DODのタケノコテントなら自前グランピングも夢じゃない!
DODのユニークなネーミングが光る「タケノコテント」。名前の通り、土から突き出たタケノコのような形をしています。
このテントの魅力は、なんといっても室内の広さ。およそ8.6畳分の広さがあり、大人8人が寝られるくらいのビックサイズ。クイーンサイズのエアベッドも置けるので、自前グランピングも夢じゃない!?
2018年にアップデート!
そんなタケノコテントですが、実は2018年にアップデートされた歴史があります。ウォール部(壁)が、ポリエステル75D→150Dと生地の厚みが増したほか、出入り口が1→2つに増えたりと、より使い勝手さが向上しました。
タケノコテントってどんなテント?他にはない6つの特徴
それでは、実際にタケノコテントの6つの魅力について探ってみましょう。
① ルーフとウォールの素材が違う!
タケノコテントは、ルーフ部にポリコットン、ウォール部にポリエステルを採用しています。
ポリコットンの魅力は、遮光性の高さ。生地の厚みが濃い影を作ってくれるので、室内温度が上がりにくくなるという特徴もあります。また結露しにくいメリットも見逃せません。
一方ポリエステルは、軽量性と強度のバランスが優れている素材。吸水性が低いので、雨に濡れて生地が重くなるという心配もありません。
② ワンポールより高く、そして広い
前述しましたが、室内はおよそ8.6畳と贅沢な空間の広さ! クイーンサイズのエアベット(長さ:約203.2cm 幅:約152cm 高さ:22cm)も余裕で入ります。では、なぜそんなに広いのでしょうか? その秘密は8つの角に立っているポールにあります。
一般的なワンポールテントは、1本のポールが大黒柱のようにして支えているため、円錐のような形をしています。ですから天井部に近づくにつれて幅が狭くなり、端っこの方が意外に窮屈……なんてことも。
しかしタケノコテントは、ウォール部に約140cmのポールを設けることで、端まで空間の高さを出し、面積を最大限に活かした構造になっているのです。
夫婦2人と子ども3人とボーダーコリー1匹の家族なので大きめテントを探していました。
寝袋を5個敷いても半分弱ぐらいの広さなので、荷物やリビングなども作れて快適です。(出典:楽天)
③ 8つの窓で、開放感が半端ない!
タケノコテントには6つの窓と2つの出入口がついています。すべてメッシュになるので、フルオープンにすれば360度から風が入ってきます。
逆に寒い時期は窓をフルクローズすればOK。裾にはスカートがついているので、冬キャンプだって楽しめます!
360度8箇所にメッシュの窓があるので風通しも良いし、蚊を気にせず中で過ごせます。買ってよかったです。(出典:楽天)
また出入口にはシェードがついており、上の画像のように下ろせば、雨の日でも安心して靴を置けます。こういった細かな気配りは嬉しいですね。
④ 裸足も土足も、両方楽しめる!
タケノコテントのフロアシートとウォール部はジップで繋がっています。ジップを外しフロアシートを半分に折りたためば、画像のような土間スタイルが完成。フロアシートを外して、シェルターのように使うのもアリですね。
⑤ ”使い勝手”を考えた小ワザも光る!
見た目だけでなく、使い勝手さを考えた細かな作りもタケノコテントの良いところ。室内だけでも以下の4つがあります。
●テント内側に大きなポケット
迷子になりがちな収納袋入れに便利です。
●タープを接続するためのループ
チーズタープだけでなく、通常のヘキサタープも接続することが可能。
●4つのベンチレーター
テント上部に、4つのベンチレーターを装備。天井部にこもりがちな熱気や湿気を外に排出してくれます。
●9ヵ所のランタンフック
メインポールと、ウォール部のポール8箇所の頂点にランタンフックがついています。
⑥ 価格もお手頃!
