ショップ店長がガチレビュー!2020年超・注目ブランド「ミニマルワークス」のシェルターを張ってみた

2020/02/10 更新

山梨県河口湖の人気アウトドアショップ「STANDARD point」が、注目のキャンプギアを徹底レビューする企画。今回チョイスしたのは、ミニマルワークスの「ジャックシェルタープラス」。発売は4月ですが売り切れ必至の魅力的アイテムなので、今のうちにチェックして早めのアクションが吉!


アイキャッチ・記事中画像撮影:STANDARD point

アウトドアショップによるギアレビュー企画始動!

日々様々なキャンプ用品を扱うアウトドアショップが、注目アイテムをレビューする新企画が始まります。今回担当してくれたのは、山梨県河口湖の「STANDARD point」。今春日本に上陸予定のウワサのギアを、先駆けて紹介してもらいます。

「STANDARD point」のギアレビュー、スタート!


山梨県のアウトドアショップ「STANDARD point」の長田(オサダ)と申します。2020年も新商品の発売がめまぐるしいアウトドア業界。その中でも当店が特に注目しているアイテムをショップ目線でレビューします。

今回のアイテムはコレ!ミニマルワークス「ジャックシェルタープラス」

出典:UNBY
2020年注目のブランドのひとつが、ミニマルワークス! なかでも今年より日本に本格参入し、4月に発売される「ジャックシェルタープラス」は今シーズンキャンパーを席捲するであろうという予測のもと、STANDARD pointでも入荷を予定しています。


ミニマルワークスって、どんなブランド?

ここ数年韓国や台湾のアウトドメーカーが作る商品はどれも秀逸で価格もリーズナブルなものが非常に多い印象ですが、ミニマルワークスもそのひとつ。

出典:UNBY
全面フルメッシュになるシェルター「V-HOUSE」やキャンプ中に便利な「インディアンハンガー」など、新しい発想に基づく魅力的なアイテムを作り出している韓国のアウトドアブランドです。今回はジャックシェルタープラスを「商品特徴」「設営方法」「使ってわかった点」の3項目を中心にレビューしていきます!

「ジャックシェルタープラス」4つの特徴をチェック

特徴その1:アーチ状のセンターポール

出典:UNBY
まず、何と言っても一番目立つのが「センターポール」の独特な使い方。パッと見て目を引くのが、ウル◯ラマンのようなアーチ型のポールです。

この形状によりシェルターの真ん中にセンターポールが立つことがなく、内部を広々使うことができます。

出典:Hillberg
アーチ状にセンターポールを使うテントといえば、超軽量の山岳系ソロテント。ヒルバーグの「エナン」や……
出典:Amazon
ファウデの「パワーリザード」などが知られているところです。基本的にはジャックシェルタープラスも同じような構造で、山岳用のスティックでも代用できるサイドポールを使う設営により、シェルター内のスペースを広く使えるようになっています。

特徴その2:垂直のサイドウォール


サイドウォールはほぼ垂直のため、デッドスペースは「ナシ」といっても過言ではありません。内部スペースは300×300cmで、このサイズはだいたい六畳なのです。

六畳一間のワンルームで学生時代を過ぎしてきた私には、なんというか落ち着く空間! ほぼ正方形という点も、レイアウトをしやすくしてくれます。

特徴その3:軽量かつコンパクト


登山時のシェルターとして想定されていることもあり、大型ながら軽いことも特徴。サイドポール抜きなら、重量はたったの約2,900g。室内高190cmと背の高い男性でも屈まずに入れるサイズのシェルターとしては、かなり軽量ですね。

出典:UNBY
ポールはというと、ジャックシェルターの設営には合計6本のサイドポールが必要です。純正のサイドポールの重量は約115gなので、×6で計690g。シェルター本体とアーチ状のメインポールと合わせても、総重量は約3,600g!

ジャックシェルタープラスは自転車やバイクも内部に入れられる広さなので、重量的にもサイクリング・ツーリングキャンプとの相性も良さそうですね。


ちなみに収納はこの通り、オートキャンプならまず積載に影響は無いサイズです。

特徴その4:多彩なパネルアレンジ

ジャックシェルタープラスは、4面それぞれをロールアップさせて開閉できます。

2面オープン
3面オープン
4面オープン
出入り口を確保しつつちょっと目隠しを作ったり、開放感抜群のフルオープンスタイルで使ったりと、その時々のシチュエーションでアレンジできるのはとても便利です。

さて、特徴解説が長くなってしまいましたが、次は実際にキャンプ場で設営をしてみます!


ジャックシェルタープラスを設営してみた


まずご紹介する前に一言。今回張るジャックシェルタープラスは数年前に本国で発売されたモデルを使用しています。今年4月に発売予定のものとは、若干細部の仕様が異なりますのでご了承ください。


セット内容は、シェルター本体・メインポール・アルミ製のペグ。今回は地面も固い山梨県西湖のキャンプ場のため、純正のペグは使わず鍛造製を使って設営していきます。


まずシェルターを広げ、4隅をペグで固定。


赤いベルトがついた部分にスリーブがあるので、ここにメインポールを通していきます。色がついているので、初めて建てる時もポールを入れる場所がとてもわかりやすいです!


メインポールを入れたら、赤いベルトの先にあるグロメットにポールの先端を差し込みます。この時、必ず赤いベルトを緩めた状態で差し込んでくださいね。

どのテントもそうですが、ベルトを締めた状態で設営するとポールが折れることがあるので、必ず緩めた状態で設営しましょう。

ここでちょっと風が強くしなってしまいつつも、なんとか大丈夫!

