エリステことエリッゼステークとは?
鍛造ペグのエリッゼステークを販売しているのは新潟県燕三条に拠点を構える「村の鍛冶屋」。燕三条といえば鍛冶の高い技術が世界的に有名な地域、村の鍛冶屋は鍛冶の本場から本格的なアウトドア用品をリリースしています。
エリッゼは「楕円」という意味
エリッゼステークの「エリッゼ(ELLISSE)」はイタリア語で楕円を意味しています。エリッゼステークは地中に打ち込む軸部分が楕円になっているためこの名がつきました。軸が楕円のため、通常のペグとは違い地中で回転しずらくなっています。
18、28、38、48cmの鍛造ペグがラインナップ
エリッゼステークは長さの違う3種類のアイテムが発売されています。18㎝はテント用に、28㎝はオールラウンドに、38、48cmはタープのメインペグとして使い勝手がいいサイズとなっています。
より頑強なエリッゼステークアルティメットも
刀を製造する際の非常に重要な工程「焼き入れ」、ただでさえ強靭なエリッゼステークに刀の「焼き入れ」技術を取り入れたのがエリッゼステークアルティメットです。
鍛冶職人の手によって一本ずつ焼き入れすることで硬く強く曲がらないペグに仕上がります。人気の商品なので売り切れ必至。在庫がある際は注文してみましょう!
【エリッゼステーク アルティメット】
燕三条の高度な鍛造製法で生み出される鍛造ペグであるエリッゼステーク。すでに強靭な鍛造ペグに刀を強くする技術「焼き入れ」を施こすことで、さらに強化されたペグがエリッゼステークアルティメット。まさに“究極”のペグです。
エリッゼステーク アルティメット 28cm ゴールド
●サイズ:28cm
●素材:S55C+焼入れ加工
エリッゼステークとスノーピークのソリッドステークとの違いは?
鍛造ペグといえば、もう一つ思い浮かぶアイテムがありませんか?そう、スノーピークの「ソリッドステーク」ですよね。砂利や石のサイトでも構わず打ち込むことができる強度を持つ、スノーピークのロングセラーです。
エリッゼステークとソリッドステーク、同じ鍛造ペグとしてどのように違うのでしょうか?耐久度、価格、レビューの比較をチェックしてみましょう!
エリッゼステークとソリッドステークの耐久度
エリッゼステークは地中に撃ち込む軸部が楕円形になっています。耐久度の向上、地中で回転しないという点がその形状最大の狙い。しかしキャンパーたちの見方としては、耐久度に関しては双方ほぼ同等と認識されているようです。
エリッゼステークとソリッドステークの価格
どちらも燕三条の鍛造製法で作られるある意味贅沢なペグ。強度でも製法でも並ぶ両者を価格で比較してみます。ほぼ同サイズのエリッゼステーク28とソリッドステーク30を基準として、公平性を期すためにどちらにもラインナップのある黒電着塗装モデルの価格を参考にします。
それぞれ1本の税込価格としてエリッゼステークが約350円、ソリッドステークが約450円と、100円ほどの差。さらにエリッゼステークは送料無料というオマケつき。価格面ではエリッゼステークが明確に優位なようです。
エリッゼステークはカラーバリエーションが豊富!
エリッゼステークの楕円形状と並ぶ大きな特徴はカラーバリエーションが豊富なこと。厚めの紛体塗装で色をつけているので、やすやすとはがれることはありません。
カラーモデルはサイトをカラーコーデできるというだけではなく、ペグが目立つためにつまづいたり回収のし忘れを防げるという点も大きなメリットです。
エリッゼステークの口コミ、評価は?
剛性が高くて打ちやすく、さすが燕製という質感の高さです。色付きなので目立ちますので、子供がつまづきにくいです。スノピのソリッドステークも使ってますが、エリッゼステークの方が更に太くて打ちやすいですし、抜けにくいです(撤収がちょっと大変)。(出展:楽天)
先日、キャンプでタープやテントを設営するのに使用したところ、強風のためプラスチックのペグがいくつか外れたのに対し、このペグはひとつも外れませんでした。赤は草地でも砂地でもよく目立つので、紛失するおそれも小さいと思います。(出展:amazon)
ソリッドステークの口コミ、評価は?
2回目のキャンプは河原。事前に調べてプラペグはダメだとわかっていたので購入しました。そして正解!友人のジュラルミンペグは即ダメになりましたが、ソリステはぐいぐい入ってゆきました。(出展:amazon)
大体どんな場所でもちゃんと刺さってくれるのと、しっかりテントやタープを支えてくれるのでキャンプではとても頼れる存在。撤収もコツをつかめばすぐ抜けてくれるものうれしい。欠点と言えばお高いことだが、価格に見合った仕事は果たしてくれるので使ってみたら納得できると思う。(出展:amazon)
やはり強度はどちらも折り紙つきの鍛造ペグ、どちらも遜色なく信頼できるペグといって良さそうです。エリッゼステークを選ぶ人の傾向としては、カラバリに魅力を感じたという要素が大きそうですね。
エリッゼステークとソリッドステークとの比較で見えたもの
ソリッドステークが完成度の高い鍛造ペグであることは間違いありません。その上で、楕円形状やカラバリ、コスパの良さといった鮮烈なキャラクターのあるエリッゼステークは遜色なく「二強」として並び立つ存在といえるでしょう。
スノーピークのブランディングに共感する人はソリッドステークでその世界観を楽しむのがいいでしょう。カラバリとコスパ、より革新的なスペックを求める人はエリッゼステークを選んでみてはいかがでしょうか。
気になるエリッゼステークのアイテムチェック!
