まずはその独特な構造をチェック
人気再燃中のプロレスや格闘技好きにとって、リングは興奮を与えてくれる神聖なステージ。
大晦日におこなわれる某格闘技の中継を楽しみにしている皆さんも、先日発表された対戦カードをみて胸を熱くしていることでしょう。
そんな日ごとに寒さが増すこの時期、DODから新作の焚き火台「リングヲモヤセ」がリリースされました。
これは格闘技のリングに着想を得たデザインで、四方にはコーナーポストが立てられ、さらにワイヤー製ロープが張られています。
ロープが4本でなく3本なので、どちらかというとプロレスのリング的な味付けですね。
この焚き火台、本来ならリングマットとなる部分が火床となっていて、通気を確保するためのステンレスメッシュ、その下に灰受けが設けられています。
灰受けパーツの側面には通気口も確保されているため、燃焼性能もバッチリ。
この「リングヲモヤセ」には高い壁が設けられていないので、薪が燃える姿をいろんな角度から楽しむことができるのも特徴です。
選手を応援する代わりに火種に空気を送り込んで、白熱の展開を盛り上げましょう。
※最初の組み立て時にポールにワイヤーを通す必要がありますが、2回目以降はポールとワイヤーはタイベルトでまとめておけるので、設営も楽ちんです。
特殊な形状なだけに組み立てが複雑に見えますが、この動画にある通り、とくに難しいことはありません。
付属する収納ケースから本体を取り出し、反射板パーツの上に火床パーツを配置。ポール、ワイヤーネットを四方に差し込んで、ロープにテンションをかけたら完成。
調理する際は、ロストルの角に設けられた突起をポールの先にある穴に入れれば固定が完了です。
リングサイドの観衆は、暖かさを足元から実感!
通常格闘技のリングは見上げる場所にありますが、「リングヲモヤセ」は見下げる位置に。
火床が低い設計なので、ローチェアを使っていても足もとから熱を感じられます。
実際、地面から火床までの高さは20cm以下。それでいながら熱反射板が熱を周りに還元しつつ、地面への熱を軽減させるので、環境への負荷も少なく済みます。
上記の図が示すとおり、測定値では約76%という高い遮熱効果を発揮。
もちろん、燃えている木片などの落下による延焼を防ぐために別途耐火シートを敷く必要がありますが、こんなに低いのに地面を傷めにくく、芝生サイトでも使用できそうです。
展開時のサイズは幅31cm × 奥行き31cm × 高さ34.5cm。4人程度のグループまでなら一台で炎をシェアすることもできます。
ワイルドな焚き火料理にも対応
付属のロストルをコーナーポストに取り付ければ、焚き火での料理も楽しめます。
この焚き火台の対荷重は20kgなので、ダッジオーブン料理や、冬場にうれしい鍋料理をしても問題なし。
ロストルに覆われていない上部、もしくはロープの間から薪を“リングイン”できるので、火力調整も簡単。また、3段のワイヤーロープを利用して薪を立てかけることで、長めの薪だって使用可能です。
薪いじりを格闘技の試合に見立てて焚き火を楽しむ。そんな使い方ができるのも「リングヲモヤセ」の醍醐味なのです。
焚き火を思う存分楽しみ、『あしたのジョー』よろしく真っ白な灰になるまで燃やし切ったら、受け皿を斜めに傾けて捨てるだけ。
火床の構造がシンプルなので、掃除しにくいイヤな隙間に灰が溜まるなんてこともありません。
仲間と焚き火を囲んで熱いトークを!
「日常のいろいろな悩みを燃やし尽くして、明日からまた頑張ろう」。そんなファイティングスピリットを持つキャンパーに向けた、DODの意欲作「リングヲモヤセ」。
他の人と被らないユニークなアイテムをお探しの方、焚き火台にもさらなる趣味性を求める方はにぴったりの新作です!
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