【混ぜるな危険?】 「重量級キャンパー」と「軽キャンパー」が一緒にキャンプしてみると…?
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キャンプ場を覗いてみると、かなり対照的なキャンパーさんがお隣同士に。……もう気になってしょうがない! 思わず「こんにちは〜」とお互い声をかけてしまった様子。
さてさて今回は、重量キャンパーさんと軽量キャンパーさんの「持ち物」や「スタイル」など、気になる違いについて紹介したいと思います!
2024/11/08 更新
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編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
フィグインク
浅草を所在地とする編集プロダクション。主にキャンプ・アウトドア関連の出版物の編集・制作を行う。また、料理や健康など生活実用ジャンルの本も多く手掛ける。
フィグインクのプロフィール
記事中撮影画像すべて:三輪友紀(STUDIO DUNK)
重量級と軽量級のキャンパーが、まさかの一緒にキャンプ
キャンプスタイルは人それぞれ。こちらの画像、かなり対照的なキャンパーがお隣同士になったようです。
左に見えるのが、遠目に見てもアイテム数の多い重量キャンパーさん。そして、右の省スペースで展開しているのが軽量キャンパーさん。今回は、まったく異なるスタイルを持つキャンパー同士の会話から、それぞれの持ち物や楽しみ方など、気になる違いについて探っていきたいと思います!
こんにちは〜、すみません物が多いもので(笑)。そちらはコンパクトですが、今日は泊まりなんですか……?
はい、これで泊まります(笑)。突然声かけてすみません。アウトドアライターのWKCといいます。よろしくお願いします。
とても立派なキャンプスタイルで、あまりの自分との違いに気になっちゃって。よかったら詳しく見せてもらっていいですか?
もちろん、どうぞ! WKCさんもびっくりするくらいミニマムなキャンプスタイルですよね。そちらもとても気になるので、是非いろいろ教えてください。
偶然となり同士になった、快適で充実した装備のキャンパーと、不安を感じるほどミニマムなスタイルのキャンパー。この真逆のキャンプスタイルの2組が、お互いの装備を比べてみることに。
やっぱりクルマが違うよね
キャンプのスタイルを大きく左右する要素は、クルマかもしれませんね。まずはそれぞれの愛車について見ていきましょう。
Hitocさんのクルマは4代目ジープ「チェロキー」。ジープらしいクラシカルなスタイルを維持しながら、ボリューム感のあるデサインにメッキパーツのシャープな印象がかっこいいです。
ジープの中ではそんなに大きくないんですが、セカンドシートにも荷物を入れていますし、ルーフラックを使うんで荷物はたくさん積めますね。
なるほど! 運転席と助手席以外はもうすべて荷物スペースなんですね。
WKCさんのクルマはダイハツ「ハイゼットカーゴ ハイルーフ」。配達用のクルマと間違えられることも多いとか。
そうですね、これでどこでも行っちゃいます。もともと貨物運搬なんで荷物はたくさん詰めるんですが、パワー不足なので極力荷物は減らしていますね。
たしかに荷物が少ないですよねー。その分うしろは広々してていいですね。
それぞれ持参のキャンプ道具は……?
クルマが違えば、持ってきているキャンプ道具も違うはず。それぞれ、こだわりのアイテムをチェック!
重量級キャンパーはたっぷり装備!
Hitocさんのサイトでとくに目立っているのは、2ルームテント。ogawaのアポロンは、トンネル型の中でもポール本数が多い頑丈なテント。まさに重量級キャンパーの代表的なテントと言っても過言ではありません。
収納時サイズ | 80x45x35cm |
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重量 | 約23.0kg(付属品除く) フライ:約10.7kg、ルーフフライ:約1.2kg、 インナーテント:約3.2kg、ポール:約7.9kg 付属品重量:約3.8kg |
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素材 | フライ:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) インナーテント:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ルーフフライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) メインポール:アルミ合金φ19mm×2、アルミφ17.5mm×2 リッジポール:アルミ合金φ14.5mm×3 |
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収納時サイズ | 80x45x35cm |
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重量 | 約23.0kg(付属品除く) フライ:約10.7kg、ルーフフライ:約1.2kg、 インナーテント:約3.2kg、ポール:約7.9kg 付属品重量:約3.8kg |
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素材 | フライ:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) インナーテント:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ルーフフライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) メインポール:アルミ合金φ19mm×2、アルミφ17.5mm×2 リッジポール:アルミ合金φ14.5mm×3 |
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標準装備のインナーテントを張らず、ヒルバーグのスタイカを入れて寝室にしているようです。各ジャンルでも一級品のテントの共演、まさに贅沢な組み合わせです。
サイズ | 室内最大高/105cm ●フロア広さ/3.2㎡ ●前室広さ/0.9㎡×2 |
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収納時サイズ | φ18×53cm |
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重量 | 3.4kg |
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サイズ | 室内最大高/105cm ●フロア広さ/3.2㎡ ●前室広さ/0.9㎡×2 |
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収納時サイズ | φ18×53cm |
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重量 | 3.4kg |
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フロアレスで内部はとても広々。側面はすべてメッシュにできるので、夏場も涼しく快適に過ごせるとのこと。
アポロンだけでも十分に快適そうですが、その中にテントも入れちゃうんですか!
