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風森美絵の”焚火・イズ・ジャスティス”#4~『なんにもしない』をしにいきましょう。~(2ページ目)

想像してみて。

お茶を飲みながらゆっくりして、薪をくべてまたゆっくり、ごはんやおやつを食べてゆっくりして、また薪をくべてゆっくり。の繰り返し。

 

いかがでしょう。

ゆっくりしかしてないし、ゆっくりしか出てこない上に時間がゆっくり流れる、ゆっくりのループ。

ゆっくりだらけでゆっくりってなんだっけ? って何かが崩壊することしばしば。

 

  • 風森美絵 焚火のアイテム ホットサンド

 

青空カフェ? 焚火カフェ? 気持ち的にはそんな感じが近いかも。

外という開放感とお茶とごはんと、そこに焚火をプラス。

 

また、ごはんやおやつを焚火の火で作ると、焚火をしている感をより感じられて良い。

焚火でごはんの時に登場回数が多いのは、ホットサンド。材料がコンビニで全て揃うので、ホットサンドクッカーさえ持って行けば道中のいきあたりばったりでも大丈夫。千切りキャベツやカットレタスとお惣菜コーナーの何かを挟んだり。レジ横のからあげやコロッケを挟んだり。

でも、普通のカップラーメンですらすっごく美味しいから、外で食べることがごはんを美味しくさせてるのだと思う。

焚火をしながら、なにかをするのであれば。

風森美絵 焚火のアイテム 薪割り

 

『なんにもしない』とは別に目的を持っていくのだったら、その一つとして『焚火で料理』があってもいいかもしれない。

焚火自体が趣味でそこに料理の目的があるとか、それはもう焚火が立派な趣味と言えるのではないかしら。

静かに過ごす、語らう、歌を唄う、踊ったりもできる、その『なんでも』の真ん中に焚火がある。焚火の懐は深いなぁ……と思わずにはいられない説。

~#5へ続く~

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