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「4年も待った」「持ってたらガチ」ロースタイルのパイオニア”バイヤー”のアイテムがコロナを乗り越え復活!

ロースタイルの元祖とされるウッドファニチャーブランド、Byer of Maine(バイヤー)。同ブランドの代表作、”パンジーンシリーズ”は、ホワイトアッシュ材を使用した高級感と木の温もりを持つファニチャーで、フィールドはもちろん、屋内インテリアとしても人気です。

これまでコロナの影響を受けた職人不足により生産がストップしていましたが、待望の再販が決定。しかも日本限定流通となります!

知る人ぞ知る"ガチ"のアウトドアブランド、バイヤーのアイテムを早速チェックしましょう!

目次

ロースタイルをイチ早く考案した名門ブランド

Byer of Maine(バイヤー)

ウッドファニチャーやコットンハンモックで知られるアメリカ発のブランドByer of Maine(バイヤー)。今でこそアウトドアブランドとして浸透していますが、1880年の設立時は生地製造メーカーでした。

ところが第一次世界大戦時、ウッドフレームに自社の生地を組み合わせたコットがアメリカ軍に採用されて大成功。納入は第二次世界大戦まで続き、アメリカを代表するアウトドアファニチャーブランドに成長しました。

Byer of Maine(バイヤー)

本格的に日本で展開されるようになったのは1998年。キャンプ用折り畳みチェアといえば、座面高めのディレクターズチェアがお約束だった時代です。大地が感じられる低めポジションを提案するバイヤーのプロダクトは非常に新鮮で、実際に数年後にはロースタイルブームが到来します。

しかし、ユーカリの木をステインで着色した、アメリカで好まれるダークブラウンのファニチャーが当時の日本ではイマイチ評価されず……。

しかし、代わりにもう一つの軸であるハンモックがロングセラーに。今もバイヤーをハンモックだけのブランドと思い込んでいるキャンパーが少なくないのは、このためかも知れません。

日本人好みに改良されたヒット作が再び

Byer of Maine(バイヤー)

日本のキャンプシーンでバイヤーのウッドファニチャーが見直されたのは2018年、パンジーンシリーズの登場から。ホワイトアッシュにオイルフィニッシュを施した、ナチュラルかつ高級感あるラインナップが日本人の感性に刺さり大ヒットしました。

Byer of Maine(バイヤー)

美しい木目にPangeanの焼き印が押されたアイテムは、キャンパーなら目にする機会があったはず。とはいえ、残念ながら発売からほどなくしてコロナ禍に突入。工場の一時閉鎖が続き、あえなく生産中止の憂き目に遭ってしまったのです。

そして今秋、待望の復活。再びキャンパーからの熱視線を浴びています。

美しいホワイトアッシュは日本限定

Byer of Maine(バイヤー)

パンジーンシリーズに使われているホワイトアッシュは、生産国のベトナムでは採れない木。日本版製作のために、わざわざ北米やロシアなどから輸入しています。

同じ木でも部位による差が激しい品種ですが、木目や色みをしっかり吟味することで、製品化した際にムラが出ないよう工夫しているとか。おかげでアウトドアに限らず、家でも愛用できる品のよさが漂います。

コンパクトに畳めて移動収納ノーストレス

Byer of Maine(バイヤー)

全モデル、簡単に折り畳めるのもポイント。各パーツが分解でき、天板をクルクル巻いて専用ケースにまとめられるロールトップテーブルはシリーズの象徴といえる逸品で、非常に高い人気を誇ります。

Byer of Maine(バイヤー)

バイヤーの4代目社長であるジェイ・シールズが、世界が一つであったパンゲア大陸から名付けたパンジーン。ベトナム戦争で深手を負った地域を生産拠点としているのもピースフルな思いから。

アウトドア好きなら見逃せない、才色兼備な鉄板ファニチャーたち。”ガチ”のアウトドアファンなら、早めにアプローチしないと後悔間違いなしです。