海の民たちの日常は、自然と常に密接
この記事を読んでいる皆さんは、おそらく外遊びが好きな方が多いと思います。
山、海、川へと繰り出し、街の時間とは違った非日常で思い切り身体を動かしたり、焚火をしたり、ボーっとしたり。過ごし方は多様です。
わたしも見知らぬ世界へと漕ぎだしては、海の民に触れ、心動かされてきました。
彼らの暮らしを見て思うことは、日常の暮らしが、自然と人の関りの中にあることです。
非日常も、遠いどこかではなく、身近な暮らしの中に作り出していました。
満月の月明りであり、豊穣の祭りであり、雨のもたらす恵みでありました。
自然と共に生きることは、自然をよく観察することでもあります。
それは海を渡ることも、陸で暮らすことも同じことでした。
身の回りに目を向けてみると……
しかし自分の街に戻ってみると、自然の上に暮らしがあるのは違いないにも関わらず、子どもの多くの時間は学業やスポーツに費やされ、父母は子育てや仕事で忙しくしている現実があります。
身近な自然が、暮らしから少なくなっている?(無くてもいいでしょ!? という声もあると思いますが……)