それでも気になる!軽トラキャンプの「本当のトコロ」

カッコ良くて便利なのはわかりましたが、ぶっちゃけ困ったことはないのでしょうか? 移動スピードや燃費、納車までのトータル金額など軽トラキャンプの“本当のトコロ”も伺いました。
現行スタイルまでの合計予算は約120万円
2019年夏にハイゼットトラックジャンボを中古で90万円で購入し、秋にbug-truckのカスタムを約30万で装備。こんなにカッコいいキャンプ仕様車が合計約120万円とは、なかなかリーズナブルではないでしょうか。
移動スピードはやや遅め
軽トラックですのでスピードは出ませんし、求めてもいません。どんどん抜いてくださいといった感じです(笑)。
燃費はリッター10〜12kmくらい
荷台をキャンプ仕様に改造して、キャンプギアを積んだ軽トラの燃費はリッター10〜12kmくらい。車種によりますが軽自動車はリッター20km前後が多いので、やや燃費は悪いですかね。
その代わり荷物をふんだんに積載できるので、そこは相殺といったところでしょうか。
※走行距離や積載量、クルマの状態によって変動します
バックミラーはしっかり見えている

幌で覆われているのでバックミラーがちゃんと見えているのか気になっていましたが……
後方の幌が透明になっているので、バッチリ見える状態です。また、バックカメラも搭載しているので積載量が増えても問題ありません。
運転席はリクライニングできて快適

多くの軽トラはリクライニングができませんが、ハイゼットトラックジャンボは可能。
長距離運転ではリクライニングの有無は重要なので、ここがこの車両を選んだ1番の理由です。軽トラキャンプ用としてはこの車両がベストだと思っています!
運転席フロアも広く設計されているので快適に運転できますね。
2名しか乗車できないのでカップル・ソロ向け
乗車できるのは2名までなので、どうしてもカップルかソロキャンプ向け。ファミリーやグループ利用には向いていません。
フィールドは基本的にオートキャンプ場
クルマとテントが一体化しているので、キャンプスタイルはクルマが乗り入れ可能なオートキャンプ場がメインです。とはいえテントを積み込んでいけば、どんなフィールドも対応可能です。
軽トラキャンプ、ブームの予感!

軽トラキャンパーの実情を探ってみましたが、かなり“アリ”なスタイルですね! bug-truckを装備する前は、DDタープを使った写真のようなスタイルだったそうです。
軽トラとタープさえあれば気軽にはじめることができる軽トラキャンプ。導入のハードルもそんなに高くないので、この新スタイルはこれからもっと流行る予感がします。皆さんも中古の軽トラを探して、安価にスタートしてみてはいかがでしょうか?