コットもあるのでアポロンだけでもいいんですが、なるべく快適にしたいんですよね~。
そうですそうです。奥さんが寒がりなんで、なるべく快適に過ごしてもらえるようにと整えていったら、こんなに荷物が増えちゃいましたね(笑)。
愛妻家、故に重量キャンパーになったんですね(笑)。
軽量級キャンパーはミニマム装備!
WKCさんのサイトはシンプルの極み。タープはクルマからガーデン用シェードを張り出して利用。テントはアライテントのトレックライズ0です。
サイズ | 間口205cm×奥行80cm×高さ100cm(前室張出40cm) |
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重量 | 1250g |
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素材 | 本体:28dnリップストップナイロン(東レ「ファリーロ」中空糸使用) フライ:30dnリップストップナイロンPUコーティング シート:40dnナイロンタフタPUコーティング フレーム:#7X5Xスカンジウム |
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サイズ | 間口205cm×奥行80cm×高さ100cm(前室張出40cm) |
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重量 | 1250g |
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素材 | 本体:28dnリップストップナイロン(東レ「ファリーロ」中空糸使用) フライ:30dnリップストップナイロンPUコーティング シート:40dnナイロンタフタPUコーティング フレーム:#7X5Xスカンジウム |
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面倒なのがとにかく嫌いなんです(笑)。タープもペグ1本で設営できるタイプを使っています。
そうですね。“何もしない”時間を作りたいので。雨が降ったらテントすら出さず、車中泊にしちゃいます。
これならすぐに設営も撤収もできるので、思い立ったらすぐにキャンプに行けていいですね!
アイテムを比較してみた!
サイト全体の印象が大きく違いますが、ひとつひとつのアイテムもかなり違いました。両キャンパーの持ってきたこだわりのアイテムを、ジャンルごとにチェックしてみます!
ランタン
ランタンはLEDだけです。小型で光量が控えめなタイプなので、そんなに明るくありません。でもガス式などの燃焼系と比べてすぐに使えるから楽ですよ。
僕はサイト全体を照らす用に、コールマン ワンマントルランタン(燃料はホワイトガソリン)とかを使っていますよ。
やっぱりこの手のランタンはいいですねぇ。ポンピング、時々やりたくなります。
面倒ではありますが、僕は非日常感を楽しみたいので雰囲気づくりを重視していますね。
はい、テーブル用にはロウソクのような炎で、明るさをグッと抑えたお気に入りのランプ・コールマン ルミエールランタン(ガス式)を置いています!
サイトの広さが違う分、必要な明るさや台数はやはり差が出るようです。LEDやホワイトガソリンのポンプ式といったランタンごとの特徴を、お互いうまく活用していますね。
小物収納&ボックス
クルマとの距離が近いので、小物はだいたいクルマの中に置いちゃってますね。
僕は、小物類はなるべく手の届く範囲にセットしています。クーラーボックスや調理系アイテムの入ったボックスはラックの上に置いて、調理時の作業効率が良くなればなと。
荷物量の違いが、配置する場所の違いに表れていますね。Hitocさんは荷物を取り出す機会が多いので、外にずらっと。WKCさんは逆に「何もしない」がテーマなのでなるべく外に出さないようにしています。
クーラーボックスはイエティのローディ20qt。ここは保冷力重視で選びました。
あ、クーラーは一緒ですね! サイズはちょっとだけこちらが大きいですが。やっぱり保冷力は安心できるものがいいですよね。
ここでまさかの同一アイテムが登場。お二人とも保冷力を考えた末のチョイスのようで、イエティの不動の人気が伺えます。
サイズ | 外寸:(約)51.0 × 34.0 × 37.0cm 内寸:(約)35.0 × 23.5 × 25.5cm |
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重量 | 7.25kg |
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容量 | 19.6L |
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サイズ | 外寸:(約)51.0 × 34.0 × 37.0cm 内寸:(約)35.0 × 23.5 × 25.5cm |
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重量 | 7.25kg |
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容量 | 19.6L |
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バーナー&カトラリー
いろいろ悩んでいたのですが、今はアルコールタイプのバーナーに落ち着いています。軽量だし静かでいいんですよね。
普段はトランギアのストームクッカーを使っています。
収納時サイズ | φ18×H10cm |
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880g | 880g |
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セット内容 | フライパン×1、ソースパン×2 |
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収納時サイズ | φ18×H10cm |
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880g | 880g |
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セット内容 | フライパン×1、ソースパン×2 |
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僕は2バーナーで
プリムスのオンジャです。料理をたくさんするので2バーナーのタイプが都合良くて。初めて買ってからずっと重宝している相棒です。
アルコールバーナーはまさにソロキャンプといった雰囲気で、WKCさんらしさが全開です。Hitocさんのオンジャは、2バーナーの中でも独特なデザインで見栄えも抜群。バーナー類でも個性が光っています。
収納時サイズ | 43×14×30cm |
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重量 | 3.0kg(+ウッドボード490g) |
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出力 | 4.1kW/3500kcal/h×2(500T使用時) |
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ガス消費量 | 292g/h×2(IP-500ガス使用時) |
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収納時サイズ | 43×14×30cm |
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重量 | 3.0kg(+ウッドボード490g) |
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出力 | 4.1kW/3500kcal/h×2(500T使用時) |
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ガス消費量 | 292g/h×2(IP-500ガス使用時) |
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