライト」

ヘッドライトを使用している様子
出典:PIXTA

アウトドア好きなら、誰しもが1個は持っているであろう「ヘッドライト」。

ハンディライトよりも小型で軽いヘッドライトは、両手をフリーにしたまま明かりを得ることができるため、なにかと荷運びの多いキャンプの必須装備ですよね。その便利さは当然もしもの時にも役立ちます。
ヘッドライト ライト部分

出典:モチヅキ

1個手に入れれば十分なアイテムなので、最新のヘッドライト事情はよく知らない……という方も多いのではないでしょうか? 実はヘッドライトもテクノロジーの進化が進んでおり、もっと小さく、もっと明るく、どんどんスペックが上がっているんです。

これまでは乾電池が主流だったバッテリーも、充電池によるUSB化が進み、スマートフォンのようにPCや車などで手軽に充電できる時代に突入。

また、乾電池・充電池どちらも対応できる2WAYモデルも多数登場。使い勝手が格段にアップしているんです! なかでもおすすめの最新モデルがこの2つ。

1. レッドレンザー『SEO 7R』

レッドレンザー『SEO 7R』

レッドレンザーは、1993年にドイツで創業したライト専業メーカー。約四半世紀にわたり、最先端技術を駆使したLEDフラッシュライトを数多くリリースしています。

レッドレンザー『SEO 7R』 充電する様子

撮影:筆者

『SEO 7R』は、乾電池と充電池のどちらにも対応する2WAY仕様。

しかも、使用する専用バッテリはー自社開発というこだわりっぷり。より点灯時間を長く、充電時間も短縮できるように徹底して開発されています。

レッドレンザー『SEO 7R』

●サイズ(約):フリーサイズベルト ●重量(約):93g ●原産国:中国(自社工場) ●素材:ABS樹脂/LED種:パワーチップ型LED×1、赤色LED×1/IPX(防水等級):IPX6 ●使用電池:専用充電池パック(Li-Polymer)または単4アルカリ電池×3本/充電時間(約):約3.5時間 ●セット内容・付属品:専用充電池パック(Li-Polymer)、USBケーブル ●点灯時間(約):Hi:5h/Low:20h ●明るさ(約):Hi:220lm/Low:20lm ●最長照射距離(約):Hi:130m/Low:40m

2. UCO(ユーコ)『ベイパー プラス』

UCO(ユーコ)『ベイパー プラス』

出典:モチヅキ

見た目は超小型でも、明るさは最大300ルーメンのハイパワーモデル。こちらもレッドレンザー同様、乾電池と充電池の2WAY仕様です。104gと軽いところもいいですね。
UCO(ユーコ)『ベイパー プラス』

出典:モチヅキ

これだけ薄いのにしっかり角度も調整でき、手元だけを照らしてくれるレッドライト機能も完備。デザイン性と機能性が両方備わっている秀逸なアイテムです。

UCO(ユーコ) ベイパー プラス

●サイズ:5.9×1.7×3.5cm ●明るさ:300ルーメン ●重量:104g(電池含む) ●電池:単4アルカリ電池×3本(付属) ●点灯時間:ハイビーム/4時間 ●耐水性:IPX4

もしもの時に絶対役立つ道具の一つ目は、ヘッドライトでした。

ひとたび暗闇になってしまえば、人は何も行動できません。明かりはいくつあっても便利なので、今一度自分が持っているヘッドライトを見直してみるのもいいかもしれませんね。

心強い存在の「モバイルバッテリー」

今やスマホは日常生活で欠かせないツール。ただ、使用頻度が高いゆえに1日でバッテリーを消費してしまうことも多く、「あと10%しかない!」なんてことはよくある話ですよね。

そのため、キャンプに限らず日頃からモバイルバッテリーを必携としている方もいるのは?

アンカー モバイルバッテリー

スマホの充電ができれば、もしもの時にも救助を要請できるかもしれませんし、家族の安否も知ることができます。それに、タイムリーな情報も収集できるので、安全な場所に移動することも可能。モバイルバッテリーはとても心強い存在なんです。

持ち歩くならコンパクトさ重視、自宅に置いておくなら大容量のものを。CAMP HACK的おすすめモデルは、この2つ!

