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先輩キャンパーが教えてくれた「このアイテム最高なんです!」BEST5【大阪府在住のキャンパー・YUSUKEさん】 

先輩キャンパーに愛用のキャンプギアを教えてもらう当連載。今回のゲストは、むだのない美しさを念頭にギア選びをしているYUSUKEさん。

機能美を追い求めつつ、「主張しないモノたちで、主張したい」を掲げるキャンパーがいま愛用しているアイテムとは……?

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目次

アイキャッチ・記事中画像提供:YUSUKEさん

今回アイテムを紹介してくれるのは大阪府在住のキャンパー・YUSUKEさん

ゆうすけさんのキャンプ風景

「美しい自然のなかで、自分だけの空間を作ることが好き」と話すYUSUKEさん@yskkk89)。

キャンプサイトに漂う空気感、そこにいる家族や仲間たちの仕草、表情。気に入ったギアの佇まい。その一瞬を切り取るため、キャンプ中はカメラを持ってうろうろしていることが多いのだとか。

ゆうすけさんのキャンプ風景

そんなYUSUKEさんがキャンプ道具を買ううえで意識していることは3つ。

機能的で、デザインがシンプルなモノ。それとオーセンティックなモノを選ぶようにしています。

インスタで色々とショップはフォローさせていただいておりますが、なかでも福井のTech Countryさんはセレクトが自分好みで、よくチェックしています

余分な装飾のない“そのものの美しさ”に視点を当てて、アウトドアでの時間を満喫しているYUSUKEさん。なかでもお気に入りのギアを5つお聞きしました!

1|北欧発のどっしり構えるテント

フェールラーベン「アビスコドーム3」

フェールラーベンのアビスコドーム3

今から60年以上前にスウェーデンで誕生したフェールラーベン。

日本では四角いリュック、通称「カンケンバッグ」を思い浮かべる方も多いと思いますが、じつはテントが本格派

ドーム型テントは数あれど、これほど美しい曲線は他にないかなと。どっしりと地に伏したようなシルエットが大好きです。

北欧のブランドならではの上品な色味もお気に入りです

フェールラーベンのアビスコドーム3

テントにはインナーテントが付属。吊り下げ式のため、シェルターとして単体で使えるところも◎。

秋以降はインナーテントをつけずに、ストーブをインストールしてお篭りするのにもってこいなのだそう。

アビスコドーム3でくつろいでいる

自立するテントは、設営してから場所の移動が簡単。だから写真を撮るとき、構図を調整しやすくていいんです

3本のポールをクロスすることで自立するドーム型という点も、写真好きのYUSUKEさんにとって大事なポイント。

テント内は十分な高さがあり、ローチェアに座った状態でくつろげるところも魅力です。

フェールラーベン アビスコドーム3

収納サイズ20cm×44cm  
重量3680g
素材フライシート:20D TripleRip ナイロン100%
本体床:40D PU ナイロン100%
内容インナーテント、フライシート、ポール3本、張り綱8本、ペグ18本、リペアキット、補修用一式(ポール、ペグ、張り綱)

2|アウトドアテーブルの終着点

hxo「Standard White Solo Set」

hxoのスタンダードホワイトソロセット

そのデザイン美と拡張性の高さで、近年キャンパーからアツい視線を集めている「hxo(エイチエックスオー)」。

キャンプを始めた頃から、アウトドアテーブルの行きつく先はこれだと、個人的に思っていました。

関連する部品もいろいろとあって、良く考えられていると思います。デザイン性と実用性が両立しているところがとにかく素晴らしいです

hxoのスタンダードホワイトソロセットを拡張している

YUSUKEさんが愛用しているのは、テーブル、ギアポール、ストレージトレイが一式になったソロにぴったりのモデル。

これをベースに、友人から譲ってもらったバーナーサポートを合わせ、テーブル横にコンロを実装。使い勝手の良さをアップデートしています。

バーナーサポートレッグは、FOREST NINEさんのもの。オーク材の質感がhxoテーブルの質感と似ていて、セットしたときの統一感がお気に入りです!

