あるファミリーキャンパーに徹底フォーカス!
家族に焦点を当て、ファミリーキャンプの楽しさやリアルな事情をお伝えする密着レポ。第三弾は、偶然的なスノーピークとの出会いからみるみるキャンプにハマったという、とあるご家族にお話を伺いました。
ご協力いただいたファミリーは・・・
富山県にお住まいの、稲垣家のみなさん。ご主人のやすとさんと奥様のこずえさん、5歳のゆいと君の三人家族です。
キャンプを始めたきっかけは?
稲垣ファミリーがキャンプを始めることになったきっかけ、それは偶然的なものだったようです。
ドライブがてら、隣県の新潟のキャンプ場「スノーピーク ヘッドクオーターズ キャンプフィールド」に遊びに行ったのがきっかけです。
元々キャンプには興味があり、色々調べていたという稲垣さん。
スノーピークは「テントの品質と本社のキャンプ場が凄い」というのを知っている程度だったんですが、その時併設してあるお店のスタッフがとても親切に製品説明をしてくれました。
さらにキャンプ場の中にも入れてくれて、楽しそうにキャンプしている家族や沢山のテントを見て「やっぱりキャンプ楽しそう!」と、テンションが上がったのを覚えています(笑)。
かくして突然始まった稲垣家のファミリーキャンプ、以後どのように展開していったのでしょうか……?
キャンプでの過ごし方
お子さんと、何をして過ごしていますか?
晴れの日は、キャンプ場探検やラジコンで遊びます。雨だとテントでお絵かきや、カードゲームをして遊ぶことが多いです。
せっかく来たキャンプ、雨でも楽しめるようにトランプやボードゲームを持って行くと良いですね!
この日は初めて、お父さんとゆいと君二人だけでお泊り。お父さんが主導で動くことの多いキャンプでは、父子間の絆もグッと深まります。
定番のキャンプ料理はありますか?
スノーピークの雪峰苑が便利過ぎて、購入してからはほぼ焼き肉です。朝はホットサンドが定番ですね。
鋳鉄グリドルで美味しく焼けて網に比べて掃除も楽という雪峰苑は、ファミキャンでも主役間違いなし!
スノーピーク 雪峰苑
おやつはポップコーンをつくると大喜びです。また、焚き火の時につくる焼き芋も喜んでくれます。
「食」もキャンプの楽しみのひとつ。これからの季節、朝食にスイカなんて子供も喜びそうで良いですね。
写真撮影のコツを教えてください
稲垣さんのお写真は、キャンプを楽しんでいる様子はもちろん、凛としたフィールドの空気まで伝わってくる素敵なショットばかり。撮影のコツを伺ったところ……
一番は楽しいことをいっぱいして、沢山写真を撮ることだと思います(笑)。
こちらは、念願の雪峰苑を手に入れたときの一枚。嬉しさが、じんわりと伝わってきますね。
単焦点レンズだと背景がボケて、雰囲気ある写真が撮りやすいと思います。お気に入りの単焦点レンズはCanonの「EF50mm F1.2L USM」です。
Canon 単焦点レンズ EF 50mm F1.2L USM
最近、ミラーレスカメラ(SONY a7III)を購入したのですが、ファインダーを覗かず撮影できるので面白いアングルから撮影できるようになりました。
今や携帯カメラもだいぶ性能は上がりましたが、やはり撮影の幅が広がるのは一眼レフやミラーレスカメラですね。
SONY ミラーレス一眼 α7 III
キャンプを始めて、変わったこと
趣味に「キャンプ」を加えて、実際にどんな変化があったのか聞いてみました。
お子さんの成長を感じたことはありますか?