3. オムニチャージ『オムニ13』

オムニチャージ『オムニ13』

手のひらサイズのコンパクトさで、スマホはもちろん、ノートPC、タブレット、カメラなど豊富な用途で電源を供給できるオールインワンモデル。先ほど紹介した2つのヘッドライトも、USBを経由して充電することが可能です。
オムニチャージ『オムニ13』 充電ポート

出典:楽天

価格は2万円ちょっとと値が張りますが、このコンパクトさでACポートが1つ、USBポートが2つついているため、さまざまな用途で使えるのはとても魅力ですね。
オムニチャージ『オムニ13』 充電ポート

出典:楽天

バッテリー容量は13,600mAh。2,000mAhのスマホなら6回分フル充電できる計算です。(ちなみに、iPhone7で1,960mAh)。

スマホとポケットWi-fiを同時に充電したい人、どこでもノートPCを充電したい人などに特にオススメ。

防水仕様になった新型オムニチャージについてはこちらの記事からご覧ください。

4. アンカー『パワーハウス』

アンカー『パワーハウス』

撮影:筆者

車で持ち運んだり自宅に置いたりする場合は、とにかく大容量のものを。おすすめはアンカーの定番『パワーハウス』。

容量は120,600mAhの大容量。スマホにして約40回分フル充電可能とのこと。ヘッドライトの充電もかなりの回数行えそうなので、しばらくは明かりには困ることがなさそうです。

アンカー『パワーハウス』

撮影:筆者

出力方法は、AC、USB、シガーソケットの3種類。これだけの接続方法があれば安心ですね。

アンカー『パワーハウス』 接続可能なケーブル

出典:アンカー

持ち運ぶ用には「モバイルバッテリー」、家やクルマの常備用には「ポータブル電源」を用意しておくことが大事。いざという時にこの電源があるとないとでは大違いですよ。

Anker PowerHouse

●製品寸法: 約200×145×165mm ●製品重量: 約4.2kg ●入力:DC 16.8V - 7.5A ●出力:【DC出力】12V = 10A 【AC出力】110V = 1.09A 【USB出力】5V = 6A (各ポート最大2.4A) ●容量:14.4V / 434Wh ●同梱物:Anker PowerHouse (434Wh ポータブル電源)、ACアダプタ (304cm)、Micro USBケーブル (60cm)、DCケーブル、取扱説明書、18ヶ月保証(※注文番号が保証書の代わりとなります)、カスタマーサポート

やっぱり太陽光にまさるものはナシ!「ソーラーチャージャー」

ソーラーチャージャーをリュックに装着した様子

出典:アマゾン

乾電池より、充電池より、やっぱり最終的に強いのは太陽光で発電できるソーラーチャージャー! 太陽が出ているかぎり何度でも発電できるのはもしもの時の安心感につながります。

5. バイオライト『ソーラーパネル5 PLUS』

バイオライト『ソーラーパネル5 PLUS』

出典:モンベル

蓄電することができないソーラーチャージャーが多いなか、『ソーラーパネル5 PLUS』の魅力は、充電池が内蔵されているため、後で使うためのエネルギーを本体に蓄えておけること(内蔵電池:2,200mAh)。
バイオライト『ソーラーパネル5 PLUS』 リュックに装着した様子

出典:モンベル

残念ながら、日本代理店であるモンベルでは今後入荷の予定がないそうですが、アマゾンには若干の在庫あり。重量は390g。500mlペットボトルよりも断然軽く、A4用紙ほどのサイズで、持ち運びのしやすさも兼ね備えています。

バイオライト ソーラーパネル5 PLUS

●サイズ:幅25.7cm×高さ20.8cm×厚さ2.4cm ●重量:390g ●パネルセル種類:単結晶シリコン型 ●入力・出力:Micro USB入力 / USB出力 ●パネル出力:最大5W ●内蔵電池:2200mAhリチウムイオン電池, 8Wh ●防水等級:IPX4 ※完全防水ではありません ●付属品:本体充電用Micro USBケーブル

