記事中画像撮影:筆者
悩ましい一眼レフカメラの持ち歩き問題
筆者はキャンプや山歩き、そして仕事でもカメラを持ち歩くことがあります。ただ、首に下げているとうっかりレンズをぶつけてしまったり、雨が降ってきて慌ててバッグにしまったり……。
でも、毎日は使わないし、そのために専用のケースを買うのもな……とためらっていましたが、ある日立ち寄ったモンベルでいいものを発見!
風呂敷タイプのカメララップ
「カメラップ」の名の通り、カメラを包んでおけるアイテム。なのですが、使えば使うほど「これにもいいんじゃない!?」という要素が満載で。
カメラ一台のために数千円する専用のケースを買うより、1,000円台で手に入って、なおかつカメラ以外にも使える可能性も秘めているし、自分が買うならこっちかな、となったわけです。
モンベル「クリマバリア カメラップ」の特長3つ
ポイント1|オモテとウラで素材が違う
オレンジ色の面は、はっ水性のあるナイロン素材(つるっとした肌触り)。ブラック色の面は、起毛感のあるフリース素材(ふわっとした肌触り)。
これはモンベル独自の「クリマバリア」という素材で、寒い季節のアウターなどに使われています。
裏地は少し起毛感があるので、ペラペラの生地よりクッション性があり、機材をやさしく保護します。
ポイント2|防水フィルム入りだから雨を弾く
カメラを巻くための布やケースは他メーカーからも出ていますが、表地と裏地の間に防水フィルムが入っているところが大きな差!
だから、こんなふうに水を弾くことができるんです。
「一枚布」という構造上、完全防水とまでは言えませんが、しっかりと巻いていれば、ちょっとの雨くらい全然平気です。
ポイント3|風呂敷だから包むアイテムの形を選ばない
50cm×50cmの風呂敷タイプなので、カメラように凸凹のあるアイテムや、平たい大きなアイテムであっても包むことが可能です。
ゴムとコードロックが付いているので、いろいろな形にフィットします。
【こんな使い方もいいんじゃない?】使い道5パターン
1|カメラの持ち歩きに
王道の使い方は、もちろんカメラ。ストラップ付きのままでも包めるところがポイントで、カメラを裸で持ち歩くのが心配なとき、雨が降ってきてしまったとき、カメララップを巻くことで安心感があります。
巻き方はかんたん。先ほどご紹介したように、生地の上にカメラを置いたらパタパタと包んで、ゴムバンドとコードロックできゅっと留めるだけ。
うっかりぶつけやすい長めのレンズでも包むことができます。ほかにも、双眼鏡などレンズを使用するアイテムの持ち運びにもいいかも。
ただし、この布自体に衝撃吸収機能があるわけではないため、そこは注意ポイント。
2|タブレットやゲーム機を包む
iPadを包んでみました。なんだかラッピングされた装いになって収まりもいい感じ。
3|カチャカチャ音が気になるギアを包む
続いて巻いてみたのはホットサンドメーカー。ハンドルが取り外せないタイプで収納袋に困っていたのですが、巻いてみたら意外といけた……!
これなら持ち運びのときのカチャカチャ音も気になりません。
4|まな板やカトラリーをまるっと包む
こんな凸凹のアイテムも、このとおり。まな板やカトラリーなど、さまざまな形&細々したキッチンアイテムをひとまとめにしておくのもよさそう。