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みんなは電源サイト活用している?

そこでおふたりに、ホットカーペットやヒーターなど、家でも使える暖房器具が使える「電源サイト」に注目してお話ししていただきました。
電源サイトを使うのは暖房と充電の2極化?最近の利用事情

oki:使いません。SAMさんは?
SAM:ぼくも最近は使わなくなりました。理由ってあります? もしかして意地?
oki:意地じゃないです! 単純にあまり電気製品を持っていないからです。ただ、電源サイトのありがたさは知っています。誰かが電気毛布やカーペットを持ってきていたら積極的に借りますし、もちろんスマホの電源だって借ります(笑)! SAMさんは「最近」と言っていましたが、その理由はありますか?
SAM:電源って「基本区画ひとつ」になるので、家族でのキャンプではないかぎり「ひとり」で使えない、という理由があります。もったいないし、なんか大仰だし。

SAM:それもあります。一度だけソロ複数人で電源を借りてスマホ5台の充電ステーションにしたことがあります(笑)。でも、いまやモバイルバッテリーの容量が上がっているので、もうその必要もないですが。
oki:ちなみに、いま電源サイトって何に使われてるんですかね?
SAM:私が知っているかぎり、使用目的の9割は暖房器具ですね。
oki:ホットカーペット、ヒーター……というところでしょうか。
SAM:それくらいだと思います。
そもそも電源サイトっていつ頃から普及したの?

SAM:間違いなく80年後半以降の普及です。後半の最後くらいなので、イコール90年代ですね。
oki:どこが最初なんだろう。「KOA(ケイオーエー)キャンプグランド」かな? この辺はわからないや。

oki:そうかもしれませんね。あったら絶対に借りますね(笑)。
SAM:ですよね〜〜!
電源サイトの電力ってどのくらい?使い道の話へ
oki:そういえば、電源サイトの電力ってどのくらいあるんですかね。SAMさんは知ってます? もちろんキャンプ場によるんだろうけれど。SAM:たしか、上限1kWくらいが多いと聞いています。
oki:あっ、何で使わないか今わかった。電気音痴でした(笑)。1kWって、どんなもんなんですかね?
SAM:1000Wなので、たとえばドライヤー全開でアウトでしょうか。
oki:ホットカーペットは? それすら知らないという(笑)。

oki:なるほど。
SAM:その昔には、炊飯器を使った人がいてびっくりしたことがあります(笑)。さすがにこの10年では見たことないですが。
oki:たしかに、炊飯器つかっている人いたわ。イワタニのガス炊飯器がなくなってからの話だ。あれは名品ですね!
SAM:あれは正直すごい。これがまた美味しく炊けるから驚きだった!
電源サイトを使う本当の目的とは……?今と昔を比較

SAM:キャンカーの場合、ダンプステーションを使用する場合もありますので、一般の区画にはそんな入らないですよね。
oki:日本でダンプは少ないですけれどね。共通ダンプになっていたり。
SAM:私はキャンカーですが、電源ないと死にます(笑)。アメ車だから余計ね。
oki:なるほど(笑)。
そういえば、先日に台湾へ行ったんですが、台北の街中に若洲みたいなキャンプ場が河岸にあって、そこは区画サイトに、電源とダンプと炊事場が整っていてびっくりしました。

oki:たしかに。はじめての人にいやな思いをさせない。何かあると安心しますもんね。

それよりカッコイイシュラフ使って、コットを使って、いろいろ駆使して防寒したほうがなんかプロっぽいじゃないですか。ノルディスクのテントから電源コードが出ている図は、ちょっと想像できないでしょう(笑)。
oki:たしかにね〜!
~#14へ続く~