6. RAVPower(ラブパワー)『ソーラーチャージャー』

RAVPower(ラブパワー)『ソーラーチャージャー』

出典:アマゾン

続いて紹介するのは、ラブパワーの人気商品『ソーラーチャージャー』。メリットは、折りたためる設計でより携行しやすい点。そして、広範囲のパネルにより交換効率がいい点です。
RAVPower(ラブパワー)『ソーラーチャージャー』折りたたんだ様子

出典:アマゾン

本体に蓄電しておくことはできませんが、USBポートが3つ設けられているのでスマホやモバイルバッテリーなどのUSB機器を3台同時充電することができます。

重量は『ソーラーパネル5 PLUS』の約2倍、748g。

RAVPower ソーラーチャージャー

●重量:754g ●収納サイズ:約長さ30.5 x幅16 x厚さ2.5cm³ ●展開サイズ:約長さ85 x幅30.5 x厚さ0.4cm³ ●出力:合計最大24W出力

生きるために必要な“水”を作る「浄水器」

もしもの時、まずはライフラインの確保が必要ですが、中でも特に水の確保が大切。

けれど、水の重さは1リットル=1キログラムということを踏まえると、たくさんの水を持ち歩くのは現実的ではありません。そんな時に大活躍するのが、「浄水器」の存在です。

7. ソーヤー『ソーヤーミニ』

ソーヤー ソーヤーミニ

ペットボトルに本体を取り付けるだけで、川の水などがそのまま飲めるというスグレモノ。また、付属のパウチに水を入れてろ過し、水容器に貯めておくことも可能です。

ソーヤー ソーヤーミニで水をろ過する様子

本体を取り付けるだけという簡単なしくみのため、説明書を見なくても直感的に使うことができます。

この“直感的に使えるか否か“が、じつは災害時にもっとも大切! どんなに優れたアイテムでも、使い方が分からなくては元も子もないですからね。

ソーヤー ミニ

●内容:PointONEミニフィルター、0.5Lパウチ×1、洗浄用注射器(針なし)、日本語説明書兼保証書 ●重量:約55g(PointONEミニフィルター) 0.5Lパウチ:約19g ●サイズ:約22.5×12.5cm(キャップ部分を除く)全長13.5cm、最大部分の直径約3.5cm

8. グレイル『UL.ウォーターピュリファイヤーボトル』

グレイル UL.ウォーターピュリファイヤーボトル

出典:モンベル

優秀な浄水器をもうひとつ。2017年に日本に上陸したばかりのグレイル「UL.ウォーターピュリファイヤーボトル」です。

使い方はとってもシンプル。川などから水を汲んで、プッシュするだけ。500mlペットボトル1本分の水を、たったの15秒でろ過することができます。
グレイル UL.ウォーターピュリファイヤーボトルで水をろ過する様子

出典:モンベル

ポンプ式と違い、超短時間でいとも簡単に浄水できるというまさに浄水器界に現れた新星!
繰り返し使用でき、目詰まりしたらカートリッジの交換もOK。ランニングコストもばっちりです。

グレイル UL.ウォーターピュリファイヤーボトル

●重量:309g ●耐熱温度:(アウターボトル・インナープレス)110度、(ループキャップ・カートリッジ)100度 ●ろ過流量:473mL/ 15秒(2L/ 分) ●カートリッジ交換目安】:300回(150L)、未開封で密閉された状態で10年、もしくは初回使用時から3年 ●有害物質除去率:○ ウィルス除去率 99.9999%(ロタウィルス、ノロウィスル、A型肝炎ウィルスなど)○ バクテリア除去率 99.9999%(大腸菌、サルモネラ菌、コレラ菌、赤痢菌など)○ 原虫除去率 99.999%(エキノコックス、ジアルジア、クリプトスポリジウムなど)

自分の居場所を伝える「ホイッスル」

どんなに優れたアイテムを持っていても、そもそも自分自身の身動きが取れない場合は自分の居場所を知らせる「ホイッスル」が重要です。

9. FOX40『ソニックブラストCMG』

FOX40 ソニックブラストCMG

これをただの笛と侮るなかれ。軽くくわえてひと吹きするだけで、飛行機のエンジン音ほどの大音量を出すことができるスグレモノ。

アウトドアでの迷子や遭難時にはもちろん、カヤックなど音の届きにくい水上アクティビティでの合図用にも使われています。それだけの実力者ですから、日頃の防犯にも使えそうですね。声が出せない状況も想定して、家の玄関などに掛けておきたいアイテムです。

