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ハイエースと編集長 松田

編集長 松田、ハイエースを買うか悩んだ結果……!

フレックスが始めた新サービス「リノカキャンピングカー」の取材に同行していたCAMP HACK編集長の松田。どうしても我慢できなくなり、世田谷店にパンフレットをもらいに行ったのは前回までのお話。果たして、その後どうなったのか? 松田はクルマを購入したのか!? 詳報はコチラから!

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目次

アイキャッチ・記事中画像撮影:烏頭尾 拓磨

気になったら止まらない!ハイエースベースさいたまへ

フレックス ハイエースベースさいたま前回フレックスレンタカーの取材に同行していた編集長 松田は、生まれも育ちも彩の国、生粋の埼玉っ子。

店員さんから「フレックス ハイエースベースさいたま」の存在を教えてもらいテンションMAX! 「近いしすぐ行く!」と喜び勇んで早速訪問しました。

ハイエース専門店として首都圏屈指の規模!

フレックス ハイエースベースさいたま

今回訪問したのが埼玉県桶川市にある「フレックス ハイエースベースさいたま」。ハイエースに特化したパーツを数多く取り扱い、さらに購入パーツは敷地内の認証整備工場で取り付けも可能。

また、全国のフレックスで購入したクルマのメンテナンスやアフターサービスも請け負う、首都圏屈指のパーツショップ兼認証整備工場となっています。

担当は若きチーフ・二塚さん

二塚亮太さん

表情にまだあどけなさが残る二塚亮太さんが松田を出迎えてくれました。若いからと侮るなかれ! 大のクルマ好きでその知識はさることながら運転技術も舌を巻くほどです。

さすがフレックスで若いのにチーフを任されている人材。勢いでやってきた松田を安心して任せられます。ということでよろしくお願いいたします。

教えて!ハイエースのあれやこれ!

商談スペースで話をしている様子

早速店舗内の商談スペースでパンフレットをもとにあれやこれや質問していきます。

人生の中でもトップ5に入るであろう大きな買い物。松田も自分なりにいろいろと調べてきました。

商談スペースで話をしている様子

気になるのはやっぱり前回の取材時、間近で見ていたリノカのようです。

「リノカ」って何?

ハイエースのリノベーションカー

リノカとはフレックスが提案する「リノベーションカー」の略称です。

さまざまなライフスタイルのカタチがある昨今、他のクルマに比べてスペースにゆとりのあるハイエースをリノベーションし、その人のライフスタイルに寄り添った一台を提案してくれます。

パンフレットを使い紹介している様子

当然、松田はキャンプ仕様のクルマを所望する……と思いきや?

編集長 松田
うち2人目が生まれたばかりで、正直、普段の足として使うことの方が割合的には多くなると思うんですよね。なので、ゆくゆくは妻も運転できたらいいなと思っています

キャンプハックの編集長に就任して約1年、プライベートでは最愛の妻と可愛い2人の子どもに恵まれ、ちょっぴり背伸びをしてマンションも購入済み。

そして、ここに来てマイカー選び。順調に人生の階段を上り続けるオトコの計画的な一面を目の当たりにしました!(でものちにしっかり崩されます)

編集長 松田
今回調べて来たんですけど、ひとえにハイエースといってもいろんなベース車両があって正直分からないことも多いんですよね……

実は単純なハイエースの選び方

ハイエースの車体バリエーション

松田も悩んでいるハイエースの車体は、難しいと思われがちですが実はたったの4種類しかないんです。
二塚さん
標準ボディ、ワイドボディ、ロング、スーパーロング……とたくさん名称がありますが、大きく4種類の中で組み合わさっているだけなので、あとは用途から自分にあったボディを選べばOKです
編集長 松田
なるほど! あと、中古車販売サイトを見ていて分からなかったんですが、DXやGLなどグレード表記がたくさんあってハイエースは中古車選びも難しい印象でした

二塚さん
確かにDX、GL〜などグレードの違いを表す単語がいろいろ出てきて悩んでしまいますよね。

フレックスでは、ファミリー向けのベース車両には基本的にGLをオススメしています。中古車探しもこちらで行うので任せてもらって大丈夫ですよ!

