道具
・ボウル
・鍋
・ガスコンロ
・へら
作り方
STEP.01 おがくずを型に詰める
まず、卵パックと製氷皿に、おがくずを詰め込むことからスタート。分量は、容器が埋まるくらいですが、詰め込みすぎない程度の適量で。
ちなみに、今回使用しているおがくずは、ダグラスファー(米松)。「おがくずの種類によって、燃焼している時の香りが変わるので、好みのものを使ってみるのもおもしろいですよ!」と岩西さん。
STEP.02 固形の蜜蝋を液状にする
次に、蜜蝋を湯煎して液状にします。鍋でお湯を沸かし、そこに蜜蝋を入れたボウルを乗せて、へらでゆっくりとかき混ぜます。
蜜蝋の融点は60度前後。溶け出すと、ほのかに蜂蜜の甘い香りが漂ってきます。
STEP.03 溶けた蜜蝋を型に流し込む
蜜蝋が溶けきったら、STEP.01でおがくずを詰めておいた容器に流し込みます。ボウルは熱くなっているので、ヤケドに注意しましょう!
流し入れる蜜蝋の量は、おがくずが浸るくらい。あとは、このまま自然に冷えるまで待つか、冷蔵庫で冷やしましょう。
STEP.04 完成!
完全に冷えきったら完成です!
卵パックの場合はひとつずつカットして、紙の部分に火を着けると着火剤として使用できます。
製氷皿で作った着火剤は、容器から取り出して使用。やや取り出しにくいですが、叩いたりするとポロっと取れます。氷を取り出すように製氷皿をひねってしまうと、着火剤が崩れてしまう可能性があるので注意が必要です。
製氷皿から取り出した着火剤を2、3個ほどクラフト紙に包んで完成です。キャンディーのような見た目で可愛らしいので、キャンプ仲間にプレゼントすれば喜ばれそう。
今回は、紙製卵パックと製氷皿を使った作り方をご紹介しましたが、牛乳パックを容器にして作れば、スライスして使うこともできます。
最後に「蜜蝋はワックスなので水に強く、雨が降っていても点火しやすいんです。ちなみに雨が多いことで知られているアメリカ・オレゴン州のキャンパーたちは水に強い手作りのファイヤースターターを使っている人もいるんですよ」と岩西さんが教えてくれました。
所要時間も1時間程度。キャンプ前日に楽しみながら作ってみてください!
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