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いろいろな焚き火スタイルに注目してみよう
キャンプのメインアクティビティのひとつ、焚き火。癒しを与える波長「1/fのゆらぎ」を持つと言われる炎は、何時間眺めていても飽きない美しさがありますよね。
焚き火と言えどスタイルは様々。ひとつのパターンに留まらず、今までとは違う焚き火の魅力に出会うために新しいスタイルを開拓してみませんか? そのヒントになるよう、いろいろな焚き火スタイルを集めてみました!
ワイルド焚き火スタイル
ひととおりの焚き火を経験すると、行きつく先はやはり直火! 自然と一体になって大人の火遊びを楽しみたいなら、直火ができる場所を探しましょう。難易度は高めですが、着火方法にもこだわってブッシュクラフト的なワイルド感を楽しめば経験値もアップ!海辺で直火
日本海と直火焚き火。自然をゆっくり満喫するにはこの上ないロケーションですが、こちらは5月の景色。「真冬にこれをやってしまうと波にのまれる」という気になるコメントが添えられていたので、季節はお間違えなく。
料理も直火
石造りのかまどで火を熾し、直火で調理。この原始的なムードはワクワクしますね! しかもメニューはサムゲタン、チキンをまるごと調理とはどこまでもワイルドです。
軍幕キャンプで直火
男前な軍幕テント「パップテント」で野営ソロキャンプを楽しまれている方。焚き火はもちろん石を積んでの直火スタイル。行くたびにキャンプギアが減るそうで、直火OKの場所でのソロキャンプなら焚き火台がなくても済みそうですね。
麻紐で着火
着火方法も変えてみると新鮮です。こちらはファイヤースターターを使って、麻紐での着火にチャレンジ! 発火したら焚き付け用の小枝を足して火を大きくしていき、最後に大きい薪をくべるのが上手に火をうつすポイントです。
スウェディッシュトーチ
ディープなアウトドアに目覚めると一度はトライしてみたいのが、スウェディッシュトーチ。ノコギリや斧で丸太に切り込みを入れ、木屑などの着火剤を詰めます。新聞紙に灯油をしみこませたものを入れると火がつきやすくなりますよ。
一見行程は簡単ですが、かなり力が要るので頑張りましょう!
焚き火台でオリジナリティを出す!個性派焚き火スタイル
今ある焚き火台がいわゆる定番のもので、そろそろ個性を出していきたいと感じている方は、ちょっと見慣れない斬新な焚き火台にチェンジしてみませんか?ペトロマックス「アタゴ」
三層構造で高さ調節と火力調整が可能、焚き火台としてはもちろん煮る・焼くの調理もできるという万能選手・アタゴ。ペトロマックスならではの重厚な雰囲気も、他の焚き火台と一線を画してくれます。
フロンティスター「焚き火台 フラットL」
ヴィンテージ感のあるサイトでCAMP HACKでもおなじみのキャンパー@akkhstyleさんのオリジナルブランド「FRONTISTAR」。星型がシンボリックでカッコいい! フラットになる収納で、持ち運びやすさも考慮されています。
テンティピ「ファイアボックス」
ワンポールテントでおなじみテンティピからは、無骨さがカッコいいファイアボックス。台が付属しないタイプなので、直火OKの場所でなければレンガや石などで高さを調整して使います。
横幅50㎝で大きな薪も豪快に燃やせるので、焚き火メインで楽しみたい方におすすめ!
