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DOD 二次燃燃焼シリーズの集大成!?「すけもえファイヤー」を使ってみたら……(2ページ目)

燃えっぷりは上々!

DOD「すけもえファイヤー」

着火から15分ほどが経過しました。炎は凄まじい勢いで燃え上がっています。煙突効果に加え、高温になった二重壁による保温効果も相乗し、ますます燃えやすくなる好循環です。

さて二重壁が高温になったということは、アレが発生するはず。そう、二次燃焼です。

二次燃焼と炎の情緒を両立

DOD「すけもえファイヤー」

見事に二次燃焼が起こりました。ピューッと音がしそうな炎の筋が飛び出し、煙を喰らい尽くしてしまいます。美しいばかりでなく、煙の少ない焚き火となるメリットも見逃せません。

DOD「すけもえファイヤー」

出典:DOD公式

ちなみにもっともっと本体が熱くなれば、メッシュ側からも炎の筋が噴出してきます。

DOD「すけもえファイヤー」

それでいて炉内の炎も鑑賞することができました。二次燃焼焚き火台のデメリットである「いまいち炎が見えない問題」を、メッシュによってスタイリッシュに解決です。うさぎの顔が誇らしげな表情に見えてきました。

焚き火調理も快適に

DOD「すけもえファイヤー」

さて調理のしやすさはどうでしょうか? 本体が平べったい形状なので、まずゴトクを必要としないクッカーが多いと思います。DODの「○○もえファイヤー」シリーズは、これが地味にメリットですね。

開口部の奥行きを下回るクッカーの場合は、付属のゴトクを使えばOKです。

DOD「すけもえファイヤー」

鉄板も使ってみました。付属のゴトクにはギザギザが刻まれているので、鉄板をしっかりキャッチ。肉を裏返すときに、鉄板がズレてしまう事案が起こりにくかったですね。

片付けのしやすさは?

DOD「すけもえファイヤー」
DOD「すけもえファイヤー」

本製品は燃焼効率がいいので、燃え残りは微々たるもの。自然に火が消えるまで待てば、片付けする炭は大した量にはなりません。

ひとつ要注意なのは、水をかけて消火するのは厳禁です。パーツが大きく歪み、組み立てと分解が困難になる恐れがあります。

DOD「すけもえファイヤー」

消火後の片付けは、インナーだけを外して灰捨て場に持って行くことができます。インナーは組み立て式とはいえガッチリと組み合わさっていて剛性があるので、ひっくり返して灰や炭を捨てられます。

DOD「すけもえファイヤー」

ただし遮熱板は灰を捨てに行く前に引き出しておいた方が無難でしょう。持ち運ぶときに大きく傾くと、スライドして抜け落ちる危険があります。

気になったところは……?

燃えがよく、二次燃焼も楽しめる快適な焚き火台でしたが、少々気になった部分もありました。

DOD「すけもえファイヤー」

縦に平べったい形状なので、焚き火中に倒れないか心配ではあります。もちろん普通に焚き火をしていて倒れることはないし、このときも実際、倒れそうになることすらなかったのですが、薪を無理にねじ込もうとして……といった不注意には気をつけたいところです。

DOD「すけもえファイヤー」

調理中、ゴトクがうまくハマらないことがありました。いったん下ろして組み直せば改善しそうですが、アッツアツのゴトクを組み直すには冷却時間が必要で、調理中はその時間が歯がゆいもの。

シンプルな一枚構造のゴトクを、キャリーバッグに一緒に入れておいてもいいかもしれませんね。

ソロ用焚き火台の正解のひとつ

DOD「すけもえファイヤー」

本製品の最大の特長は、二次燃焼してかつ炎を鑑賞できること。そのメリットは存分に享受することができました。

それに加えて壁のような形状なので、焚き火台自体がリフレクター的に体の前を覆い、想像以上に暖を取ることができます。ソロ用の焚き火台として、正解のひとつと言える形状かもしれません。

DOD「すけもえファイヤー」

というわけで以上、DODの「すけもえファイヤー」を実際に使ってみました。二次燃焼する組み立て式の焚き火台もだいぶ増えてきましたが、購入候補に入れて間違いのない製品だと思います。

冬キャンプでますますありがたくなる、焚き火の炎。よく燃える焚き火台をお探しのキャンパーは、せひチェックしてみてください。

「すけもえファイヤー」の詳細はこちら

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