ボディタイプの違いを詳しく知りたい方はこちらのページをチェック!

提示した3つの条件

編集長 松田
3つの条件を考えてきたんです。ひとつ目が家族4人で車中泊できること。ふたつ目は仕事柄アウトドアフィールドによく行くので4WDがいい。最後に予算は350万!ってところでリノカ作れますか?

二塚さん
いやムリですね

編集長 松田
へ?(笑)

二塚さん
3つ目の価格の面ですが、せっかくリノカにするのでしたら程度のいいハイエースをベースにするのが絶対オススメです。そうすると最低400万はかかります。

車体単体でしたら350あれば見つかるのですが、リノカとなるとベース車を相当抑えない限りその価格では難しいですね


編集長 松田
むむむ……

二塚さん
しかも松田さんが仰るひとつ目とふたつ目の条件を考えると、幅はワイドボディ&高さはミドルかハイルーフが良さそうですし、なおさら難しいと思います

標準ボディとワイドボディの比較

左がノーマルのハイエース。右がワイドボディ、ミドルルーフのハイエース。松田の条件だと右のサイズのハイエースをベースにしたリノカが第一候補となるそう。

編集長 松田
なるほど最低400万……ハイエースって高いんですね(笑)。ここまではっきり仰るのだから二塚さんの仰る通りなのでしょう! そしたらプラス100万まで頑張りますよ!

二塚さん
非常に高価なお支払いをお客様にお願いするので、その分、我々は期待以上のものを納車できるようベストを尽くします! 松田さんだけの最高の1台を一緒に作り上げましょう

大きいクルマへの不安……

編集長 松田
ち、ちなみに、あまり運転は得意な方ではないんですが、ワイドボディの運転って難しいものですか?

二塚さん
幅の感覚さえ覚えてしまえば、すぐに慣れると思いますよ。実はアルファードとほぼ同サイズなので、ファミリーカーとしてはよく街を走っているサイズ感なんです

「アルファード」と「ハイエースワイド」のサイズ差
全長495cm 全幅185cm 全高195cm (30系アルファード)
全長484cm 全幅188cm 全高210.5cm (スーパーGL ワイドボディ)
編集長 松田
たしかに全長はむしろアルファードの方が11cm程長いんですね……! 幅は3cm程で大差はなさそうですし、異常にデカい!とかではないことが分かり安心しました

そして、まさかの即決!

契約書にサインしている様子

色んな不安を二塚さんに解消してもらい、その後、ボディカラーや内装、装備などの仕様は松田自身が事前に決めてきていたこともあり、とんとん拍子。

見積書をもらって今日は終了!と思いきや、え!?サインしてる!?
握手を交わす松田と二塚さん

鬼気迫る顔で即決した松田と、しっかり“仕事”をした二塚さん。2人の表情は対照的。

それにしても先ほど家庭的な発言をしていた松田、予算より100万もオーバーする中、家族への相談もなしに決めて大丈夫……?

待ちに待った納車日

ご成約済みの表示

二塚「お待たせいたしました! おクルマ出来上がり、お渡しする準備整いました!」と二塚さんからの連絡があり、ウキウキの止まらない松田とともに「フレックス ハイエースベースさいたま」を再訪しました。

ニヤニヤのご対面

ハイエースとの対面

二塚さん
男前の一台に仕上がりましたよ!

そう話す二塚さんの横でニヤニヤが止まらない松田。

運転席に座る松田

この表情(笑)。まぁ仕方ないですね、今回だけは許しましょう! 予算オーバーだったにもかかわらず、奥さんへの相談もなしに即決して帰り、案の定カピカピになるまで絞られた松田。

その後、ご機嫌を取るためにありとあらゆる買い物を我慢したとのことなので、許してあげてください!
二塚さんから説明を受ける松田

クルマを広いところに出し、二塚さんからディテールの説明を受ける松田。

車内を確認している様子

はしゃいでいます。
車内を確認している様子

ニヤついています……。

鍵を受け取る松田

鍵をもらって納車完了! ということで大事な大事な今回のお支払い総額ですが

 

¥4,600,000-

 

正確には当初の予算より、110万円足が出ました。そこに関しては松田「これから死ぬ気で働きます!」とのことです。二塚さんありがとうございました!