ポリコットンのワンポールテントと言えば、白熊ロゴでお馴染みノルディスクの「アスガルド」が有名ですね。しかしお値段は約10万円からと、気軽に手を出せる価格ではありません。
一方タケノコテントは64,800円(税込)と、「アスガルド」と比べるとかなりリーズナブルなお値段。はじめてのポリコットンテントにもオススメです。
DOD タケノコテント ベージュ/オレンジ
タケノコテントの設営について
一見難しそうに見えるタケノコテントですが、構造がシンプルなので設営はさほど難しくありません。ただしポールの数が9本と多いのとサイズが大きいので、立ち上げには少し手間取りそうです。
設営時間は2人で行えば、約10~20分ほど。慣れてくれば1人でも設営できるという口コミもありますが、はじめは2人以上で設営するのが無難でしょう。
設置は2人いれば十分です。我が家は夫婦と3歳の娘も手伝ってくれましたが、結構簡単に10分くらいでは設置できました。(出典:楽天)
別売りのグランドシートがあると便利
タケノコテントは八角形と特殊な形をしているので、専用のグランドシートがあると便利! グランドシートのループと本体をペグダウンする位置と同じなので、綺麗に張ることができます。
グランドシートは本体のフロア生地と同じ、最高級クラスの300Dのオックスフォードポリエステル素材。耐水圧も5,000mmと安心できる素材です。
タケノコテントにはほぼ必須ではないでしょうか。慣れもあるんでしょうが、これがないとキレイに張ることはむずかしいかもです。それよりも大きなメリットがあります。
広めのサイトではこのグランドシートを使ってどこにテントを設営するかイメージするのが簡単です。タケノコテントは立ち上げてからでは移動が困難ですからね。(出典:ナチュラム)
同等の厚みを求めて、自身でカットすることを考えると購入した方が得。 立てる時はサブポールがくる部分をグロメットの穴から地面が見えるだけ内側にめくればサブポールで傷つけずに使えます。(出典:ナチュラム)
DOD タケノコテント用グランドシート
ここが気になる!知っておくべき2つの注意点
タケノコテントの使用時に注意しておく点があります。購入前に必ずチェックしておきましょう。
① 雨との相性
タケノコテントの生地には防水コーティングが施されていません。しかし、ルーフ部に使用されているポリコットンには、水を含むと綿が膨張するという特徴があります。膨張した綿が水の侵入を防ぎ、雨漏りを防いでくれるのです。
ただし、回数を重ねると撥水効果も衰えるので、防水スプレーがあると安心。メーカー側もなるべく雨天時や水のたまった場所での使用を避けるよう推奨しています。
またポリエステルと比べて、カビが発生しやすいのがポリコットンの宿命。雨の後はしっかり乾燥させるなど、お手入れはしっかり行いましょう。
② タープを張るのは難しい?
一般的なキャンプ場の区画サイトは約8m×8mのところがほとんど。タケノコテントは約4.5m×4.5mなので、テント単体であれば余裕を持って区画内に収まります。
しかし区画サイトのサイズが車込みの場合、車のサイズやロープを打つ場所によって収まらない場合もあるでしょう。また、タープを張るのであれば8m×8m以上の広さがある方が安心です。
タケノコテントのミニ版もあるぞ!
タケノコテントでは大きすぎる、という方には「タケノコテントミニ」がオススメ。広さは大人5人がピッタリ寝られるくらいなので、快適に過ごすなら大人4人、もしくは大人2人子供2人の計4人のファミリー利用が適していると言えます。
写真のように7×7mの区画サイトも収まる設営面積なので、サイト選びにもさほど困りません。サイズが小さくなった分、重さも約15kgとタケノコテントよりも軽量です。
DOD タケノコテントミニ ベージュ×オレンジ
タケノコテントで気軽にグランピング
セルフグランピング用のテントは高価なイメージでしたが、それを払拭してくれたのがDODのタケノコテント。ワンルーム並みの室内は、グランピングの再現に相応しい空間です。
これを機に、オシャレキャンプに挑戦してみてはいかがでしょうか?