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【もっと早く知っていれば…】汚れたまま放置してた「鍋」を磨いてみたら、衝撃のビフォーアフターに!

キャンプの醍醐味は何といっても焚き火タイムや炭火で作るキャンプ飯。でも、ケトルや鍋についた煤汚れや、しつこい油汚れってなかなか落ちないんですよね。ギアを長く愛用するためにも、すっきりキレイにお手入れしたい! と願う方も多いはず。

そんな人におすすめなのが、ブッシュクラフトの布たわし「ピカリン」。そのスゴさ・魅力をレビューします!

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目次

アイキャッチ画像・本文中画像:筆者撮影

煤&焦げもギアの「味わい」だけど、お手入れも必要…

キャンプ朝ごはんの様子

キャンプギアのなかでも、特に汚れやすい調理器具。「煤」「焦げ」がつきものですよね。ケトルやダッチオーブンなどの鉄鍋も、あっというまに底が汚れだらけになってしまうもの。

「これもいい味だ!」と思っていましたが、永く使うためにも、定期的にお手入れしたくなります。

そんなときにおすすめなのがこの「ピカリン」!

かわいい名前の「ピカリン」って…何者?

ブッシュクラフト公式サイトから、3色のピカリン

出典:ブッシュクラフト

もじゃもじゃのハギレのような風貌のこれ、実は「布たわし」。

青・赤・緑の3色展開なのですが、単に色が違うんじゃなく、布の粒度が異なっています。

ブッシュクラフトピカリン

青は「粗目」、赤は「中目」、緑は「細目」で、用途によって使い分けることが可能。今回筆者は、マルチに使えそうな程よい粗さの「中目」を購入してみました。

ちなみに…「陸上自衛隊」が主要取引先のメーカーが作ってる!

出典:bushcraft
  • 余談ですが、このピカリンを手がけているのは、Bush Craft Inc.ブッシュクラフト株式会社。「森と生きる。」をテーマに、キャンパー向けのアイテムやサバイバルアイテムを多数手がける会社で、キャンプ場も所有しています。アウトドアショップはもちろん、陸上自衛隊消防署も主要取引先というんだからすごい!

ピカリンのここがスゴイ!7つ

1|研磨剤入りだから洗剤要らず

ブッシュクラフトピカリンの素材アップ

「ピカリン」は綿布素材で、人工研磨剤が含まれています。そのため、落ちにくい煤や頑固な油汚れも、水に濡らしてこするだけでキレイにできるしくみ。

洗剤を忘れてしまうと、ギトギトの油汚れや真っ黒な煤汚れが結構致命傷だったりしますよね……なので、洗剤不要なのは本当に助かります!

2|変形するから、洗いやすい

ピカリンを手で握って変形する様子

もじゃもじゃの布たわしなので、形も自由自在。洗いにくい角鍋の隅や焼き網に付着する焦げや汚れ、鉄板の溝など、洗いにくい箇所の汚れしっかりキャッチできるんです。

また、金属たわしと違ってギュッと握った際に手に刺さらないので、ケガをすることなく安心してガシガシと使えます。

3|鍋裏の煤汚れに効果てきめん!

汚れが付いたアルミプレート

こちらはピザやパンを温めたり、お肉を焼いたり、何かと便利で愛用中の大型アルミプレート。気が付けば底面がこんなに煤汚れや焦げがついていたので、水に濡らしたピカリンでゴシゴシこすってみると……

汚れが半分落ちたアルミプレート

スポンジ+洗剤ではなかなか落ちなかった頑固な煤焦げ付きが驚くほどすっきりと取れました! 左右の違いは明確!

キレイになったアルミプレート

煤アリの状態も味わい深くて良かったのですが、やっぱりキレイになると気持ちがいい

特に大掃除シーズンの年末は、キャンプで使ったギアたちを来年も愛用するためにも、ちゃんとお手入れしたくなるもの。焚き火で使う焼き網の汚れなんかも、ピカリンを使えばスッキリ落ちそうですね。

4|ベトついた汚れもピカピカに

キャンプや自宅で愛用しているメスティンのベトついた汚れ、気になりつつも「キャンプ用だし、仕方ないか~」と半分諦めていたのですが、ピカリンでガシガシこすると、眩しいほどのシルバーに……!