色々な面で、積極的になったと思います。荷物運びや設営・料理など、自分から手伝ってくれるようになりました。また、料理も残さず食べてくれるようにもなりました。
普段食が細い子供も、キャンプでは驚くほど食べるという話も聞きますね。親としては「連れてきて良かった!」と思う瞬間です。
ちなみに、ゆいと君に「キャンプで何が楽しかったか」を聞いてみたところ……
「みんなで寝たこと、みんなでご飯食べたこと、まわりに沢山の人がキャンプしていたこと。」だそうです。案外普通なことが楽しいんですね(笑)。
普通のことを「外」でする、この新鮮な感覚は子供が成長するうえで大きな刺激になりそうです。
夫婦間に変化はありましたか?
奥さんとは、子どもが寝静まった後に焚き火をしながら、ゆっくり二人で話す時間が増えました。
ともに、子供時代にキャンプの経験があったという稲垣さんご夫妻。キャンプを始めるのも、自然な流れだったのかもしれませんね。
準備の分担についても、伺いました。
積載や設営などは基本的に僕がやります。食事のメニューについては事前に話し合いますが、料理は奥さんに任せています。
ファミキャンで大活躍!あってよかった「3つのグッズ」
コット
キャンプ場に到着したら、まずこれを出します。荷物も置けますし、子どもが寝っ転がったり座ったりできるので便利です。
そうなんです、コットは寝そべるのはもちろん荷物置きとしてもかなり使えるんですよね! 子供が着替える時に立たせられたりと、ファミキャンにあって損はないアイテムです。
虫かご
キャンプ場では偶然カブトムシやクワガタを発見することがあるので、あると便利です。
虫好き男子の夏の必携アイテム「虫かご」は、網とセットで常備しておきたいもの。朝早く起きて、キャンプ場にしかいないような珍しい虫を探すのもワクワクしますね!
流しそうめん機
そうめんや野菜を流すと、楽しんで食事してくれました。
キャンプでの子供といえば、ご飯そっちのけで遊びに夢中になりがち。流しそうめんのようなアクティビティ寄りのご飯なら、楽しみながらしっかり食べてくれそうですね!
子供とキャンプをとことん満喫できるいろいろな方法を試している稲垣さん。これから取り入れたいアイテムはと言うと……
星に興味を持ち出したので、星座早見表で勉強しようと思います。プロジェクターで夜に上映会をしたら、楽しいなとも考えています。
稲垣さん行きつけ!ファミリーにおすすめのキャンプ場
スノーピーク ヘッドクォーターズ キャンプフィールド
キャンプを始めたきっかけの場所でもありますし、とても開放的でキレイなので気に入っています。
レンタル品大充実、さらに設営された状態でスノーピークアイテムが見られるなど初心者に優しいキャンプ場。高低差がある丘陵ならではのフィールドで、どこにどう設営するかを考える楽しみもここならではです。
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戸隠キャンプ場
キャンプ場のすぐそばに牧場があり、動物とふれあうことができたり楽しい時間を過ごせました。また、貸し切りのトランポリン(有料)も家族で思いっきり楽しめました。
チビッ子忍者村や、戸隠そばのお店もすぐ近くにあるキャンプ場。せっかく足をのばすなら、観光やご当地グルメも満喫したいですね。
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稲垣さんファミリーお気に入りのキャンプ写真ベスト3!
普段話せないことも、ポロリと出てくる不思議な力がある焚き火。何を話していたのでしょうか……?
何気ない一コマこそ、キャンプ独特の穏やかな幸福感が伝わります。
だいぶ大きくなったゆいと君。ペグ打ちも、すっかりサマになっています!
これからキャンプを始める人へメッセージを
キャンプは、自ら不便な環境に身を置くようなものです。しかし自分たちが選んだキャンプ場やギアで過ごしていると、その不便さが楽しくなり普段のありがたみや家族の絆も感じることができます。
夜勝手に眠くなり朝は日の光と鳥の声で目を覚ます、自然との一体感を味わえるのも醍醐味かなと思います。
一番の魅力は、子供のキラキラした笑顔。自然の中で遊ぶ子供は、本当に良い表情を見せてくれますよ!
稲垣家のみなさま、ご協力ありがとうございました!!
次はあなたの家族に密着!?
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