気になる「最新版テーブル3種」を徹底チェック!
今回用意したのは、2020年注目の新作テーブル3つ。それぞれ、使用シーンがまったく違うテーブルたちです。
組み立ててみると見るからに違う、三者三様のテーブル。みなさんどれが気になりますか? それではひとつずつ、特徴や使い方をチェックしていきましょう!
①天板サイズとコンパクト収納が地味にちょうどいい!「ジミニーテーブル」
収納サイズは約61(幅)×28(高)×12(厚み)cmで、重さは約5.6kg。車へ積むのはもちろん、中〜大型オートバイでも積めそうなコンパクトさです。
収納袋は開閉しやすく、出し入れしやすい
収納袋の開閉ジッパーはダブル仕様。取っ手を持って開けるタイプで開口部が広く、パーツの出し入れがとてもしやすいです。
中に入っていたのは「脚部パーツ」、「天板支持ポール×2本」、「折り畳まれた天板」。天板の折り畳み方が工夫されているため、収納袋にピタリと収まっていました。
組み立ては力いらずで迷わない
まずは脚部パーツを組み立てから。ハブ部品にポールを差し込む作業です。
すべてのポールはショックコードで繋がっていますので、迷うことなく簡単にできます。
組み上がった脚部に、2本の天板支持ポールをしっかりとはめ込みます。
支持ポールの上に天板を載せて広げたら、天板裏のブラケットに天板支持ポールの先端、全部で4カ所を差し込みます。
しっかりした木製天板で風合いも良好
わずか3行程で完成しました。天板サイズは約95×60cm。木製天板の厚さは約1cmあり、想像以上にしっかりしています。
一般的なハイテーブルの天板地上高基準が約70cm。そしてローテーブルの天板地上高基準が約38cmと言われています。
ジミニーテーブルの天板地上高は約56cm。ハイとローの中間的な高さのため、チェアとの組み合わせはどうでしょうか……。
ソロでの大きさ、高さのバランス「じつによし」
同社のローチェア「スワルスエックス」と組み合わせたところ相性バツグン。
どちらもコンパクトながら1〜2人用のリビング用として必要十分なサイズ感と快適性です。
スワルスエックスとの組み合わせで食事の体勢をとると、姿勢に無理はなく、足元の窮屈感もありません。
これがメーカーのキャッチコピー「地味にいい感じ」たる所以なのでしょう。
ソロキャンプやふたりキャンプに必要十分なテーブルは、このように使うのはいかがでしょうか? 地味にいい、というよりは、じつにいい感じでした。個人的にとても好みのテーブルです。
DOD「ジミニーテーブル」の詳細はこちら
②使い方を想像するだけでワクワク「LOGOS Life キッチンパーティーカウンター7070(ヴィンテージ)」
収納袋のサイズは240(幅)×120(奥行)×850(高さ)mm。重さは6.2kg。ファミリー用の折り畳み式リビングテーブルと同様の収納サイズ感です。
パーツはちょいと多めです
では開封。収納袋の中には脚部パーツ、天板支持ポール(上下段分で4本)、折り畳まれた天板(上下で2枚)、オタマなどをかけるためのバー関連パーツ(3つ)と、コンロ用風防が入っていました。
構造をしっかり理解すれば組み立ては簡単
組み立ては、まず脚部を広げます。
下段天板用の支持ポール2本を脚部にセットします。
小さい方の下段天板を広げて支持ポールにセットします。
上段天板用の支持ポールをセットします。
大きい方の天板を広げて、支持ポールの先端を天板裏の留め具に差し込みます。全部で4カ所あります。
ロゴマーク入りの布帯(コンロ用風防)と、調理用具をかけておくバー、そのバーを支えるポールを組み立て上段天板の穴に合わせ、付属のプラねじで固定します。
組み立てには少々手間がかかりますが、実際の機能性・実用性はどうか。天板が2段になっているので、シーンに応じた活用法を想像してみましょう。
風防は用途に応じて脱着ができます
風防は取り外してバーのみのセットもできます。オタマなどを掛けるときは、このスタイルが便利です。
立食用のパーティーテーブルにもおすすめです!
下段天板のサイズは約60.5×46cm。上段天板との間隔は約21.5cm。
上段天板のサイズは幅、奥行き共に約70cm。ツーバーナーも余裕で載るサイズです。
立った状態で作業がしやすい高さ設定のため、本来はバーナー台や調理台として推奨されているテーブルです。
下段テーブルを小物置きとして便利に活用すれば、ほかに活躍するイメージが浮かんできます。立食用のパーティーテーブルやバーカウンターなど、幅広いシーンで楽しく実用的に扱える逸品だといえますね。
LOGOS キッチンパーティーカウンター7070
③ソロなら主役級のテーブルに!「バタフライサイドテーブル」
その名の通りサイドテーブルという位置づけの本製品。収納サイズは約64(幅)×40(高さ)×6(厚み)cmで、重さは約2.1kg。まず、この軽さが魅力です。
組み立ては一瞬!この手軽さがいい
収納袋の中には脚部の折り畳まれた状態のテーブルがあるだけ。収納袋がジッパーで全開するので、出し入れはとても楽々です。
脚部を広げるだけではい、ワンタッチで完成します。
どっしりとした高級感漂う雰囲気。天板はアイアンウッドのような焦げ茶色で木製のように見えますが、じつは軽さと耐久性を備えるメラミン樹脂製です。
天板サイズは約50(幅)×40(奥行き)cm。天板の厚さは約1.5cm。十分な強度を持ちながら、この軽さと安定感は特筆もの。
手軽に扱えて安定感・高級感を併せ持つ
天板の地上高は約44cm。ローテーブルとしてはやや高めの設定。市販のフィッシングチェア(座面高約25cm)に座って食事の体勢をとっても、無理な姿勢にはなりません。
15インチ画面のノートPCを載せてみるとちょうどいい収まり具合。安定感の高いテーブルなので、タイピングも楽々です。
サイドテーブルという位置づけですが、ソロ用として割り切るのもアリ。小型のチェアと合わせてメインテーブルにも使える主役級のアイテムです。
同社のバタフライテーブル90、120の補助としてだけでなく、ソロキャンプでも使える出番の多いテーブルになりそうです。
コールマン「バタフライサイドテーブル」の詳細はこちら
使用シーンを想像して選ぶことから楽しんで!
キャンプ用テーブルは、食卓、バーナー台、調理台、棚など、用途や機能が重視される道具です。必然的に手に触れたり目に触れたりすることが多いので、デザインや質感がいいと嬉しくなります。
今回選んだ3つのテーブルは、どれも質感が高く、使うシーンを想像すると楽しくなるものばかりでした。どうぞ、テーブル選びの参考にしてみてください!