hxoのスタンダードホワイトソロセットのテーブルだけ使う

テーブルだけ持ち出して、好きな場所でさくっとコーヒーブレイク……なんて使い方もサイコーですね。

▼hxo「Standard White Solo Set」の詳細はこちら

3|ケトルだけど、インスタントラーメンもOK

MSR「チタンケトル0.85L」

MSRのチタンケトル

山でもキャンプでも使える、お湯を沸かせる道具を探していて出会いました。

チタンだから、軽くて丈夫。ずんぐりむっくりした形がなんとも可愛らしいです

もともと山登りにハマっていたYUSUKEさん。お子さんが生まれてからは疎遠になっていたものの、昨年からヤマ熱が再燃。

そういった背景もあり、山にも背負っていける軽量なポットを求めていたのだそう。

MSRのチタンケトルを火にかけている

湯沸かしだけじゃなく、袋麺も作れてしまう0.85Lという絶妙な容量が気に入っています

手軽に作れて、安定のおいしさを提供してくれるインスタントラーメン。調理の際は0.5L前後の水を使うので、小さなクッカーだと煮込めないことも。

でも0.85Lのこのチタンケトルなら、麺を割らずに入れられて、しかも吹きこぼれも回避しやすいという、とにかくちょうどいい大きさです。

4|インド生まれのハイスペボトル

milton「サーモボトル 500ml」

ミルトンのサーモボトル

milton(ミルトン)という、インドのハウスウェアブランドのもので、人とあまり被らないところが好き。大阪の服屋Walls&Bridgesさんで知り、かれこれ4年ほど愛用しています

ボディは品ある輝きのステンレス。真空二層構造になっているので、保温12h、保冷24hという実力派。

さらには、内側に銅のコーティングを施すことにより、金属製ボトルにありがちな鉄っぽい味移り・におい移りを軽減しています。

ミルトンのサーモボトルの質感

出典:Walls&Bridges

このハイスペックな機能に、ミニマムなデザインが加わり、まさにYUSUKEさん好みだったというわけ。

曲線美が際立つくびれは、まるでスタイリッシュなとっくり!? のようです。

ミルトンのサーモボトル

日々のお出かけなど、日常でもよく使っているのだそう。シンプルながらも存在感のある佇まいです。

▼milton「サーモボトル 500ml」の詳細はこち

5|真冬に欠かせないのは……

ナンガ✖️Nicetime Mountain「Nicetime UDD BAG 800」

ナンガとナイスマウンテンの別注シュラフ

真冬用のシュラフを探していた際、デザインと色味に惚れて購入したのが、ナンガと東京のアウトドアセレクトショップ「Nicetime Mountain」がコラボした別注モデル。

ナンガのシュラフは「オーロラライト」と「UDD」とで大きく分かれますが、個人的にはUDDのモチモチした柔らかい生地に包まれた時の心地よさがとても気に入っています

ナンガとナイスマウンテンの別注シュラフの質感

出典:Instagram by @nicetime.mountain

両者の違いは、ダウンの天敵、水分に対する加工。

オーロラライトは「表地が防水素材」であるのに対し、UDDは「羽毛そのものに超撥水加工」がされています。

YUSUKEさんが体感しているように、包まったときの肌あたりのよさ重視ならUDD。より悪天候向きなのはオーロラライト、といったところでしょうか。

ナンガとナイスマウンテンの別注シュラフ

絶妙な色味のグレーカラーも惹かれたポイントでした

Nicetime Mountainの別注モデルは、同様のグレーカラーで展開中。

3シーズン向きモデルもあるので、シックなカラーリングが気になった方はお見逃しなく。

▼ナンガ✖️Nicetime Mountain「Nicetime UDD BAGの詳細はこちら

自分が“湧く”、モノ・コトを

ゆうすけさんのキャンプ風景

アウトドアギア、そしてフィールドも、余分な装飾のない、そのものの美しさにフォーカスを当てているYUSUKEさん。

選りすぐりの道具を持って、足の赴くまま、好きな場所へ……そんなスタイルに共鳴した方は、ぜひ世界観を覗いてみてください。

きっと「あー旅に出たい……」そんな気持ちになりますよ。

▼YUSUKEさん Instagram

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