「ピカリン」という名前にも納得。こりゃほんとすごい……。

5|ギトギトの油汚れも

鉄板でステーキ肉を焼く様子

キャンプといえば、やっぱりBBQ! 肉や海鮮、野菜なんかもいっぺんに焼けちゃうから調理も簡単で助かりますよね。

焦げ付いた鉄板の汚れ

でも、調理後の鉄板は油脂食材から出た汁が固まっちゃってギトギトに……。食後のお手入れがちょっと大変で。なので汚れが完全に取れないまま、仕方なく持ち帰ることもしばしば。

ピカリンで汚れを落としている鉄板の細かい溝

そこで濡らしたピカリンでこすってみると、すべての汚れが取れてつるつるに! 細かい溝に溜まる汚れも落としやすく、洗い残しもありません。

ピカリンで汚れを落とした鉄板

水だけで落ちないようなひどい油汚れの場合は、少量の洗剤を併用すると完璧ですよ!

6|野菜の泥落としにも使える

実はピカリン、野菜の泥落としにも使えるんだとか。試しに泥付きごぼうを買って洗ってみたら、黒かったごぼうがすっかり白くなりました。時短で料理の下ごしらえができるのは嬉しいですね。

公式サイトには「野菜の皮むきもできる」と書いてあるのですが、個人的には可食部に細かい研磨剤が入り込みそうなのが不安なので、皮むきには使わないかも……。面倒な泥落としができるだけでもありがたい!

7|ベランダの汚れやすい場所にも

テラスの水栓

アウトドアシーンだけでなく、日常生活の中でも便利。材質にもよりますが、砂埃で汚れが溜まりやすいベランダ周りや、水垢が気になる水回りのお掃除にも活用できますよ。

注意したいポイントは…

傷がつくと困る素材には使用NG

ピカリンの使用に気を付けたいキャンプギア

人口研磨剤が入っているおかげで、頑固な汚れをラクに落とせるのが「ピカリン」の魅力。でも逆に言うと細かい傷はつきやすいので、傷つきやすい材質のものには使用しないこと!

特に注意が必要なのが、フッ素加工など表面が特殊コーティングされているもの。ピカリンに含まれる研磨剤で表面加工がはがれてしまう可能性があるので、使用するアイテムの素材は、正しくお手入れするためにもしっかりと確認を。キャンパーに人気のマルチグリドルも「イノーブルコーティング」加工なので使わない方が良さそうです。

ピカリンで洗ってキレイになったメスティン

こちらは先ほどピカリンで汚れを落としたメスティン(アルミ製)の底面。汚れは落ちましたが、細かい傷がついてしまったので気になる人はご注意ください

ほかにも、大切な木製食器や繊細な漆器、ステンレスや陶器のシンクには使わないほうが無難。あくまで、多少傷がついてもOKなアイテムへの使用がおすすめです。

食材を洗った後はよくすすぐ

メスティンをすすいでいる様子

食材の泥落としや調理器具の内側などに使う場合は、研磨剤が食材に残ってしまわないようにしっかりと水ですすぎましょう

使用後はしっかり乾かす

ピカリンを乾かしている様子

長く衛生的に使うためには、使用後は水ですすいだり、熱湯に浸してからよく乾かすと、衛生的に長く使えます。

ピカリンは綿布なので、高温多湿な場所での保存はカビの原因になるので避けましょう。

大切なキャンプギア、お手入れをして永く愛用しよう

鉄板、メスティンとピカリン

大切なキャンプギアを永く愛用するためにも、煤や油汚れはしっかり落としておくことが何より大切です。

定期的なお掃除アイテムとして頼れる「ピカリン」。なかなか落ちないな~という頑固な汚れがある人は、ぜひお試しを

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