CAMP〈裏〉HACK!/秋冬に注目のコテージ(前編)。そもそもコテージってどんなもの?

アウトドアライター&日本オートキャンプ協会公認インストラクター・SAMと、元アウトドア雑誌編集長で現在イベント「アウトドアデイジャパン」実行委員長・沖田雅生のふたりによる連載がスタート!キャンプの意外な楽しみ方や裏話・裏技、深い話など、キャンプの裏(?)を語りまくります!第11回は「コテージ」をテーマに語る前編です。


コテージに泊まったことはある?

連載11回目のテーマは「コテージ」。道具を持たずに自然の中で泊まることができるコテージは、キャンプ初心者だけでなくシニアやファミリーにもおすすめの宿泊施設。

でも、キャンプ場によって設備やサイズがまったく異なるのが現状。おふたりから、まずはコテージとはどんなものかについて語っていただきました。

そもそも「コテージ」とはどんな宿泊施設か?

oki:今回SAMさんの提案で「コテージ」をテーマにしましたが、その心は?

SAM: だれかれ避けているわけではないのでしょうけど、意外にメディアでもとりあげられていないんですよね。となると、「裏」としてはいいんじゃないかなー、と。

oki:たしかにそうですね。ボクはラジオなんかで、「はじめてキャンプのおすすめは?」と聞かれると、コテージを勧めますけどね。はじめてにはオススメだし、冬の時期もですね。

ところで、コテージってどんなものを指すのか、泊まったことがない人にはイメージしづらいかもしれませんね。宿泊施設はたくさんありますし。

SAM:宿泊施設って色々なタイプがあって、名前も形も種類もさまざま。呼び方でいえば、コテージ、トレーラーハウス、キャビン、バンガローですかね。あと何かあったかな??

oki:それくらいでは?

SAM:あ、ログハウスとか、ツリーハウスとか。この全部があるのが栃木県のサンタヒルズ! 正確にはトレーラーはお風呂だけど(笑)。この分類にたぶん正確性がないし、過去定義した人もいないでしょうね。

oki: 考えてみたら、ツリーハウスの宿泊施設増えたね。

SAM:そうですね。コテージといわれるのはおそらく生活器具全般が付帯しており、完全手ぶら可能な宿泊施設に対して使われていると思います。

oki:バンガローは板の間だけ。コテージは、別荘のように、お風呂もあってトイレもあるところがある。

SAM:でも、その中間もあるからややこしい。トレーラーハウスは、コテージと同等の場合もあるけど、基本バストイレは別が普通かな。

oki:昔話は良くないけれど、80年代くらいまでのバンガローは掘っ立て小屋みたいなもんで……いまでもあるのかな? 下から風が抜けてた。ほこりっぽいし。だから泊まりたくなかった。草地の上にテントの方がよっぽどふかふか。だから2002年にアウトドアに戻ってきて、茨城県の大子広域公園オートキャンプ場には驚いた。綺麗な設備が整っていて!

SAM:私もエアストリーム(アメリカントレーラー)に泊ったのは大子広域公園オートキャンプ場が初めて。

oki:もはや別荘ですからね。静岡の竜洋海洋公園オートキャンプ場もそうですが。キャンプイベントでも、ロケでも大変お世話になってますよ、ボクは。

SAM:いま、バンガローだけは死語になりつつあるかもしれない。これらの宿泊施設を「バンガロー」イメージから一気に引きあげたのはPICAさんです。

oki:なるほど。もっと具体的に聞きたいですね!

SAM:こういってはいけませんけどそれまで掘ったて小屋のようなバンガローが、外観が欧米風のコテージとなり一気にイメージが変わりました。野趣の代表アウトドアでありキャンプに「リゾート」という感覚を持ってきた功績は大きいのではないかと。

なので、実はキャンプのパラダイムシフトはある意味宿泊施設の変化で起こっていたかもしれません。キャンプサイトはいつでもキャンプサイトだから(笑)。

oki:もともと、リゾートから自然・アウトドアに入ってきていますからね、PICAさんは。

コテージに泊まる際のチェックポイント

SAM:実際にこれは知っておいたほうがいいということがいくつかあります。もし、ベッドがない「床」で寝る場合……。これはテント泊以上に「冷たい」ということです。「寒い」ではなく「冷たい」。地面から近い床は本当に冷たいのです。

なので、これを遮る工夫がないとえらい目に遭います。キャンプマット、銀マット、などなど用意しておきましょう。現地で借りてもいいから、マットの上にシュラフは、これは必ず。

oki: SAMさんがいったけれど、コテージといえどもキャンプ場によって定義がまちまちなので確認すべきことがあるんですよね。ベッドがある、なし。マットがある、なし。食器がある、なし。調理道具(ガス含めて)ある、なしなど。現地で「無い!」ってなると、大変かと思います。

SAM:あと、宿泊施設に泊まっても焚き火をしたいという人も多いと思います。しかし、意外にそのスペースが用意されていない場合がかなりあります。これを事前よく確かめておくこと。

oki: たしかに。最近は薪ストーブがあるところもあるから、楽しめる。

SAM:そしてもう一つは火気使用。これがどうなっているのかもよく確かめて、何がよくて何がダメなのか、キャンプ場により規定が違いますので。

コテージ(宿泊施設)もいいな、と思った体験談の話へ

oki: SAMさんは、コテージに泊まって良かったと感じた経験はありますか?

SAM:テント泊とちょっとちがう経験として……朝の窓から指す光ですかね。森の中、コテージとかキャビンで光を感じるのがすごい好きです。なんともいえないあの朝の光。ほんのちょっとのカーテンの隙間から。あとはデッキが付いていると、そこで飲むコーヒーがうまい! なんでか知らないけど。ちょっと贅沢な感じ。

oki:デッキでコーヒーやビール飲みながら、森や湖をみながら、のんびり過ごすのがいいですよね。

SAM:あとはコテージは「合宿」感があっていいよね。テントはある程度パーソナル、ファミリーパーソナルですが、宿泊施設はそこをもうちょっと拡大できたりもするので。複数家族での思い出の場所に、最適なんじゃないかな。

oki:ボクは、汚いバンガロートラウマからの別荘然としたコテージへの転身だったので、驚きが先にきちゃって。

SAM:あ、そうだ。私、マンション住まいなんで……一軒家を1日持つ感じがちょっとうれしい、かな(笑)。

「コテージ泊はキャンプなの?」という素朴な疑問にお答えする後編!


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SAM & 沖田雅生

●SAM…アウトドアライター&日本オートキャンプ協会公認インストラクター。http://samcamp.net/ ●沖田雅生…アウトドアデイジャパン実行委員長&編集者。http://outdoorday.jp/

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