夏キャンプ&BBQの季節が到来!
これから夏を迎え、キャンプやBBQや水遊びのハイシーズンに突入します。そこでマストなのが、直射日光を避けられる拠点づくり。
キャンプではテントサイトを構築しますが、キャンプ以外の外遊びでも、水分補給の休憩や着替えをする場所を確保しつつ、日除けをつくる必要があります。
アレの対策も必要に…….
対策が必要なのは直射日光だけではありません。混み合う人気スポットでは、周囲の視線も気になりますよね。
というわけで今回は、日除けと視線よけに活躍してくれそうな、あるアイテムに着目しました。
オレゴニアンのシェードに注目
日除けと視線よけによさそうなアイテム……それは収納ギアの鬼「Oregonian Camper(オレゴニアン キャンパー)」が発売した「メッシュシェード200」です。
ギアの収納だけに飽き足らず、人間を収納するスペースづくりにも手を出した模様です……というのは冗談で、オレゴニアンはグランドシートも高評価を得ており、「布系ならおまかせ」みたいなところがあるんです。
というわけで調査のために覆面購入してきました!
広げてみました。サイズは200×140cmと、何やら意味ありげな数字。こうして写真で見るとそうでもありませんが、実際に手にすると頼もしい大きさだと感じました。
ちなみに300×140cmの「メッシュシェード 300」もラインナップされています。
使い方は自分次第
パッケージの裏面には使用例のイラストが。「○○に便利!」という使い方の決められた製品ではなくて、自分のスタイルに合わせて、工夫しつつ活用するべき新商品なのでした。
まずは現物をじっくりと
それでは現物をじっくりと見ていきましょう。
今回選んだカラーは「ウルフブラウン」で、他には「カモ」と「ブラックカモ」がラインナップされています。オレゴニアンの定番と言えるカラバリですね。
四隅には頑丈そうなハトメと、外側にせり出したループが。ポールの先っちょを通したり、ガイラインを通したりできます。ゴツくてとても丈夫そう。
4辺それぞれの中間地点にもハトメが(合計8個)。多くのレクタタープと同じようなハトメ構成ですね。
メッシュの透け具合はこんな感じ。虫除けをアピールするメッシュシェルターの類よりは、粗い網目でした。ロープでグイグイ張っても耐えられるように、丈夫さを確保した結果だと予想します。
実際にいろいろな張り方をしてみた
それでは使用シーンを想定して実際に張ってみましょう。ソロの場合にもファミリーの場合にも対応できるよう、現物は2枚用意しました。
ソロサイトの視線よけに
ソロでのタープ泊を想定して張ってみました。タープ泊では前面を開放した状態の張り方も多いですが、本製品を組み合わせることでプライベート空間が確保されます。
テントの場合なら、BUNDOK「ソロベース」をはじめとしたパップ型テントの前面にぴったり。跳ね上げたキャノピーに、ほぼちょうどよく設置できる模様です。
タープの側面に
2枚を使ってタープのサイドウォールにしてみました。スクリーンタープは狭い、オープンタープだと視線が気になる……というジレンマをある程度払拭してくれそうです。
タープはどうしても日陰がズレてしまい、一部スペースに直射日光が降り注ぎますが、その問題もスマートに解決。メッシュゆえにほどよく通り抜ける風が気持ちいいですね。
しかしタープは違うブランドのものなのに、本製品が見事に側面を覆っています。これはなぜかというと……。
タープに4mの辺があれば神フィット!
本製品の200×140cmというサイズは、タープと組み合わせるのに絶妙なサイズでした。レクタタープには一辺が4mの製品が多く、Amazonで「レクタタープ 4m」で検索すると山のように候補が表示されます。
ちなみに撮影に使用したポールは自由に高さの変えられる無段階方式の製品。高さを140cmにすることで、まるで付属品のようなサイドウォールとなりました。カラー的にも汎用性が高いですよね。
ハトメの様子をご覧ください。
タープの端っこのポール、そして真ん中のポールにピタリときれいに刺さっています。工夫いらずで追加できるので手間がかかりませんね。もちろん状況によっては、抜けて飛ばされないよう対策が必要ですが。
今回使ったタープだと、本製品の辺の中間地点にあるハトメも、タープと連動していました。さらに強固に連結することも可能です。
参考までにタープは、Soomloom(スームルーム)の「レクタタープ4.0m×5.0m」、シンプルで高コスパなレクタタープです。
車中泊・バンキャンパーにとって超有能!?
本製品は、ソロ幕やレクタタープとの相性もいいのですが、バンを愛用するアウトドアスタイルで特に活躍する模様です。
そこでハイエースと組み合わせて試してみました。