実際に組み立ててみた
収納状態をチェック
専用の収納袋が付属します。というか入った状態で販売されます。収納サイズはW18×D70×H19cm。重さは収納袋を含めて4.49kgと公表されています。
収納袋の内部は2室構造。天板とフレームを分けて収納できます。フレームは金属製ですから、持ち運びのときにどうしても天板を傷つけがち。これなら安心ですね。
天板に絶対に傷をつけたくない場合、念のため自前のスタッフバッグを用意し、フレームを収納しているユーザーもいるようです。キャンプギアにおけるテーブルは、決して安いアイテムではありませんからね。
フレームを組み立てる
収納袋から天板とフレームを取り出しました。フレーム類を束ねるゴムバンドが付属しています。えーと、組立方法は……。
収納袋に縫い付けられてありました。これは親切ですね。最初のうちはもちろんのこと、久しぶりのキャンプで組立方法を思い出すのにも役立つことでしょう。
組み立て開始。まずはフレーム類が、簡単にこの状態になります。すべてのフレームにテンションコードが張られているので、迷うことなく直感的に組み立てられました。
脚のフレームを広げてみましょう。この工程で特に気をつけることはなく、単にグイッと広げるだけです。ついでにサイズ感を確認してください。
広げた脚フレームに、天板が乗るサイドフレームを取り付けました。何やら機能美の感じられる形状ですね。耐荷重は約30kgと、強度も充分です。
サイドフレームはただ乗せるだけでなく、カチッとはめ込むスタイルになっています。脚フレームのポールを少々広げてはめ込むことにより、テンションがかかった状態で引っかかるというわけです。
なぜ複数の穴が空けられているのかは、記事の後半で明らかになります。
天板をセットして完了!
折りたたまれた天板を展開しつつ、フレームに乗せていきます。ひとつひとつの天板に幅があるので、よくあるロールテーブルよりも手間いらず。またテーブルとしての使い心地もよさそうです。
天板の端っこには穴があいており、天板フレームのツメを引っかけて固定。天板がズレることを防止します。
完成しました。高さはこの状態だと67cm。“この状態”だとと含みのある表現をしましたが、じつはこのテーブル、驚きの機能を搭載しているんです! 「あ、高さが調節できるんだな」とバレバレですが詳細はのちほど!
天板はリバーシブル仕様
天板はリバーシブル仕様になっており、裏返すことで好みのカラーを選ぶことができます。こちらは茶色っぽいウッド。
裏返すとナチュラルウッド。ご自身のキャンプサイトの雰囲気に合わせて、好みの方を選びましょう。といっても両面とも雰囲気がガラッと変わるようなカラーではないので、「目立つ傷がついたら裏返して使う」ぐらいの保険と考えてもよさそう。
斬新かつ気の利いた機能
膝がフレームに当たらない!
この写真に違和感を感じませんか? そう、膝がテーブルの下に潜り込んでいます。これはコンパクト収納できるテーブルではなかなか珍しい状況。たいていは格子状のフレームが膝の侵入を阻み、テーブルの下に入れることができません。
普通はこのくらいの位置関係で座るもの。大人なら特に不自由は感じませんが、子どもには食事をしにくい遠さですよね。
当製品なら、このような位置関係で座ることが可能。これなら子どもが食事をするのも快適! チェアに食べ物を落として汚してしまうことも激減するでしょう。