ウェットティッシュも、ケースをつければこのとおり
円筒形のランタン、途中で折り返せばツートーンに変身
クージー(KOOZIE)というのは、ウェットスーツの素材(ネオプレーン)で作られたスポンジ状のカバー。防水性や保温/保冷性に優れ、スポンジなのでカバーとして衝撃から守る効果も期待できます。発色がよく、発泡インクでシルクスクリーン印刷ができるので近年ノベルティとして人気ですね。クージーはドリンク缶・ペットボトルの他にもリユースボトルやガス缶、LEDランタンのカバー、はたまたウェットティッシュスケースまで多彩な用途があるので、いくつあっても無駄にならないんですよね。
このクージーの人気、僕は火付け役のひとりはHALF TRACK PRODUCTSなんじゃないかなぁと思っています。機能に大きな違いはないから、魅力はなんといってもグラフィックとデザインに表れます。ボトルと同様にプリントされた、ジェリー鵜飼さん、井本幸太郎さんたちによる絵とメッセージがいいんですよね。
代表の土屋雄麻さんいわく
細かくディレクションはせずに、友人のイラストレーターやデザイナーにメッセージ内容も含めて、お任せ状態。細かくディレクションするとそれに応えようとしてしまってうまくいかないことも多くて
とのこと。魅力的なカラーリングのクージー、中には蓄光インクでプリントされたものもあって、ついついコレクションしたくなっちゃいます。
ペグ用のトートバッグ? シュラフ用のクッション?…想像つきますか?
ランチトートみたいに色も形も実にかわいいのですが……
……これぐらいのペグとハンマーが余裕で入ってしまう驚き
ペグ用のケースって、アウトドアブランドのケースを使ったり、工具入れを使ったり、アーモボックス(弾薬箱)を使ったり、工夫が楽しいアイテムです。でも、トートバックと言われたら、キャンバス地の普通のトートバッグをイメージしちゃいますよね。
「ペグトート」は、表側はテントのようなコーティング生地、内側はソフトクーラーなどに使われるターポリン生地を用いています。サイズはソリッドステイク30を入れることを想定して作られていて、ハンマーとともに20本ぐらいは入ります。泥のついたペグを入れて汚れても、水でザブザブ洗えるのがいいですね。絶妙にダウンサイズされるし、移動時にカチャカチャいわない優れモノです。
シュラフを入れたままで、ブランケットでコット寝したい
ふかふかクッションにシュラフが入るとは思うまい
一方の「ノンスリープ クッション」これもおもしろいです。シュラフはご存じのとおり、圧縮された状態でスタッフサックに入れっぱなしにするのはロフトがつぶれてよくないのですが、かといって保管用のネットは見た目に残念な感じ。保管しかできないということは、収納スペースを取ってしまいます。
スタッフサックを円いクッションに見立てて、中にシュラフを入れる。こうすることでインテリアとの垣根がとれ、オフシーズンもしまい込んでしまうのではなくシュラフを使える。そんな商品の名前が「ノンスリープ」とは、ニヤリとしますよね。