ちょっと挑戦させてみる
子どもが何かをするときにやりがいを感じるのは「挑戦」です。簡単にできることではなく、子どもにとって”ちょっと挑戦”できる内容がオススメです。
この「ちょっと」を越えてしまうような内容だと「やりたい」が「できない」に変わってしまいますし、簡単すぎると「ワクワク」が「つまらない」に変わってしまいます。このさじ加減を考えてあげましょう。
ストーリーを見せてあげる
子どもが今手伝っていることが何に繋がっているのか、それをちゃんと見せてあげながら作業を一緒にしてあげましょう。
たとえば、荷物を運ぶお手伝いをしているとしたら、その先に自分たちの寝場所が完成するとか。先の目標が理解できれば、子どものモチベーションは大きく上がります。
役に立っている、ことの実感
大人もそうですが、今の行動が誰かのためになっているということが実感できれば、それは大きな原動力になります。
子どもにとっての”誰のため”は家族や友だちなど小さなコミュニティーの世界です。「ありがとう」「助かるよ」など声をかけてあげることで、貢献をしっかりと表現してあげましょう。
やる気を出させる環境づくり
子どもがお手伝いをする上で大切なのは、環境設定です。この環境の意味は、場のセッティングと空気感の両方です。
たとえば、高すぎる台の上では作業がしにくいので低い台を用意してあげます。親がまったく違う楽しそうなことをしていたら子どもは集中出来なくなってしまうので一緒に作業をするようにします。こういう工夫が環境設定です。
子どもの時間の流れに寄り添う
子どものお手伝いは、親からすればとかく時間がかかるもの。日常生活において大人は分単位の暮らしをしている人も少なくないでしょうが、ここはキャンプ。自然の流れに身を任せる環境の中で、子どものゆっくりとした作業スピードに寄り添ってあげましょう。
子ども向きお手伝いベスト5
子どもが好きなお手伝いは、変化が楽しめ、そして大人と同じことをしている実感が得られるものです。子どもが好きなキャンプのお手伝いベスト5を紹介します。
1、料理
2、テント設営
3、薪運び
4、買い物
5、寝床づくり
先の成果が見えやすいのがこれらのお手伝い。ぜひ子どもに体験させてあげてください。