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僕のアウトドア三大要素
僕の人生を変えた様々なアウトドアとの出会いについて、CAMP HACKでの連載第2回を迎える。今回は”キャンプ料理編”との出会いや僕の考え方について話すとしよう。
自然の中で思いっきり遊び、快適な居住空間で過ごし、おいしい食事、お酒を楽しむ。
これが僕にとっての最高のアウトドアスタイル。どれか一つ掛けていてもだめなのだ。撤収が終わった時に何か物足りなく感じてしまうのだ。だからこの3大要素をどんな時も決して手を抜くことはしない。

「工夫すること」それがどんなシーンでも楽しめる秘訣

どうすればいいのか、その答えはこれしかない、「工夫すること」である。その状況に合わせて工夫する。天気やシチュエーションに合わせて工夫する。そして、どういう状況になってもこの工夫する余裕を持つことが大事だと思う。
今回は”食”について

で、今回は“食”“住”“游”の“食”についてちょっと・・・僕はドイツ系の親父と日本人の母親から3人兄弟の次男として生れた。まぁ、このことは前回に書かせてもらったので省かせてもらう。僕が子供のころは“男子厨房に近づかず”の雰囲気が世間に流れ、料理人でもない男が厨房に立つなんてことがない時代だった。
しかし、親父は休みの時は必ず家族に料理をふるまってくれた。料理に対しての意識は、親父の影響は少なからず受けているだろう。


夕食の時間になり、ツーバーナーをつけることもできない僕は相変わらずイスに座ったまま黙って眺めている。



まさにアウトドアでメキシコ料理のフルコースを楽しんだのである。食後は焚火を楽しみながら夜がふけるまで会話とお酒を楽しんだ。まさに僕がアウトドアにはまった瞬間だった。そしてこのアウトドアでの食事が、僕のキャンプでの料理に大きな影響を与えたのである。
この体験から得た、キャンプ料理に対する考え方

僕は最低、3品の料理を考える。まず、シチュー系のメインディッシュを仕込む。それをツーバーナーの上で煮込んでいる間に冷たくてもおいしいマリネやサラダを準備する。続いてメインのシチューをサブバーナーに移し、熱々のアぺ作りに取り掛かる。メインができるまで冷たいアペと熱々のアペを楽しんでいる時間こそが、メインディッシュの最高の調味料代わり。そして、おいしいシチューができあがる。これでアウトドアでも完璧なフルコースを楽しむことができるのだ。
みなさんもキャンプ料理をもっと楽しんでみてはいかがだろうか?きっと、僕のようにもっとアウトドアにのめり込むきっかけになることだろう。
もちろん、そのシチュエーションに応じた「工夫」は必要だけどね!!
春の訪れを知らせるアウトドアイベント『TOKYO outside Festival2016』

僕が考える「かけがえのない豊かな時間」を体現した同イベントは、東京の中でも中心に位置する新宿で、手軽にあらゆるアクティビティに触れられるめったにないチャンスを作ろうと思って始めた。



春の訪れを、新宿で僕と一緒にアウトドアを通じて感じてみませんか?
『TOKYO outside Festival2016』開催概要
2016年3月26日(土)・27日(日)
開催場所:新宿中央公園
住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿2-11
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