すぐできる!長谷部雅一・自然遊びのたからばこ#6 ~ハンモックの愉しみ~

世界中のフィールドを旅しながら、そこで得た学びを発信し続けるアウトドアプロデューサー、長谷部雅一さん。CAMP HACKの連載では、キャンプ場や公園でできる「そとあそび」について存分に語って、実践していただきます。今回は大人も子どもも楽しめる「ハンモック」の魅力をご紹介します!


大人も子どもも楽しめる

キャンプに一番取り入れやすい「+α(プラスアルファ)」はなんといってもハンモックです。

キャンプサイトのリビングに設置をすれば、どんな高級なソファーにも負けない、自然と一体化しながらリラックスできるスペースが完成します。

ハンモックをやろう! という一声だけで、もう子どもはワクワクしはじめる
大人だったらハンモックの近くにローテーブルを置いて、買ったものの1ページも開いていなかった単行本とアルコールさえ置けば至福の大人時間になるのは皆さんも簡単に想像できるでしょう。

昼寝をしたり、少し揺らしてブランコにしたりと、もちろん子どもにとっても極上の遊び場になります。子どもと一緒にハンモックに揺られればいつもの数倍濃密なコミュニケーションの時間も生まれるでしょう。

使わないなんてもったいない!

ハンモックは買ったものの、設置に手こずるし、手頃な木がなかなか見つからないから結局お蔵入り……なんていう人も多いと聞きますが、今回は木をつかった簡単な設置方法を紹介します。

難しいロープワークもいらないので、ぜひ次のキャンプにはハンモックを持って行ってみてください。

道具はこれだけ用意しよう


ハンモックの他に準備をするのは2種類だけ。どれもアウトドアショップで入手可能です。

スリング

テープスとも呼びます。

クライミングをするときに使う丈夫なナイロンテープで、あらかじめ輪になっている。

長さは様々あるが、オススメは150cmと60cmのもの。多めに持っていくと設置可能な場所が増えます。

ロック付きカラビナ(HMS)

こちらもクライミングに使うカラビナで、間違えてゲートが開かないようにロック機能がついている。オススメはHMSタイプで、ゲートの開きが大きいのでハンモックの設置が楽になる。

※写真はネジを回すようにロックをするスクリューロック式

設置はとってもカンタン

今回のハンモックの設置方法は、結びなど特殊技術は必要なしです。片付け方もこの逆回しなのでしっかりと覚えておきましょう。

1:落ちても安全で、木立がある場所を選ぶ

もしも子どもが落ちてしまってもケガのないように、ハンモックの下周辺に石や木の枝などが無い場所を選ぶ。あらかじめ手でどけられるものはどけておこう。

また、子どもが自分で安全に乗りやすいように、子どもの股下ギリギリの高さで設置できるようなイメージをして場所選びもするのがベスト。

2:一番長いスリングを木に巻き付ける

巻きつけたら、写真のように輪の中に反対側を通す。

3:そのまま通した方を持って引っ張る

この時に、スリングを輪にするために縫われた部分がスリングが交差する部分や末端にこないように調整する。


ハンモックの距離が足りない場合は同じように新しいスリングを通す。

4:カラビナをスリングにかけて、さらにハンモックをかける

この時、カラビナの開口部分は上向きにして、しっかりとロックするようにする


 

ロック前のカラビナ
ロックをした状態のカラビナ

ハンモックの乗り方

ハンモックを子どもが自由に乗り降りできるように、あらかじめ乗り方のルールを決めておくのがオススメです。

特に以下の乗り方は安全に乗れるので実践してみよう。

1:ハンモックをまたいで立つ


小さな子どもはまたぐときに少しよろける場合があるので初めのうちはフォローしてあげましょう。

少し高めがいい場合は、子どもが背伸びをしてまたげるギリギリが良い。

2:ゆっくり開きながら座るように乗る


慣れないうちはこれも保護者が後ろからフォローをするとより安全に乗れる。

ここまでできればあとはゆっくりと寝転び足を乗せるだけ。

ハンモックの乗り降りになれてきたらもっと高い位置に設置したりと、設置場所や高さに変化を持たせてもいい。

親子で一緒にやろう

ハンモックの上での会話はいつもよりもはずむ?!

1:設置から撤収まで子どもと一緒にやろう

ただ大人が設置したハンモックで遊ぶよりも、作業も一緒に行うことで「自分も設置したハンモック!」という思いになれて子どもがより楽しい時間を過ごすことができる。

2: 親子一緒にハンモックを楽しもう

ハンモックで遊ぶ子どもをそのままにして自分たちは別のことをしているといったことをよく目にします。

せっかく楽しい器具を設置したのだから、親子で一緒に楽しむようにしよう。

「ハンモック×一緒に楽しむ=素敵な思い出」となるはず。

安全には十分配慮を

・ハンモックによっては人数制限や強度が比較的低めに設定されているものがあります。あらかじめ何キロ対応可などをしらべてから使用するようにしよう。

・もしもこれを機に購入される人は、2人用のものがオススメ。親子で一緒に乗れる他、多少揺らして遊んでも安全です。

~第7回につづく~


▼気軽に、子どもが夢中になれる! 長谷部雅一の過去連載はこちら


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長谷部 雅一

アウトドアプロデューサー。世界中を旅して、フィヨルドのシーカヤックから7000m級の山までをフィールドに日々遊ぶ旅人。著書:ネイチャーエデュケーション(ミクニ出版)、自作キャンプアイテム教本(ブティック社)他

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