次に四隅にサイドポールを設置(写真のジャックシェルタープラスは、現行品とはサイドポールポケットの形状が異なります)。

サイドポールは、上部をターポリン製のポケットに、底部はグロメットに差し込む仕様です。

出典:UNBY
このポケットは長さ調整が可能で、様々な長さの登山用ステックにも対応可能。本体から伸びているウェビング(ベルト)をサイドポールに巻き付けることで、より強固にすることができます。

ウェビングの巻き方はこちらの動画を参考にしてみてください!

サイドポール設営時の注意点をひとつ


サイドポールを過度に高く設置すると、サイドポール部分に雨水が溜まってしまいます。アーチ状のメインポールからスムーズに雨水が流れることを意識し、高さを調整した方が良さそうです。


合計6本のサイドポールを設置したら完成! 初めて設営してみましたが、写真を撮りながらでも約30分。次は15分ぐらいで設営できそうな程、とても簡単でした。

実際に荷物を運び入れます。サイドウォールがほぼ垂直なのでコットを端においても圧迫感がなく、シュラフが幕に触れて濡れることもなさそうです。

反対側にはクーラーボックスやコンテナなどを置いてみました。デッドスペースのない四角いシェルターなので、とにかくレイアウトがしやすい!


テーブルと椅子をおいてもこの広さ! ソロ用の設営でも広すぎず絶妙なスペースです。

そしてやはり機能的だったのがパネルアレンジ。湖側からの風が弱い時は背面を開けて富士山を眺めながらコーヒーを楽しみ、風が強くなってきたら閉めるなど、天候の変化にも柔軟に対応できるシェルターだと実感しました。

概ねイメージしていたとおりの優秀シェルターだったのですが、設営してわかった点をより詳細にまとめていきます。


【張ったからこそ実感】ジャックシェルタープラスの良い点・気になる点

良い点①「シェルター内にセンターポールがない」

出典:UNBY
シェルター内にセンターポールがないのは、やはり中に入ってみてリアルに実感したメリット。

ソロキャンプ時はコット・椅子・テーブルなどを配置すればすべてのものがいい感じに手の届く範囲に収めることができますし、複数人での使用時は各々が椅子を持ち寄って集まっても6人ぐらいまでは全然大丈夫な広さです!

良い点②「設営が簡単」


正方形なので広げたとき最初にペグを打つ部分もわかりやすく、固定後にメインポールを差し込む部分も視覚的にフォローされているので、設営がとてもスムーズ! 「次は何をするんだっけ……」と戸惑うこともないので、とても簡単に感じました。

良い点③「止水ファスナーの採用」

出典:UNBY
ジャックシェルタープラスのファスナーは、すべて止水ジップが使用されています。そのため開閉時によく噛んでしまう「ジップカバー」がないのです。これで夜中にトイレに行く時、ジップが噛んでしまいスムーズに開かないあのイライラも解消!

次は、購入前に知っておいた方が良さそうな“気になった点”を挙げていきます。

気になる点①「風に弱い?」

※写真は「TFS ロボテックドーム」
通常テントやシェルターは耐風性を考慮して流線型の形をしているものが多いのですが、ジャックシェルターは垂直のポールで建てるスクエアフォルム。

この形状だと風を受け流しにくく、強雨時は影響を受けやすい印象です。


風による影響を少しでも軽減するには、ガイロープでしっかり固定しておくことをおすすめします。

気になる点②「スカートはついているが、固定はできない」

出典:UNBY ※スカートとは、テント裾部の地面に伸びる生地のこと
冬用のシェルターを購入する際、皆さんが気にするポイントのひとつが「スカート」ですよね。スカートは冷気が入り込むことを抑える重要な部分。

もちろんジャックシェルタープラスにもしっかりとついていますが、このスカートをペグなどで固定することができないのです。

風が吹いた時にバタバタと音が出てしまい、ちょっと気になってしまいそう……。この辺りも重みのある石などがあれば置いたり、内側に織り込んでテーブルや荷物を重しにしておさえるなどの工夫をすると良いかもしれません。

おわりに

今回はじめてジャックシェルタープラスを使ってみましたが、細部にまで様々なアイディアが施されたとても良いシェルターでした。

何より個人的には300×300cmという絶妙なサイズ! ソロキャンプ用のシェルターとしてはかなり使いやすく、とても気に入りました。

ジャックシェルタープラスは4月発売予定!


ジャックシェルタープラスは、2020年4月より国内で本格的に販売が開始される予定です。通年使えるシェルターをお探しの方に自信を持ってオススメしたいこの一品、当ショップでも取り扱い予定ですので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!

ミニマルワークス「ジャックシェルタープラス」について詳細はこちら

【STANDARD point ショップ情報】
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町小立8017-1 フォレストモール富士河口湖D棟
営業時間:月〜金10:00~19:00、土日祝7:00~19:00(7、8月は毎日7:00~19:00)
定休日:水曜日(7、8月を除く)
電話番号:090-3596-1019

オンラインショップはこちら
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STANDARD point

ふもとっぱらキャンプ場近く、山梨県富士河口湖町にあるアウトドアショップです。お店を通して楽しいキャンプを提案できるよう心がけています。キャンプに向かう前にぜひ遊びにいらしてください! STANDARD point HPはこちら Standard-point.com

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