目次
もしくは、『しなくちゃいけないコトを一つも持たない』をしにいきましょう。
焚火をしにいくって、なんかそんな感じ。
焚火をしながら本を読む。
焚火をしながら絵を描く。
焚火をしながらお茶を飲む。
焚火をしながらごはんを食べる。
焚火をしながらぼーっとする。
焚火をしながら焚火を愛でる。
デジタルデトックス目的じゃなければ、ゲーム機を持っていったり。
前に「テントの中でひたすらゲームするキャンプ」をしたことがあるのだけれど、スマホのゲームと違って電波の有無が関係ないから、電波の届かないような山でもできて、いいよゲーム機。
最近個人的にはまってるゲームがあって、焚火仲間(わたしにもやっと仲間が!)の二人に勧めたら見事にはまってくれたので、今度行く焚火は三人ともゲーム機持参決定。
焚火をしながらなにをしてもいいし、なんにもしなくてもいい。ひらすら自由。
焚火をしていると時間がとてもゆっくり流れる。
ゆっくりしようとしなくても、ゆっくりしちゃう不思議な時間は自由のせいかもしれない。
想像してみて。
お茶を飲みながらゆっくりして、薪をくべてまたゆっくり、ごはんやおやつを食べてゆっくりして、また薪をくべてゆっくり。の繰り返し。いかがでしょう。
ゆっくりしかしてないし、ゆっくりしか出てこない上に時間がゆっくり流れる、ゆっくりのループ。
ゆっくりだらけでゆっくりってなんだっけ? って何かが崩壊することしばしば。
青空カフェ? 焚火カフェ? 気持ち的にはそんな感じが近いかも。
外という開放感とお茶とごはんと、そこに焚火をプラス。
また、ごはんやおやつを焚火の火で作ると、焚火をしている感をより感じられて良い。
焚火でごはんの時に登場回数が多いのは、ホットサンド。材料がコンビニで全て揃うので、ホットサンドクッカーさえ持って行けば道中のいきあたりばったりでも大丈夫。千切りキャベツやカットレタスとお惣菜コーナーの何かを挟んだり。レジ横のからあげやコロッケを挟んだり。
でも、普通のカップラーメンですらすっごく美味しいから、外で食べることがごはんを美味しくさせてるのだと思う。
焚火をしながら、なにかをするのであれば。

『なんにもしない』とは別に目的を持っていくのだったら、その一つとして『焚火で料理』があってもいいかもしれない。
焚火自体が趣味でそこに料理の目的があるとか、それはもう焚火が立派な趣味と言えるのではないかしら。
静かに過ごす、語らう、歌を唄う、踊ったりもできる、その『なんでも』の真ん中に焚火がある。焚火の懐は深いなぁ……と思わずにはいられない説。
~#5へ続く~