ザ・ノース・フェイスの王道!「ドットショットジャケット」
長年愛され続ける、ノースフェイスの防水ハードシェル「ドットショットジャケット」。とても軽量で普段使いでも根強い人気を誇るモデル。キャンプでの天候や気温の変化にも対応できる高い防水透湿性素材で、オールシーズン着回せます。
…と言われても、イマイチピンとこない?
しかし、単品のスペックや特徴だけでは、なかなか決め手にかけますよね。実際に迷っている人も多いとのウワサも……。そんな時は他のザ・ノース・フェイス のジャケットと比較すると、よりどんな立ち位置のアイテムか見えてきます。
早速よく比較される2アイテム、「ベンチャージャケット」と「スクープジャケット」のスペックと比べてみましょう。
微妙〜な違いがキモ!他ジャケットと比較すると?
ドットショットジャケット | スクープジャケット | ベンチャージャケット | |
---|---|---|---|
重量 | 310g(Lサイズ) | 700g(Lサイズ) | 230g(Lサイズ) |
ファスナー前立て | あり | あり | なし |
スノーカフ | なし | あり | なし |
インナー連結 | なし | あり | なし |
ベンチャージャケットが最も軽量でさらっと着用でき、スクープジャケットはスノーシーンもばっちりなガチ向け。ドットショットジャケットはちょうどこの2つの中間にあたり、軽さと機能性の高さを実現させたオールシーズン対応のマルチモデル。
持ち運びに便利なため登山やキャンプ、フェスなどで活躍するほか、タウンユースとしても着こなしやすいアイテムです。
ドットショットジャケットの気になる4つの疑問
ネットで口コミやサイズ感などについて色々と調べていくうちに、「実際どうなの?」と疑問に感じたことはありませんか? なかでも気になる4つのはてなについて、スッキリ解決していきましょう。
①防寒性はあるのか?冬でも対応可能?
先ほどの他ジャケットとの比較でも明らかですが、軽量でオールシーズン対応のアイテム。ある程度の冷気は遮断するものの、冬場1枚だけでは寒さは凌げません。
もともと厚手のミドルレイヤーとフィックスできるようゆとりのある作りなので、インナーダウンジャケットなどと組み合わせて使うと冬でも対応可能です。
②裏地は数年でボロボロになってしまうのか?
ドットショットジャケットは、ナイロン素材にメッシュ状の特殊コーティングが施された2.5層の防水透湿性素材ハイベントを採用。3層や2層に比べてやわらかく、軽量かつコンパクトなのが特徴です。
一方で、無数の微細な孔をラミネートしたゴアテックスのような耐久性に優れた素材に比べると、経年劣化は避けられないという弱点も。その分ゴアテックスモデルより、比較的リーズナブルな価格で購入できます。
③ノースフェイスのドットショットジャケットは蒸れやすいのか?
口コミの中に「ベンチレーションがなく熱がこもる」「シームテープが丁寧なのでムレを感じる」という声があります。防水性が高いとはいえ、快適に着用したいですよね。
そこで策として、ベースレイヤー(インナー)を見直してみてはいかがでしょうか。吸汗速乾性素材の高いものを選べば、設営時にかいた汗をすばらく吸収し発散させ、肌をドライに保ってくれます。
④サイズ感はどんな感じ?
サイズSを購入。168センチ、63キロ、胸囲94センチでちょうどよく感じます。THE NORTH FACEの別製品のMサイズだと袖丈が多少長くたるんだ感じになります。購入サイズだとたるんだ感じがなくて良いです。(楽天みんなのレビューより)
ぴったりフィットが欲しかったのでMサイズに。179.5センチ 67キロ でジャストです。とても良い買い物が出来ました。(楽天みんなのレビューより)
公式HPにも記載がある通り、ややゆとりのあるデザインで作られています。寒い季節も羽織る予定があり、ビッグシルエットな着こなしが好みであれば、ワンサイズ上を購入すると良さそうです。
毎年のカラー展開も楽しみの1つ!
メンズ・レディースはそれぞれ7色展開
ザ・ノース・フェイス ドットショット ジャケット メンズ
ザ・ノース・フェイス ドットショットジャケット レディース
キッズもあります!カラフルな8色展開
ザ・ノース・フェイス ドットショットジャケット キッズ
いろんなコーデを見てみよう
ノースフェイスの象徴ともいえるイエローカラー。ボトムスにグレーを持ってくることで、一気に垢抜けた印象に。チノ素材やスラックスパンツを合わせると、タウンユースにも活用できます。
ブルー×ブラックの2トーンでまとめた、大人なスポカジスタイル。全体をブラックでまとめると、鮮やかなブルーが一気に引き立ちます。濃いめのインディゴデニムや、ホワイトデニムとの相性も抜群です。
こちらはレディースコーデ。人気の高いケルプタンカラーは、モノトーンと合わせるのがポイント。足元はスニーカーでも、裾にスリットが入ったリブパンツが女性らしさをプラスしてくれます。
ドットショットジャケットを長く着るコツ
ハイベント®素材が使用されたジャケットに施されているポリウレタンコーティング。防水性に優れている一方で、ポリウレタンは加水分解されるので、湿度の高い日本では数年で劣化してしまいます。
対策その①乾燥させた状態で保存する
素材が劣化してしまう原因は、水分。湿気の高い夏場は特に注意が必要です。風通しの良い場所や、エアコンなどが効いている部屋につるしておくなどして、タンスにしまい込まず、ジャケットを常に乾燥させた状態で保存しましょう。
対策その②タグに表記された選択方法をしっかり守る!
【OK】
●液温40℃での手洗いはOK
●石油系溶剤によるドライクリーニングはOK!
●ウエットクリーニングができる(クリーニング店のみができる、特殊な洗濯方法)
【NG】
●塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止
●ダブル乾燥機はNG
●アイロン仕上げはNG
1着は持っておきたいドットショットジャケット
オールシーズン大活躍で、アウトドアやタウンユースに着こなしやすいドットショットジャケット。比較的お手頃価格なので自分用はもちろん、プレゼントやペア使いにもおすすめです。今回紹介した気になるところや長く着るコツを参考に、検討してみてくださいね。