今回アイテムを紹介してくれるのは、tanakiさん&namiさんご夫妻
2021年、夫婦ともに“脱サラ”をし、神戸から香川にUターンしたtanaki(@tanaki)さんとnami(@y___nami)さんご夫妻。もっとキャンプを身近に楽しめるようにと、自然に囲まれた家のお庭をプライベートキャンプ場にしちゃうほど大のキャンプ好きです。
そんなお二人がキャンプ道具を選ぶうえで意識しているのは、“キャンプサイトの統一感”。
機能性はもちろん重要なのですが、まずは自分達のサイトの雰囲気に合う道具なのか、イメージをしてから購入するように心掛けています。
その日の天気や気分によって、ヴィンテージ系、ナチュラル系、無骨系といったキャンプスタイルを選んで楽しんでいるtanakiさんとnamiさん。愛用しているアイテム、気になります……!
1. 設営5分のロッジ型<テント>
カーカムス(現スプリングバー)「スプリングバーテント コンパクト2」
かねてから憧れていたカーカムスのテント 。購入を後押ししたのは、“ある悩みが解消できること”だったそう。
これまでは設営に時間がかかるテントを所有していたので、次に買うテントはキャンプ場に着いてサクッと設営できるモデルがいいな、と思っていました。
カーカムスはずっと気になっていたブランド。詳しく調べてみたら意外にも短時間で簡単に設営できるということが分かり、「買うタイミングは今だ!」と購入を決めました。
僕たちが愛用しているのは大人2〜3人が寝れるくらいのサイズですが、小さい見た目の可愛さと、設営がたったの5分で完了する点がとても気に入っています。
コンパクトなサイズ感ながらもコットを2つ並べることができ、上下左右には荷物を置けるスペースも。
ついロッジ型テントは「カッコいいけど、立てるの大変なんでしょ?」と二の足を踏んでしまいがちですが、カーカムスはテントのサイズに関わらず女性一人でも設営できる特長があり、その手軽さも高い評価を得ている理由の一つ。
台形なので風を受けやすいかと思いきや、お豆腐のようにゆらゆらと風を受け流してくれます。比較的風に強いところも素晴らしいです!
ルックスよし、性能よしとくれば人気が出るのは当たり前。現在、カーカムスのテント全般が入手困難になっているので、気になった方は販売サイトをこまめにチェック!
2. 自衛隊でも導入! 高火力な<バーナー>
BRUNT「bravo.one(オムニ石油バーナー)」
和歌山県のアウトドアショップ「BRUNT」のInstagramで知ったという、「bravo.one」。
従来の「オムニ石油バーナー 」のカラーはグリーンですが、お二人が愛用しているのは同ショップが製造元から販売許可を得てオリジナル塗装したというプレミアムなモデル。
冬キャンプ用にストーブが欲しかったのですが、なかなか自分達のイメージに合ったデザインの物が見つからなくて……。
元々、オムニ石油バーナーという商品自体はありましたが、カスタムペイントして販売されているのを見つけて、この「一見ストーブなの?」と思ってしまう見た目と無骨なデザインに惹かれました。
「オムニ石油バーナー」は自衛隊でも使われている超高火力バーナーで、料理にも使えてストーブにもなるスグレモノ。
おもに寒いシーズンにホヤを付けてストーブとして活躍しています。ときにはバーナーとして調理で使うこともあって、この「bravo.one」に中華鍋を乗せて高火力で作る炒飯は最高に美味しいです!
本来ポンピングハンドルは鉄製ですが、こちらはasimocraftsの手掛けた木製のハンドルにチューンナップ。
他のガレージブランドからも「オムニ石油バーナー」用のカスタムアイテムが出ているので、自分だけのギアに育てる楽しみも魅力のひとつですね。
3. 男前な<ホットプレート>
BRUNT「dadan(イワタニの焼き上手さんα)」
家で電気ホットプレート が大活躍しており、外でも使えたら料理の幅が広がりそうだなと。他のキャンパーとかぶりにくいカラーが気に入っています。
オリジナルはイワタニの「焼き上手さんα」ですが、こちらもBRUNTが独自に塗装したモデルで「dadan」というネーミングで販売されています。「bravo.one」同様、サンドベージュカラーが無骨さ溢れるルックスに。
蓋がついているので焼きものから蒸し焼きまでできますし、プレートを外せば通常のガスコンロとしても使えるので鍋料理もOK。
サイズも大きいので、大人数用の料理をするときに重宝しています。とにかく様々なシチュエーションに対応できるところが◎!
ちなみに、BRUNTとオーヴィルがコラボした専用スタンドも展開中。ヴィンテージやミリタリー感のあるアイテムがお好きな方は見逃せないショップですよ!
5. 使って便利、眺めて楽しい <+αの調理グッズ>
オールドマウンテンとソマビトの「OKAMADON」
2年くらい前にガレージブランドのSomAbito(ソマビト)さんのイベントに参加したときに見つけて、美しい装飾に惚れ込んでしまいました。
ちょうどシェラカップごはんでキャンプ飯の幅を広げたいと思っていたこともあり、その場で即決でした。
キャンプごはんにもこだわりのあるお二人。現在はこの「OKAMADON 」を2つ所有しており、ひとつはソマビトのヒノキ製、もうひとつはオールドマウンテンのウォールナット製を愛用中。
シェラカップにお米を入れて、火にかけるだけで本当に美味しいご飯が炊き上がります。外でご飯を炊くという敷居の高い作業がとても手軽に楽しめるようになりました。わが家はキャンプの朝食にご飯を食べるので、OKAMADONでお米を炊いて丼ものにすることが多いです。
内側にも作り手のこだわりを感じる美しい刻印がなされており、眺めているだけでも惚れ惚れ……!
5. 高スペックでおしゃれな <ソフトクーラー>
AOクーラーズ「24パック バリスティックソフトクーラー」
最初はYETIのハードクーラーを使っていたのですが、当時はマンション暮らしだったので荷物の出し入れが大変で。軽量化しつつ、保冷力を確保したいと思って新たに投入したのがAOクーラーズ
です。
Instagramで存在を知り、ショップで実物を見てから購入を決めたというAOクーラーズ。お二人が使っているのは、軽量ながらも重厚感と無骨さを持ち合わせるバリスティック素材のモデル。
YETIには食べ物、AOクーラーズには飲み物といったように使い分けることで出し入れがとてもしやすくなりました。軽量なのに保冷力抜群で、夏場の強い味方になっています。
「AOクーラーズの保冷力はスゴい」と言われるその理由は、高密度で厚みのある断熱材を使用していること、そして5層構造により空気の層を作っているから。これが最強のソフトクーラーと呼ばれる所以です。
全シリーズ含めて6つのサイズがありますが、なかでも24パックは大きすぎず小さすぎず、街でも兼用しやすい絶妙なサイズ。
日々の買い出しでスーパーへ行くときも、保冷エコバッグとして持参。そのまま食材を詰められるので便利です!
キャンプごはんにも工夫が光る
ギアへのこだわりはもちろん、キャンプ飯にも愛が深いtanakiさんとnamiさん。シェラカップで美味しいご飯を炊く方法や、手軽に作れる数々のレシピをInstagramで発信しているので、「味と見た目に妥協したくない」キャンパーさんはぜひご参考に!
Instagram
tanakiさん Instagram/@tanaki
namiさん Instagram/@y___nami
Youtube
tanakiさん Youtubeチャンネルはこちら
namiさん Youtubeチャンネルはこちら