WKC
カトラリーと食器は山用のアイテムが多いですね。やっぱり軽いのが好きなのでチタン縛りで揃えています。
Hitoc
カトラリーや食器はデザインで選んだものが多いですが、実用性も高くて気に入っています。天然繊維複合素材で作られたクピルカ(KUPILKA)とか、とくにお気に入り。耐熱性があって家でも愛用しているんです。
ここでも重さが違うカトラリー類。こういった細かいアイテムからも、目的が違うことが見て取れます。
チェア&テーブル
WKC
このチェアは自作で、テーブルも兼ねています。そもそもそんなに使わないので出番は少な目。どうしても必要なときに使っています。
Hitoc
チェアはヘリノックスのものを使っています。マナスタッシュの25周年を記念したコラボモデルですね。テーブルはThe Arth(ざぁ〜ッス)のヘキサテーブルです。
WKCさんはまさかのチェアとテーブルの兼用! Hitocさんは記念モデルのチェアとヘキサテーブルのコンボ。見た目も機能も妥協がありません。
アイテムを見比べてみると、両者の特徴がより顕著にわかりました。お互いのスタイルを知ることができて大満足の様子です。
WKC
いや~全部こだわりのあるいいアイテムですね! 私もアイテムを増やしたくなってきましたよ。
Hitoc
僕は、WKCさんのアイテムセレクトのストイックな姿勢にすごく興味が湧きました! すぐにキャンプに行ける状態というのもいいですよねぇ……(遠い目)。
WKC
ちなみに、こんなにアイテムが豊富ですけど、使わないものがあったりはしないんですか?
Hitoc
防寒のためにストーブなどもあるんですが、焚き火をするので使わないこともありますね。WKCさんは使わないものは徹底的に減らしていったんですよね?
WKC
そうですね。Hitocさんがお持ちの焚き火道具と2バーナーも最初はあったのですが、見事に消えていきました(笑)。
重量級と軽量級で過ごし方も違う!
アイテムが違うとキャンプサイトでの過ごし方がここまで違う! 料理をメインに詳しく見てみましょう。
WKC
やっぱりダッチオーブンやスキレットを使った焚き火料理が多いんですか?
Hitoc
焚き火料理はしますが、単純に焚き火で「火を操っている感覚」が楽しくて好きなので、その延長でという感じですね。
Hitoc
今日は野菜を大量にいれて煮込んだトマトベースのポトフと、冷凍のエビ、イカ、アサリをつかった簡単アヒージョにしてみました。
基本的に家で下準備をして、キャンプ場では火にかけるだけくらいにしています。WKCさんは?
WKC
私は火を使うのは肉を焼く程度ですね。今回は下味に軽く塩コショウだけして、中に火は通してある牛の塊肉を焼きます。
WKC
あとはインスタント食品をよく活用していますよ。これはインスタントスープのお湯を、規定の分量よりもあえて少なく入れてソース代わりにしています。
Hitoc
インスタントとは思えないくらい美味しそう! アイデアが多くて本当すごい……。
WKC
いやいや。でもHitocさんの方がやっぱり豪華で美味しそう。視覚的にも楽しめる料理ですね!
Hitocさんの焚き火料理は、一見豪勢に見えるものの、現地ではなるべく手間を減らす工夫がちゃんとしてあるんですね。
WKCさんはインスタント食品を使いつつも、決して寂しそうには見えない技ありの一品。両者のテクを合わせれば、効率的かつワイルドな料理が作れそうです!
結局のところ、どっちのスタイルも魅力的
WKC
今回は突然おじゃましてすみませんでした。最初は大変そうだなと思って見ていましたが、やっぱり快適そうでうらやましいです。私も、ちょっと快適アイテムを探してみようと思います。
Hitoc
いやいや、こちらこそとても楽しかったです。サイト設営の速さには驚きました。ミニマムなキャンプもいいかもしれませんね。もう一台クルマ買ったら真似しようかな(笑)。
WKC
やっぱりどんなキャンプスタイルでも、こうやってアウトドアをするだけで気持ちいいですよね。
Hitoc
そうですね。自分のお気に入りのスタイルであれば、さらに楽しくなりますし。
WKC
結局のところ、キャンプってやっぱ最高ということですね(笑)!
Hitoc
そう! キャンプって最高なんです(笑)!
WKC
これからも、お互いのキャンプスタイルで楽しんでいきましょう! ありがとうございました!
真逆のキャンプスタイルを楽しむ2組の対談、いかがだったでしょうか? クルマの種類から細かいアイテムの違いなど、それぞれの過ごし方があって興味深い比較になりましたね。
キャンプスタイルは人それぞれ。自分の好きなスタイルを探して最高な時間を過ごしてください。