【エリッゼステーク 18㎝】
鍛造ペグエリッゼステークの18cm。強力な力で断面を圧縮した楕円のペグは、このサイズでも侮れない強度を誇ります。固い地面でも躊躇せず打ち込めて、「エリッゼ(楕円)」の形状から地中で回転することなく大地をがっちり掴みます。さらにロープの引っ張り荷重も計算して作られている強靭な設計です。
エリッゼステーク 18cm ブラック 8本セット
●サイズ:18cm
●素材:S55C
エリッゼステーク 18cm イエロー 8本セット
●サイズ:18cm
●素材:S55C
エリッゼステーク 18cm ブロンズメッキ 8本セット
●サイズ:18cm
●素材:S55C
【エリッゼステーク 28㎝】
ソリッドステーク一強だった鍛造ペグというポジションに、鮮烈なインパクトで競争を生み出したエリッゼステーク28cm。アイディアと高い技術力の結集によって開発されたプロダクトは、完成度の高いソリッドステーク30の実力に匹敵する鍛造ペグです。
エリッゼステーク 28cm ブラック 5本セット
●サイズ:28cm
●素材:S55C
エリッゼステーク 28cm レッド 8本セット
●サイズ:28cm
●素材:S55C
エリッゼステーク 28cm イエロー 8本セット
●サイズ:28cm
●素材:S55C
エリッゼステーク 28cm ライトグリーン 8本セット
●サイズ:28cm
●素材:S55C
【エリッゼステーク 38cm】
強靭な鍛造ペグエリッゼステークの38cm。この強力なアイテムは何に使いましょう?タープにはもちろんですが、強風下でのテントに、ペグが立ち辛い地面での切り札に……。使い道を妄想するだけでアウトドアのわくわくイメージが膨らみます。
エリッゼステーク 38cm レッド 4本セット
●サイズ:38cm
●素材:S55C
エリッゼステーク 38cm イエロー 4本セット
●サイズ:38cm
●素材:S55C
エリッゼステーク 38cm ブルー 4本セット
●サイズ:38cm
●素材:S55C
エリッゼステーク 38cm ホワイト 4本セット
●サイズ:38cm
●素材:S55C
エリッゼステーク 38cm ピンク 4本セット
●サイズ:38cm
●素材:S55C
【エリッゼ 鍛造焼入れ ペグハンマー】
鍛造された後に刀を硬く強くする技術「焼き入れ」が施されたペグハンマー。そう、“究極のペグ”エリッゼステークアルティメットと同じ製法で作られた胸が熱くなるハンマーです。
「究極のハンマーで究極のペグを打つ」、キャンパーの楽しみを増やしてくれるプロダクト。グリップ形状やヘッドにも妥協のないこだわりが盛り込まれています。
エリッゼ 鍛造焼入れ ペグハンマー
●サイズ:(約)幅102×長さ303cm
●素材:ハンマー部=鍛造鋼材、ヘッド=真鍮製orステンレス、木柄=樫の木
【エリッゼ ペグ収納マルチコンテナボックス】
幅42cmでエリッゼステーク38cmも収納できるマルチコンテナ。ペグに留まらずハンマーやロープなども収納できる大容量です。汚れや擦れにも強い生地が野外でも気兼ねなく使えます。型崩れを防ぐ補強板も嬉しいさすがの気配り設計。
エリッゼ ペグ収納マルチコンテナボックス
●サイズ:(約)幅42×奥行15×高さ15cm
●素材:ポリエステル
【エリッゼステーク 28cm用 ペグ&ハンマー収納袋】
エリッゼステーク28cmに最適化されたペグ&ハンマー収納袋。馴染み深い巻くタイプの収納袋ですが、それで終わらないのが「村の鍛冶屋クオリティ」。
ステンレスリングを付け、なんとエプロンスタイルで着用して使える仕様に。村の鍛冶屋らしいアイディアのつまったわくわくできるアイテムです。
エリッゼステーク 28cm用 ペグ&ハンマー収納袋
●素材:綿・レーヨン・ステンレス
鍛造ペグの革新を楽しもう
エリッゼステークという魅力的な挑戦者によって、「鍛造ペグ」に競争が生まれたことはアウトドアマンにとって幸福な事件です。使い捨ての消耗品だったペグに革命を起こしたソリッドステーク。
鍛造ペグと言えばソリッドステーク一強という牙城を崩し、さらに楕円やカラバリといった革新を起こしたエリッゼステーク。よりユーザーが増えるであろう鍛造ペグと、アイディアと技術で未来をひらく「村の鍛冶屋」のようなメーカーから今後も目が離せません。
MURA NO KAJIYA opens up the future!
村の鍛冶屋が未来をひらく!