いい感じのサイドテーブルが、自作できるらしい
このテーブル、アイアン×ウッド×ゴールドの組み合わせが絶妙なカッコよさですが……どこか見覚えはありませんか?
思い浮かぶのは、ユニフレームの「焚き火テーブル」。数組でキャンプへ行くと「あれ、自分の焚き火テーブルどれだっけ?」となるほど、使っているキャンパーが多い銘品です。
ユニフレーム 焚き火テーブル
先のテーブルは、自作された「焚き火テーブル"風"サイドテーブル」。ベースはマイクロチェアで、言うなれば「自作マイクロ焚き火テーブル」です。
あっぱれなDIYテクでかっこいいサイドテーブルを作り上げた方に、手順や使用感を教えていただきました!
マイクロ焚き火テーブルの作りかた
教えてくださったのは、この方
息子さんはじめご家族でキャンプを楽しまれている、おしりのごはん(@oshiri_gohan)さん。カッコいいキャンプシーンを投稿されているインスタグラムのなかに、今回の自作テーブルを発見!
マイクロチェアにDIYした天板を載せてテーブルにするというアイディア。さっそく材料とやり方を見ていきましょう!
材料(1つ分)
マイクロチェア:一脚
ベニア板:一枚(マイクロチェアの座面より大きいサイズ)
端材:四本(上下分)
アルミ板:ベニヤ板より大きいサイズ
かすがい(コの字型の釘):二本
真鍮釘:四本
マジックテープ:一本
手順①材料のカット
ベニヤ板は、端材の部分を考慮して、マイクロチェアの座面よりも長めのサイズにカットします。
端材の長さは、座面の横幅に合わせて調整。厚みは天板下側につける二本は厚く、天板上につけるほうは薄くしておきます。
【ポイント】端材に塗装や焼き付けなど加工をしておくと、いい感じの雰囲気に!
天板下につける端材に穴を開けて、かすがいをねじ込んでとりつけます。かすがいは持ち手になるほか、いろいろとかけられる便利なフックにもなりますよ。
アルミ板はチェアの座面を基準に、巻きつける部分も考慮してベニヤ板より一回り大きめにカットします。
手順②組み合わせる
カットしたアルミ板を、ベニアに巻きつけていきます。
きれいに仕上がるように、四隅をしっかり織り込んでいきます。
天板の下側に、かすがいをねじ込んだほうの端材をボンドで接着し……
アルミ板の上から穴をあけ、ビスを打ち込んで固定します。
天板の上側につける端材に、釘を通す用の穴を二箇所開けます。
ボンドで接着し、釘で固定。おしりのごはんさんは真鍮の釘を使っていて、見た目もバッチリですね。
【ポイント】ビスは細めで、チェアの脚と同色だとカッコいい仕上がりに!
上下の端材がしっかりとくっつくように、圧着させます。そして……
脚となるマイクロチェアに載せれば、完成です!
ちなみにベニア板の裏にはマジックテープがタッカーで留められていて、マイクロチェアと一緒に収納できる仕様。
テーブルとして使うときは、このベルトをマイクロチェアの座面に巻いているそうです。
マイクロチェアの選びかた
写真を見て分かるように、脚の素材や色が仕上がり全体の雰囲気を左右するので、マイクロチェアは完成形をイメージして選ぶことをおすすめします!
アディロンダック マイクロチェア
やっぱり気になる「アレ」との比較
見た目文句なしのカッコいいサイドテーブルですが、ここまで似てるとなると本家との比較が気になってしまいます。
そこで、実際の使用感を製作者であるおしりのごはんさんに聞いてみました!
自作マイクロ焚き火テーブルの気になる点を聞いてみた
気になる点1:どれくらいの強度?
そのままでも取り外しても座れます。もともと椅子なので重さは80kg(もとのマイクロチェアの耐荷重)なら全然平気かと思います。
気になる点2:天板に熱いものも載せられる?
まだ実用してないんでテスト不充分ですが、自宅で熱々フライパンを載せても平気でした。ダッチオーブンとかだとどうなのかは、未検証です笑。
気になる点3:テーブル以外の用途は?
天板は、別途鍋敷きとしても使えるかなぁと。その他用途としては、息子の戦いごっこの盾くらいです笑。
マイクロ焚き火テーブルの自作にトライ!
材料とそれなりの技術さえあれば理想のオリジナルギアができるDIY。何より、既存品を買うよりリーズナブルという点も見逃せないポイントです!
手順を参考に、マイクロ焚き火テーブル作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
いいサイドテーブル、ほかにもあるみたい
熱いものも載せられて、ハードに使えて大満足。究極にアウトドアユースなサイドテーブル5選!
Create Micro Fire Side Table By Yourself!
マイクロ焚き火テーブルの自作、やってみよう!