少量の水があれば「洗濯」もできる

近年ではこんなユニークなアイテムも登場! もし災害時に着替えの少ない長期滞在のシーンになってしまっても、これがあれば衣類を清潔に保つことができます。衛生面でも、アウトドアグッズが活躍してくれますよ。

10. スクラバ『スクラバウォッシュバッグ』

スクラバ スクラバウォッシュバッグ

少量の水さえあればキャンプ場でも避難先でも、どこでも衣類を洗濯できる画期的なウォッシュバッグ、それが「スクラバ」。

スクラバ スクラバウォッシュバッグの内部

パッと見は一般的な防水バッグと同じように見えますが、注目すべきは袋の内側にあるドット状の突起。

これが洗濯板の役割を果たし、袋の上からモミモミすることで汚れを落としてくれるという仕組み。中の空気が抜ける点もポイントです。
スクラバ スクラバウォッシュバッグの使い方

出典:楽天

使い方もいたって簡単。難しい作業はなく、大人から子供まで誰でも扱えるのも大きな魅力です。

また、ジャブジャブと冷たい水で手を濡らすこともないので、寒い時期にもありがたい! キャンプや旅行用に手に入れておけば、いざという時にも役立ってくれるはずです。

スクラバ スクラバウォッシュバッグ

●重量:142g (~5oz.) ●サイズ: 54cm x 32cm(広げた時) 16cm x 6cm x 6cm(丸めた収納時) ●素材:ウレタンコートナイロン

【おまけ】無料アプリが命を救う? ダウンロードしておきたいアプリ2つ

最後に紹介するのは、もしもの時本当に役立つ2つの無料アプリ! 避難場所や応急処置についての情報はいつでも確認できるようにしておきましょう。

『防災情報 全国避難所ガイド』(無料)

防災情報 全国避難所ガイド

撮影:筆者(アプリ『防災情報 全国避難所ガイド』のスクリーンショット)

もし、土地勘のない場所で災害に遭遇してしまったら……。「避難所はどこ?」「危険な場所は?」と、分からないことばかりで余計に焦ってしまいますよね。

でも、これがあれば大丈夫。アプリを起動するだけで、現在地から近い避難場所、全国の防災情報を知らせてくれます。
防災情報 全国避難所ガイド

撮影:筆者(アプリ『防災情報 全国避難所ガイド』のスクリーンショット)

防災情報 全国避難所ガイド

撮影:筆者(アプリ『防災情報 全国避難所ガイド』のスクリーンショット)

「土砂災害警戒区域」や、「浸水想定区域」も調べられるので、引っ越し先を探すときも参考になりそうですね!

AppStoreはこちら
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『救命ナビ』(無料)

救命ナビ

撮影:筆者(アプリ『救命ナビ』のスクリーンショット)

動けなくなっている人やケガ人を見つけたときのために、応急手当も身につけておきたいもの。そこで役立つのが『救命ナビ』。

なかでも便利だなと思ったのが、具体的な処置が分かりづらい応急手当はすべて動画と連動しているところ。文字だけでは分かりにくい専門的な手当も、実際の手順を動画で見ることができるので、イメージしやすくなります。
救命ナビ

撮影:筆者(アプリ『救命ナビ』のスクリーンショット)

なかには熱中症やヤケド、止血法など、アウトドアで遭遇しやすいトラブルの対処法も。タメになる情報がたくさん出ているので、いざという時のためにダウンロードしておきたいアプリです。

AppStoreはこちら
Google Playはこちら

備えあれば憂いなし。普段から準備しておこう

防災グッズ

出典:モンベル

備えあれば憂いなし。日頃から準備しておくことに越したことはありません。

たとえば使わなくなったバックパック。リサイクルしたり売ったりするのもいいですが、これらの防災グッズを入れておく備蓄用バッグにするのもひとつの手

いつでも持ち出せるように、日頃から準備しておきましょう!

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