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普通免許でも牽引できる、卵型のキャンピングトレーラー「T.Globe」ファンが増えているワケ(2ページ目)

なんと言ってもこのかわいらしいデザイン!

T.Globe

類を見ないこのかわいらしいフォルムは、もともとアメリカのカシータ社のトレーラーがベースとなっていて、それを日本仕様に変更したものなんです。

ひと目見て「あっ、T.Globeだ!」とわかるこのかわいらしいデザインは、個性派キャンパーにはもってこいのトレーラーですね。

普通自動車で牽引が可能

キャンピングトレーラ

出典:T.Globe

トレーラーを引いているクルマのイメージって、どんなものか想像できますか? おそらくトヨタ「ランドクルーザー」やランドローバー「ディフェンダー」など、馬力のある大型車という人がほとんどでしょう。

しかし、T.Globeは通常のSUVやミニバンなど一般的な普通自動車(3ナンバー)で牽引することができます。なんと、ユーザーの中には1.8Lのセダンで引いている人もいるとか! その手軽さを聞くと、夢が広がりますよね。

シンプルな構造なのに快適に過ごせる性能

T.Globe

T.Globeの象徴ともいえるこのデザイン。ボートなどに使用されているFRP(繊維強化プラスチック)をバスタブのような形に仕上げ、それを2つ上下に合わせたシンプルな構造になっています。

内側には特製の断熱材を挟んでいて、年中快適に過ごせる工夫が凝らされているんです。

実は、一般的なトレーラーは海外で過ごすことを想定してつくられているため、断熱材の効果があまりなかったり、雨水や湿度で腐食・サビが発生しやすかったりすることが多いそう。

長く使うことを考えると、日本の気候を考慮してつくられているT.Globeの機能性は、まさに理想のトレーラーなんです。

維持費が抑えられる

T.Globe

たとえば、T.Globeは普通自動車1台分のサイズとほぼ変わらないため、5×2.5mの駐車場に収まります。また、自動車税は1年につき1万円ほどで、重量税は2年で12,600円(車検ごと)と予想外の維持費ですね!

普通免許で引けるものがほとんど

キャンピングトレーラ

牽引免許が必要なものは、「自走しない状態の車両総重量が750kgを超えるクルマ」です。そのクルマを運転するために免許を取得するには、時間もお金もかかり、正直面倒……と感じる人もいるでしょう。

しかし、T.Globeのほとんどの車両は750kgを超えておらず、牽引免許なしで運べることができます。購入して牽引装置を付ければ、すぐに運ぶことが可能なんです!

小回りが利いて運転がしやすい

T.Globe

出典:T.Globe

T.Globeの特徴として、ヒッチボール(クルマとトレーラーを連結する部分)を中心に曲がるようになっていて、小回りが利くようになっています。

90度で曲がるような都心の住宅街やT字路でも、難なく曲がることが可能。運転に自信がない人でも、慣れれば簡単に運転することができますよ!

メーカーオプションを付けて機能性を向上できる

T.Globe 内部

出典:T.Globe

T.Globeはツーバーナーガスレンジやシンク、ディアルバッテリーなどが標準装備されていますが、オプションで様々なものを搭載することができます。

サイドオーニング外部温度シャワーなど、かゆいところに手がとどくオプションが盛りだくさん! ご自身のお好みのものをセレクトしてみてはいかが?

床地上高や車高が調整できる特注品もあり!

キャンピングトレーラ

さらに、デコボコした道が多い林間部や積雪路面を走行することが多い場合に備えて、床地上高を高くすることができ、反対にショピングセンターやマンション内の駐車場でも停められるように車高を低くできる特注品もあります。

住んでいる周辺環境やよく利用するお店、そしてキャンプスタイルにあったトレーラーを選びたい人は、この特注品を選択する手もアリですね!

T.Globeでちょっと気になったところ

と、ここまでは良いところばかりのT.Globeですが、気になるところも少々あります。2点ほど気になるポイントをご紹介。

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