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【たったの7g】アウトドアでの「洗いもの問題」を全解消してくれたエバニュー「U.L.クリーナー」を広めたい

キャンプの洗い物って面倒ですよね。軽量・コンパクトなキャンプを好む筆者は、嵩張るスポンジと洗剤の携行すら避けたいし、使用後の濡れたスポンジの処理にも悩んでいました。

とにかくキャンプの洗い物全般に悩みを抱えていたのですが、なんと、エバニューからそんな悩みを全解消してくれるアイテムが登場。早速使ってみたのでじっくりレビューします!

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目次

記事中画像撮影:筆者

キャンプでの洗い物にまつわる全てが嫌で嫌で…

タープ泊のキャンプサイト

大自然の中で焚き火しつつ、お気に入りのギアで大好きなアウトドア料理を楽しめるキャンプは、控えめに言って最高! 

でも、撤収時にはとにかく面倒な洗い物作業を避けては通れず……。

スポンジや洗剤と食器を炊事場まで運ぶのも地味に大変ですよね。現地で洗うのを諦めて、家に持ち帰る方もいるのでは?

料理・食事で汚れたクッカー類

軽量・手軽なキャンプを好む筆者は、洗う行為そのものだけでなく、嵩張る洗剤やスポンジを持参するのも、汚れたままの食器を家に持ち帰るのも嫌で嫌でたまりません! 

どうすればキャンプでの洗い物全般を手軽にできるか悩みつつも、解決できずにおりました。

最も悩ましい…「食器洗いセット」

ジップロックに収納された洗剤とスポンジ

キャンプを始めた頃の食器洗いセットがこちら。小さめな洗剤と半分に切ったスポンジをジップロックに収納。できるだけコンパクトにしていますが、それでもまあまあな荷物に。

さらに、湿ったままのスポンジを長時間密封するのも不潔だし、ジップロックの中で洗剤が液漏れしてヌルッとするのも嫌でした。

ささら

次に使っていたのが、こちらの「ささら」。竹などを束ねて作られた洗浄器具で、鉄製品を傷つけずにこびりつき汚れを落とすのに便利です。

筆者の場合、油を使う料理には鉄鍋と鉄皿で使うことが多く、「ささら」を使えば、少しでも手軽になるかと考えたんですが、どうしても細かい汚れが残ってしまいます。

こんなの欲しかった!エバニュー「U.L.クリーナー」

U.L.クリーナーを収納袋から取り出し並べた状態

もっといい方法がないかと考え続けていましたが、最近、長年の悩みにフィットしそうなアイテムを遂に発見! それがエバニュー「U.L.クリーナー」です。

なんでもペロタン」というユニークな愛称を持つこちら。一見薄っぺらい布切れのようなんですが、果たして、キャンプの洗い物全般を簡略化してくれる代物なのか、徹底レビューしていきます。

エバニュー U.L.クリーナー

使用サイズ85×55mm(1枚平置き時)
重量7g(2枚・袋込み)
材質ナイロン
付属品収納袋

何が違う?「U.L.クリーナー」のスゴイところ

とんでもない軽量・コンパクト

収納袋にU.L.クリーナーを収納する状態

軽量コンパクト派の筆者に、とりあえず刺さった大きなポイントがこちら! 市販のスポンジに比べてかなり薄いので、折り畳めて付属の袋にコンパクトに収納できる点です。

U.L.クリーナーを収納袋に収納した状態

収納時のサイズは約5.5×6.5cmと超コンパクト! 重さも袋込みでわずか7gと、とにかく小さくて軽い。この点だけでも、ULキャンパーには至高の逸品です。

また、スポンジに汚れが残ることもあるので、専用の収納袋付きなのもすごくありがたい……!

U.L.クリーナーを収納袋から出し並べた状態

また、縁のカラーがブラックとレッドの2枚で1組。なので、例えば油系の汚れと非油系の汚れで替えるといった、用途別の使い分けが可能です。

特殊繊維で洗剤不要?!

U.L.クリーナーの生地のアップ

そして何と言っても筆者が最も惹かれたのは、洗剤をなるべく使わずにクッカーの汚れを落とせるよう、特殊な織構造のナイロンが採用されている点。

U.L.クリーナーの両面の生地が見える状態

しかも、片面は頑固な汚れ用によりタフな繊維が編み込まれ、もう片面はコーティングフライパンなどを傷付けないソフトな仕上がり2面で使い分けできる配慮も優秀です。

本当になるべく洗剤を使わずに済むのなら、一気に食器洗いのハードルが下がりますが、果たしてその実力はいかがなものか……?

キャンプで実際に汚れた食器を洗ってみた!

洗剤無しでどこまで食器の汚れを落とせるのか? 早速、実際にキャンプで試してみましたよ! 

