家をリノベーションする人が続出!
「いま住んでいる家をもっと快適にしたい!」「新しい家を買って自分たちらしい家にしたい!」そういった思いを持つ人は少なくないでしょう。
昨今のコロナ禍で、家に対する考え方が変わってきていますが、中でもリノベーションで自分らしい住まいを実現する人が増えています。
趣味をテーマにしたものも多く、とりわけ「キャンプ」や「アウトドア」を主体としたものが急増しているそうです。
アンケート結果から、キャンプが趣味の人ほど課題を感じていることが発覚
こちらは国内No.1の中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」が、関東でマンションにお住まいのキャンパー219名に対して、2021年6月にアンケートを実施しました。
まずキャンプの実施回数について質問をしたところ、半数の人がほぼ毎月キャンプをしており、3割がほぼ毎週しているとの回答が。これだけ見ても、キャンプ熱は依然として高いことがわかります。
また、おうちキャンプをしているかという質問に対し、8割が「はい」と回答。
具体的な方法としては、1位「スキレット、ダッチオーブン、メスティンなどを利用してキャンプ飯を楽しんでいる」(52.5%)、2位「キャンプグッズを家具として使っている」(49.2%)、3位「テントやタープを張って子供用の遊び場にしている」(44.8%)とのこと。半数がキャンプ料理で気分を高めているそうです。
一方で、「キャンプを楽しむうえで、住まいの困りごとは何かありますか?」という質問に対し、1位「キャンプグッズの出し入れが大変」(61.6%)、2位「キャンプグッズの収納が足らない」(47.0%)、3位「キャンプグッズのメンテナンスをする場所がない」(40.6%)との回答で、収納面での困りごとが上位を占めていました。
キャンプは頻繁にするけれど、道具を収納するのに苦労?
以上のことをまとめると、キャンプを趣味にしている人ほど、家にやや不満に感じている人がいることがわかりました。多くの理由は、ギアの収納面とのこと。そんなことから、リノベる。にはキャンパーさんからマンションのリノベーションをしたい要望が増えているそうです。
では、実際にリノベーションを施した物件にはどんなものがあるのでしょうか。数ある中で、アウトドア要素を取り入れた好例5件を紹介します!
キャンパーが参考にしたいリノベーション事例【その1】
古木を織り交ぜた山小屋のようなテイスト
アウトドアを趣味に持つご夫婦とお子さん3名のお住まい。家事がしやすい導線を考慮した間取りが特徴で、家事をしながらでも子供の様子が見られるように、キッチン前に子供部屋を設けています。
3LDKの中古マンションの1室を購入し、リノベーションで間取りを2LDK+WICに変更。洋室をひと部屋なくしてキッズルームとWIC(ウォーク・イン・クローゼット)を用意し、キッチンの位置を変えて洗面室へ行きやすくしています。
WICには衣類を中心に収納し、着替えはここで済ませられるようにしています。扉を付けずすぐにアクセスできるようにすることで、お出かけの準備がしやすいのもポイントです。
キャンプ用品は入り口から入って右側の土間に収納。パンチングボードを設置し、フックを取り付ければディスプレイをアレンジできるのが特徴です。靴を脱がずにスムーズに外へ持ち運びできるのは便利ですね!