独自の展開を見せるブランド『YOKA』
“休日を最高のものにする”というコンセプトを掲げ、2015年に立ち上がったアウトドアブランド『YOKA(ヨカ)』。デザイナーでもある代表角田氏が、自分が本気で使いたいものを企画し、試作を重ね、製品化しています。
組み立て式の木製チェアやテーブル、鉄の焚き火台や調理用鉄板、テントから釣り竿なんかも。どれもインディペンデントな自由さが感じられるアイテムです。
YOKAのプロダクツに一貫しているのは、こだわりから生まれるデザイン性。使い勝手の良さは大前提として、さらに新たな視点も含めデザインに落とし込んでいます。できあがった製品をキャンプで使い込む中で、また次の発想が生まれていく。
そうした流れの中で誕生した、新製品「DOUBLE PAN(ダブルパン)」をご紹介します。
単体で使ってもOK!蓋として合わせ使いも◎新発想の調理器具「ダブルパン」
YOKAの「ダブルパン」は、鉄のスキレットが2つでセットなんです。若干サイズが異なっていて、大きい方が直径18cm、小さい方が直径17cm。この大きすぎず小さすぎずのサイズ感が、いろんな料理のイメージを駆り立ててくれます。
さらに面白いのが、重ねて蓋としても使えるという点。
横から見るとこんな感じ。蓋にして使えるように、取っ手がぴったり重なるように作られています。ただ、留め具がついてるわけではないので、傾ければ蓋は外れてしまうのでご注意を!
焚き火で活かせる!2つのスキレット使い
2つのスキレットがあれば、それぞれ別の料理を作りそのままテーブルに並べても絵になります。厚さ1.4mmの鉄製なので、料理も冷めにくく、熱々のまま美味しく食べられるのは嬉しいですね!
簡易燻製機として、スモーク料理も楽しめる
「ダブルパン」を重ね、間に網を挟めば簡易燻製機として活用することも。網の下にはチップ、網の上にはスモーク用の具材を乗せるだけとお手軽です。
オーブン料理もお任せあれ!
ダッチオーブンのように、蓋として被せたスキレットの上に炭を置き、上下から熱することでオーブン調理も可能です。
こちらは、ラザニアの調理場面。ソースとラザニアを何層か重ねて、火をかけた後、チーズをのせて、蓋をし最後の仕上げに焚き火台の下へ……。
こうすることでしっかりチーズに焼き目が付き、なんとも美味しそうな仕上がりに! 「ダブルパン」ならではの手軽さが焚き火とマッチして、いろいろな料理を試したくなってきますね。
「ダブルパン」で具材の旨味を引き出したカレーをつくって、ご飯を添えて食べるのも美味しいでしょう。お皿によそうよりも、なんだか魅力的なカレーにみえてくるから不思議です。
そしてこの鉄スキレットの最大の注意点は、取っ手が熱いうちは、決して素手で持ってはいけないところ。調理中はもちろん、テーブルにセットして食べる時も鍋つかみが必要ですね。
表面は、ハードテンパー加工がかけられており、油ならしがされ酸化皮膜がついた状態です。最初だけ洗剤を使って洗えば、すぐに料理に使えます。
初めは青っぽい表面ですが、使っていくうちに徐々に黒くなってきますよ。使い込んだ「ダブルパン」は、さらに愛着が増していくでしょう。
ブランドとユーザーの近い距離感こそ、YOKAの魅力!
作り手の楽しさがダイレクトに伝わるYOKAのアイテムたち。それこそが、このブランドの一番の魅力なのかもしれません。その想いに共感して、使ってみて、その楽しさが広がっていく。
大きなブランドにはない自由さとユーザーとの近い距離感。YOKAのYouTubeチャンネルでは、代表角田氏の製品企画段階から現場レポートまで含めた動画配信もされています。まるで一緒に新たなアイテムを作っているみたいな感じが伝わってきて面白いですよ。
さて、次の休日をどう過ごそうか。焚き火をして、あんなものこんなもの作って食べたいな……と「ダブルパン」で楽しい余暇のイメージを膨らませてみてはいかが?
【DOUBLE PAN(ダブルパン)】
価格:¥5,500(税込)
サイズ/大きい方:直径約18cm、高さ約3.5cm
/小さい方:直径約17cm、高さ約2.9cm
/重ねた時の高さ:6cm
取っ手の長さ/大きい方:9cm、小さい方:9.5cm
重量/大きい方:395g、小さい方:355g
厚さ:1.4mm
素材:鉄(ハードテンパー加工済み)
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