まずは南部鉄皿でトライ!

油汚れが付いている鉄皿

まずは、筆者愛用の南部鉄製の鉄皿で試してみることに。ベーコン付きの目玉焼きを作った後なので、ご覧の通りギトギトと汚れています……。

U.L.クリーナーで洗浄される鉄皿

頑固な汚れ用にしっかりとした繊維が編み込まれた側を当てて、こすり洗いしていきます。

U.L.クリーナーで洗浄済みの鉄皿

ご覧下さい! こんなにキレイになりました。漫画のような擬音を入れるなら、まさに「ピカリーンッ」という状態です。

乾かした後に、洗い残しもしっかりチェックしてみましたが、細かい汚れもなく、大満足です。

こびりつきやすいアルミクッカーは?

炊飯の汚れが残っているアルミ製クッカー

お次は、ごはんやチーズなどの汚れがこびり付きやすいアルミ製クッカーにトライ! 

用意したのは、炊飯後のアルミ製飯盒の中子です。ベトついたごはんの汚れがしっかり付いていますね……。

洗浄後のアルミ製クッカー

こちらも頑固汚れ用の面でこすり洗いしたところ、ご覧のとおりピカピカに。もちろん、1回こすると汚れが全部落ちるとはいきませんでしたが、比較的簡単にキレイになりました。

また、厚めのスポンジではアクセスしづらい、容器の角にこびりついた汚れも、薄さゆえ落としやすいというメリットも。

U.L.クリーナーを手に持っている状態

さらに、スポンジ面が真っ白ではなく、汚れが目立ちにくいグレー寄りのカラーなのも嬉しいところ。ただし、他のスポンジ同様、煤汚れを直接洗うとさすがに黒く目立つため注意が必要です!

コーティング加工のクッカーは?

フッ素加工メスティンをU.L.クリーナーで洗浄

最後に、フッ素加工など、傷付きやすいコーティングが施されたクッカーを、ソフトな方の面で洗ってみました。今回はダイソーのフッ素加工メスティンに使用。

洗浄後のフッ素加工メスティン

フッ素加工されているので、ソフトな方の面で洗っても十分キレイになりました。

その後の調理時に、特に汚れがこびりつきやすくなったりもせず、フッ素加工も無事なようです! 

使用後はループで吊るせる

枝に吊るされているU.L.クリーナー

そして、洗浄後のスポンジを湿った状態で収納するのも、衛生的に避けたいところ。その点も、「U.L.クリーナー」はループ付きで吊るして乾かせるのが流石です。

テントのループにカラビナを使って吊るされているU.L.クリーナー

キャンプ場で「どこで乾かせるかな」と探したところ、カラビナを使えば例えばテントのループなどでもOK。乾燥させる場所には困らなさそうです。

気になったところはこんなところ

乾くのに少し時間がかかる

水を含んだ状態のU.L.クリーナー

ループで吊るせる&かなり薄いので、速乾性にも期待していたのですが……。ある程度水を含み、しっかりスポンジとして機能するものなので、乾くのには意外と時間がかかりました

今回吊るしてみたのが気温5℃程度で日差しの少ない午前中という、乾きづらい環境だった影響もあるかと思いますが、1時間程度吊るしていてもまだ湿っていました。

なので、チェックアウトの直前に洗い物をするケースでは乾かして持って帰るのが厳しそう。

油汚れのぬるぬるは残る

フッ素加工メスティンを指で触っている状態

洗剤なしでもかなりキレイになりますが、油汚れを完全に落とすことはできず、やはり油のヌルヌルした感触は残ります

ただ、筆者の場合、メインクッカーが南武鉄製の鉄鍋&鉄皿ということもあり、洗剤はNG。錆びを防ぐために水洗いのみで、むしろ油膜を残す必要があります。

なので、アルミクッカーやシェラカップなどの食器用として、小さいボトルに洗剤を入れて一緒に携帯するつもりです。それなら軽量・コンパクトなまま、スッキリ洗い物ができそうです! 

手軽に洗い物を済ませたいならコレ一択!

U.L.クリーナーを収納袋から取り出そうとする状態

エバニューの「U.L.クリーナー」、いかがでしたでしょうか。筆者としては、やっと理想のアイテムに出会えたという想いです……!

非常に軽量・コンパクトで、キャンプでの食器洗いに十分なクオリティ。乾かしやすいループや、汚れを閉じ込める収納袋など、使ってみるとそのありがたさがよく分かります。

面倒な手入れもほぼ必要なく、手軽にキャンプしたい人に特におすすめです!

エバニュー U.L.クリーナー

使用サイズ85×55mm(1枚平置き時)
重量7g(2枚・袋込み)
材質ナイロン
付属品収納袋