イーコンセプト「ツインターボ」
こちらは組み立て式七輪ストーブ「ツインターボ」。写真三枚目を見ると構造がわかりやすいのですが、円環状に旋回しながら燃料のペレット・木片などを燃やす斬新な仕組み。
見た目だけでなく燃焼方式もユニークなものに変えると、また新しい焚き火の魅力を発見できそうですね。
ソロストーブ「ボンファイアー」
二重壁・二次燃焼の効率性で人気のソロストーブ。その名前から小型しか無いと思われがちですが、こんな大型サイズもあるんです! 直径約48㎝、冬の大人数の焚き火でも大活躍間違いなしのサイズ感です。
少人数で使うなら……コンパクト焚き火スタイル
ファミリー・グループキャンプは終えて、そろそろ静かに焚き火を楽しみたい……そんな方におすすめなのは場所を取らず、着火も組み立ても手軽なコンパクトタイプです。ソロストーブ「ライト」「タイタン」「キャンプファイヤー」
グループ向けの「ボンファイアー」に比べ、1~2人で使うのにちょうどいいサイズのソロストーブがこちら。その中にも3種類あり、サイズアップするごとに火力が強くなり湯沸かし時間も短縮されます。
いずれも高品質のステンレス(SUS304)使用で、小型ながら頼もしい一台。
ソロストーブ自作
そんなソロストーブを自作されている方も。おそらく「ソロストーブ ライト」と同じサイズ感のようですが、材料はすべてダイソーで調達できるオイルポット・かき揚げリング・ストレーナー(茶こし)。その費用なんと400円!
耐久性は本家に及ばないかもしれませんが、手に入りやすい材料ばかりなので作ってみるのも面白そうです。
笑’s「ちび火君」
コンパクトな燃焼系ギアといえば、やはり外せないのが笑’s。1mm厚ステンレスに重さたったの1.3㎏とコンパクトですが、12インチダッチオーブンを載せても大丈夫。わずが15×15㎝に収納できる携行性もポイントです。
焚き火スタイルをもっとかっこよくする+αアイテム
今持っているベーシックな焚き火台にプラスするだけで、いつもの焚き火スタイルがグレードアップ! 雰囲気を底上げしてくれるうえに機能性も抜群のおすすめアイテムが、こちら。焚き火スタンド
インスタグラムの投稿でも多く見かけるのが、アイアン製の焚き火スタンド。これがあるだけでお湯を沸かしたり料理をしたり、そんないつもの風景がびっくりするほどサマになります。
中でも人気なのが、アイアンクラフトの「IZANAMI」。天板を一つにしたハーフや、錆に強いステンレス素材など種類も豊富です。
焚き火ハンガー
同じくアイアン製の焚き火ハンガーもおすすめです。火ばさみやグローブなど小物をかけておけるのはもちろん、S字フックを使ってお肉をあぶり焼きしたり。
カッコいいだけでなく確実に便利な焚き火ハンガーは、キャンプマニアプロダクツが人気!
焚き火テーブル
焚き火を眺めながらお酒やコーヒーを味わうひと時に便利な、サイドテーブル。サンゾクマウンテンの「デルタ」は、三角形の3つのアイアンテーブルを好きな位置にレイアウトできるとあって機能的です。
小技のきいたおしゃれギアでおなじみネイチャートーンズの「オクタゴンファイアテーブル」。焚き火をメインに据えて五徳をセットすれば、囲炉裏スタイルでの団欒もこんなにおしゃれに!
ファイアーリング
焚き火の風防の役割を果たしてくれる、ファイアーリング。あまり見かけませんが、直火がメインの海外キャンプでは親しみのあるアイテムのようです。こちらの方は、アメリカから取り寄せされたとか!
こちらは、焚き火まわりの激渋アイテムが揃う注目のブランド・ashimocraftsの「asi circle」。直火の風防としてはもちろん、あんな焚き火台やこんな焚き火台にもシンデレラフィットと噂のこのサークル、気になる方はashimocraftsのインスタグラムをチェック!
どの焚き火スタイルを極める?
今回ご紹介した焚き火スタイルの中には、簡単には入手できない焚き火台もありビギナーには難しいものも。焚き火やキャンプそのものにあまり慣れていない方は、まずはベーシックなアイテムを使うのがおすすめです。
ある程度経験を重ねて、これまでとは違った焚き火スタイルを追求したいという方は、新しいアイテムを取り入れて焚き火スタイルを思いのままに進化させちゃいましょう!
焚き火台は定番派?新参派?
理想のキャンプスタイルや経験値によって、フィットする焚き火台は変わります。火の扱いは安全第一、無理なく納得の一台をチェック!How Is Your Bonfire Style?
どの焚き火スタイルが好き?