風森美絵の”焚火・イズ・ジャスティス”#4~『なんにもしない』をしにいきましょう。~

画家でアートディレクターの風森美絵(かざもり よしえ)さんの連載がスタート!CAMP HACKのプロライター初となる絵描きの風森さんがテーマにするのは「趣味としての焚火」。焚火を愛してきた風森さんが、ハイセンスな絵を描きながら、焚火について語っていきます。第4回は、「なにかをしてもいい」し、「なにもしなくてもいい」という、自由な焚火の世界を語ります。


もしくは、『しなくちゃいけないコトを一つも持たない』をしにいきましょう。

焚火をしにいくって、なんかそんな感じ。

 


焚火をしながら本を読む。

焚火をしながら絵を描く。

焚火をしながらお茶を飲む。

焚火をしながらごはんを食べる。

焚火をしながらぼーっとする。

焚火をしながら焚火を愛でる。

 

デジタルデトックス目的じゃなければ、ゲーム機を持っていったり。

 

前に「テントの中でひたすらゲームするキャンプ」をしたことがあるのだけれど、スマホのゲームと違って電波の有無が関係ないから、電波の届かないような山でもできて、いいよゲーム機。

最近個人的にはまってるゲームがあって、焚火仲間(わたしにもやっと仲間が!)の二人に勧めたら見事にはまってくれたので、今度行く焚火は三人ともゲーム機持参決定。

焚火をしながらなにをしてもいいし、なんにもしなくてもいい。ひらすら自由。

焚火をしていると時間がとてもゆっくり流れる。


ゆっくりしようとしなくても、ゆっくりしちゃう不思議な時間は自由のせいかもしれない。

想像してみて。

お茶を飲みながらゆっくりして、薪をくべてまたゆっくり、ごはんやおやつを食べてゆっくりして、また薪をくべてゆっくり。の繰り返し。

 

いかがでしょう。

ゆっくりしかしてないし、ゆっくりしか出てこない上に時間がゆっくり流れる、ゆっくりのループ。

ゆっくりだらけでゆっくりってなんだっけ? って何かが崩壊することしばしば。

 
 

青空カフェ? 焚火カフェ? 気持ち的にはそんな感じが近いかも。

外という開放感とお茶とごはんと、そこに焚火をプラス。

 

また、ごはんやおやつを焚火の火で作ると、焚火をしている感をより感じられて良い。

焚火でごはんの時に登場回数が多いのは、ホットサンド。材料がコンビニで全て揃うので、ホットサンドクッカーさえ持って行けば道中のいきあたりばったりでも大丈夫。千切りキャベツやカットレタスとお惣菜コーナーの何かを挟んだり。レジ横のからあげやコロッケを挟んだり。

でも、普通のカップラーメンですらすっごく美味しいから、外で食べることがごはんを美味しくさせてるのだと思う。

焚火をしながら、なにかをするのであれば。


 

『なんにもしない』とは別に目的を持っていくのだったら、その一つとして『焚火で料理』があってもいいかもしれない。

焚火自体が趣味でそこに料理の目的があるとか、それはもう焚火が立派な趣味と言えるのではないかしら。

静かに過ごす、語らう、歌を唄う、踊ったりもできる、その『なんでも』の真ん中に焚火がある。焚火の懐は深いなぁ……と思わずにはいられない説。

~#5へ続く~


風森さんの過去連載はこちら!


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風森 美絵

外で食べるごはんと焚火を愛する画家、アートディレクター。 元調理師で、プライベートで作っていた外ごはんが評判となり 外ごはんスタイリストとしての著書出版、レシピを含めた ビジュアル、空間プロデュースなど雑誌やTVなどの様々な媒体で活動中。 yoshiekazamori.com www.instagram.com/y_kazamori

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