テントやタープのガイロープは、一度装着すると切れたりするまで外さずにそのままつけっぱなしという人が多いはず。
使わないときにだらんとぶら下げているのをたまに見かけますが、風で煽られて子どもに自在金具がぶつかったりと思わぬ事故を起こすこともあります。なので極力まとめておくようにしましょう。
チェーンノットの手順を解説!
それでは実際にテントにロープをセットして、「チェーンノット」の手順を解説していきます。自宅のドアノブなどを利用して練習もできますよ。
最初に指二つ分ほどの輪っかを作ります。
作った輪っかから指を出して長い方のロープを掴みます。
つかんだロープを輪っかから出して、さらに同じサイズの輪っかを作ります。
新たに作った輪っかから指を出して長い方のロープを掴み、また輪っかを作ります。
この輪を作ってはロープを入れ込み、そのロープで輪を作るという作業を先端まで繰り返し行います。
もうループが作れない端まで行ったら、最後に作ったループに先端を引っ掛けて固定して完成です!
スムーズに結べるようになろう
慣れてくれば、こんな感じでリズミカルに作れるようになりますよ。チェーンの大きさが同じになるよう、均等にテンションをかけるのがコツです。
こちらのCAMP HACK公式動画でも紹介してますので併せてご覧ください
引っ張るだけでほどける
この結び方が素晴らしいのは、解き方もいたって簡単というところ。最後にひっかけておいたロープの端を引っ張るだけで、解くことができます。
ひっかけていたロープの端を解きます。
端を持ったまま引っ張ります。
スルスルっと簡単に解けていきます。
ほどけていく様子も美しい……。固結びのようにグリグリと爪をねじ込んで、ほどく必要はありません。あまりのスマートさに、周りからも「おっ」と思われること間違いナシです。
チェーンノットは「引き解け結び」の応用編
じつはこのチェーンノット「引き解け結び」という結び方を、連続させているだけなんです。簡易的に何かを固定したい時に用いる引き解け結びは、引っ張れば解けるというシンプルな結び方です。
綺麗に結ぶコツ
それではチェーンノットをうまく結ぶためのちょっとしたテクニックを、この機会にマスターしておきましょう!