ジャックシェルタープラスを設営してみた
まずご紹介する前に一言。今回張るジャックシェルタープラスは数年前に本国で発売されたモデルを使用しています。今年4月に発売予定のものとは、若干細部の仕様が異なりますのでご了承ください。
セット内容は、シェルター本体・メインポール・アルミ製のペグ。今回は地面も固い山梨県西湖のキャンプ場のため、純正のペグは使わず鍛造製を使って設営していきます。
まずシェルターを広げ、4隅をペグで固定。
赤いベルトがついた部分にスリーブがあるので、ここにメインポールを通していきます。色がついているので、初めて建てる時もポールを入れる場所がとてもわかりやすいです!
メインポールを入れたら、赤いベルトの先にあるグロメットにポールの先端を差し込みます。この時、必ず赤いベルトを緩めた状態で差し込んでくださいね。
どのテントもそうですが、ベルトを締めた状態で設営するとポールが折れることがあるので、必ず緩めた状態で設営しましょう。
ここでちょっと風が強くしなってしまいつつも、なんとか大丈夫!
次に四隅にサイドポールを設置(写真のジャックシェルタープラスは、現行品とはサイドポールポケットの形状が異なります)。
サイドポールは、上部をターポリン製のポケットに、底部はグロメットに差し込む仕様です。
このポケットは長さ調整が可能で、様々な長さの登山用ステックにも対応可能。本体から伸びているウェビング(ベルト)をサイドポールに巻き付けることで、より強固にすることができます。
ウェビングの巻き方はこちらの動画を参考にしてみてください!
サイドポール設営時の注意点をひとつ
サイドポールを過度に高く設置すると、サイドポール部分に雨水が溜まってしまいます。アーチ状のメインポールからスムーズに雨水が流れることを意識し、高さを調整した方が良さそうです。
合計6本のサイドポールを設置したら完成! 初めて設営してみましたが、写真を撮りながらでも約30分。次は15分ぐらいで設営できそうな程、とても簡単でした。
実際に荷物を運び入れます。サイドウォールがほぼ垂直なのでコットを端においても圧迫感がなく、シュラフが幕に触れて濡れることもなさそうです。
反対側にはクーラーボックスやコンテナなどを置いてみました。デッドスペースのない四角いシェルターなので、とにかくレイアウトがしやすい!
テーブルと椅子をおいてもこの広さ! ソロ用の設営でも広すぎず絶妙なスペースです。
そしてやはり機能的だったのがパネルアレンジ。湖側からの風が弱い時は背面を開けて富士山を眺めながらコーヒーを楽しみ、風が強くなってきたら閉めるなど、天候の変化にも柔軟に対応できるシェルターだと実感しました。
概ねイメージしていたとおりの優秀シェルターだったのですが、設営してわかった点をより詳細にまとめていきます。