松田のリノカ、その詳細

斜め前から見たハイエース

ワイドボディに角目4灯というレトロなフェイスデザインが、リノカらしさを引き立てます。

またグレーがかったマットなブルー(カラー名:アルル ブルー)もフレックス一押しカラーということで、アウトドア的な雰囲気を高めてくれます。

正面からみたハイエース側面から見たハイエース背面からみたハイエース

レジアスエースGL(全長487cm)をベースにしたワイドボディ(全幅188cm)、ミドルルーフ(全高205cm)、両側スライドドア仕様の1ナンバー。

編集長 松田
けっこう悩んだのがワイドボディだと「1ナンバー」になることでした。

車検が1年ごとにあったり、高速代が「中型車」扱いになり2割ほど料金が高くなるうえに、休日割引の適用外になったり……と維持費が大変そうで。

編集長 松田
このあたりは「家族4人で車中泊する」という目的とのトレードオフかなと思い、自分を納得させました

フルフラットのベッドキットに変更された3列目

3列目は設けずに、後ろはフルフラットのベッドキット仕様にオーダー。下部分はラゲッジスペースとしてスペースを有効活用できます。
シート

シートは高級感ある革張りをチョイス。独特なシワ加工と落ち着きのあるブラウンカラーが映えます。
2列目を倒した様子

2列目を倒せばフラットスペースの拡大が可能。幅165cm、長さ220cm以上と、家族4人で横になって寝るという松田の憧れが余裕で叶いそうな広さです。

早速アウトドアフィールドへ!日帰りカーキャンプ

ハイエースと編集長 松田

歓喜の納車から数日後、早速アウトドアフィールドへ行ってきました。人生初の愛車がもう可愛くて可愛くて仕方ない松田。

一番のお気に入りポイントは「やっぱり角目4灯がたまらないですね〜!」とのこと。

フラットスペースの様子

フラットスペースはすでに松田カラーに仕上がっていました。この日が待ち切れず、すでに何泊か家のそばでムダに車中泊を実行したとか。

車内の様子

もう家族4人で寝るという夢を実現したのか! と思いきや、「1人で」とのこと。1泊目ははしゃぐ松田に絆されて大目に見ていた奥様も、2泊、3泊と積み重なるうちに当然、小さい子どもを2人抱えていることもありお怒りだったとか。

家族のためにマイカーを選ぶ計画的なパパ! という冒頭の理想像が完全に破綻しています(笑)。

松田編集長的、オススメ車中泊ギア

車内の様子

車中泊歴は浅いものの、CAMP HACK編集長として日々最新のギアを目の当たりにしている松田。そんな彼が数泊した中で「これはマジで便利!」と感じた車中泊ギアをご紹介。

【その1】タケルくん

タケルくん
JPN 「タケルくん」

ひとつ目は、自動車のシガーソケットから電気が取れ、美味しいご飯が失敗知らずで炊けると車中泊キャンパーたちから絶大な支持を得る「タケルくん」をチョイス。

編集長 松田
1〜2人前を炊くのにちょうどいいし、シガーソケットからの電力で炊けるので本当に便利です。車中泊キャンパーから人気なのがうなずける革命的なアイテムですね!

自動車用炊飯器 タケルくん

●サイズ:W160×D140×H155mm ●重量:592g ●最大炊飯量:1.5合 ●入力電圧:DC12V ●使用電流:8.5A

タケルくんはこちらの記事でも活躍。

【その2】ホルシスのチャージランプ

ホルシスのチャージランプ
HORUSIS 「ウォータープルーフLEDチャージランプ CL-M 3000K」

2つ目はホルシスのチャージランプ。水の中でも点灯できるレベルの防塵防水性能(IP68)があり、明るさは最大100ルーメン、「弱」の明るさでも十分明るく60時間連続使用できる、非常に優秀なアイテムです。

チャージランプで照らしながらタイヤ交換をしている様子

出典:楽天

チャージランプを持っている様子

編集長 松田
専用マグネットホルダーを使えば、リアハッチやシートのヘッドレストにも取り付け可能だったり、汎用性がめちゃくちゃ高いので大活躍中です。

外に出るときもパッとそのまま持っていけるので機能的にも使いやすいですね。あとは何よりも見た目がカッコよくて気に入っています。

S、M、Proサイズの3種

出典:楽天

編集長 松田
長さはS、M、Proサイズの3種、色は白色と暖色の2種が選べます(Proは白色のみ)。自分はMサイズの暖色を選びました。

そこまで安い物ではないですが、マグネットホルダーも2個無料で付いてきたのでお得な気持ちになります。

HORUSIS ウォータープルーフLEDチャージランプ CL-S

 

●サイズ:143mm×36mm ●重量:145g ●明るさ:最大100LM ●防塵防水性能:IP68

HORUSIS ウォータープルーフLEDチャージランプ CL-M

 

●サイズ:262mm×36mm ●重量:210g ●明るさ:最大350LM ●防塵防水性能:IP68

【その3】サーモスの保温ボトル

サーモスの保温ボトル
THERMOS 「ステンレスボトル/FFX-751」

ブランドが「山専用」と打ち出すハイスペックモデル。6時間後でも78度をキープと驚異の保温力を持つ究極のボトルです。500、750 、900mlの3サイズ展開。

車中泊グッズで保温ボトル? と一見結びつきにくいですが、車中泊をやってみてその便利さを再認識したんだとか。

編集長 松田
車中泊でお湯を沸かすときは安全面から外に出たり必ず換気するのですが、正直面倒くさい。なので一度沸かしたお湯はここにキープしています。

例えば夜のチルタイム、わざわざ外に出てお湯を沸かさずとも車内でコーヒーを飲むことができるので、絶対あると便利!

サーモスの保温ボトルを持っている様子

編集長 松田
これは750mlサイズなんですが、家族用に900mlか、もう少し容量の大きい保温ボトルを新たに検討しようかなと思っています

サーモス 山専ステンレスボトル 0.75L

 

●サイズ:幅8cm×奥行8cm×高さ26cm ●口径:約3.6cm ●容量:0.75L ●保温効力(6時間):78℃以上 ●保冷効力(6時間):10℃以下

サーモス 山専ステンレスボトル 0.9L

 

●サイズ:幅8cm×奥行8cm×高さ30cm ●口径:約3.6cm ●容量:0.9L ●保温効力(6時間):80℃以上 ●保冷効力(6時間):9℃以下

サーモス ステンレスボトル 1.2L

 

●サイズ:(約)W10.5×D9×H31.5cm ●重量(約):0.7kg ●容量:1.2L ●保温効力(6h):80度以上

人生最高のパートナーに出会えました!

ハイエースと編集長 松田

今回予算大幅オーバーという暗雲立ち込める状況の中、購入を決断した松田に今の率直の気持ちを聞いて見ました。

編集長 松田
正直、最初に値段を聞いたときはリノカじゃなくて、普通のハイエースの後部をフルフラット仕様にしたものでもいいんじゃないか? という思いが頭をよぎりました。だってハイエース自体が間違いなくカッコいいんですもん。

編集長 松田
でもそこで妥協するのではなく、いまあるカタチの決断にして大正解。やっぱり“見た目が好き”というのは何を選ぶにしても絶対的に求められることだと思うんです。ほぼ勝手に決めて妻には怒られもしましたが(笑)、家族での買い物やお出かけでは総じて満足してくれています。

これから何年、できたら何十年と乗って行きたい1台という感覚は家族みんなで共有できており松田家は大満足です!

新しい相棒を得て、いままで以上にフットワークが軽くなった松田。これからよりフレッシュなキャンプ情報を発信してくれることでしょう!