CAMP〈裏〉HACK!#14 / SAM&沖田が語る『太鼓判の防寒プロギアたち』

アウトドアライター&日本オートキャンプ協会公認インストラクター・SAMと、元アウトドア雑誌編集長で現在イベント「アウトドアデイジャパン」実行委員長・沖田雅生のふたりによる連載がスタート!キャンプの意外な楽しみ方や裏話・裏技、深い話など、キャンプの裏(?)を語りまくります!第14回は「防寒ギア」をテーマに語る後編です。


電源サイトもいいけど、ギアで暖を取るのが今の主流

前回(#13)の対談では、電源サイトを活用して寒さ対策はできるのか? についておふたりに語っていただきました。そのなかで、“シュラフやコットを駆使して防寒をするのが今っぽい”という話が出ました。

#14の今回はこの内容を深掘りし、プロのおふたりから見た、冬キャンを中心に使える“本格的なキャンプギア”について語ってもらうことにします。

プロ向けの本格的な防寒ギアとは?

SAM:「冬キャンプのコツ云々」という話題は、どこも人気みたいですね。冬場ってギアを使い倒しやすい季節だから、そういうギアと知恵の組み合わせにオモシロさを感じてる、または差別化を図ってる、という人が多くなっていると思います。

oki:じゃあ、裏ハックなんで、裏っぽく攻めますか(笑)。そういえば私、禁断の世界に最近触れました。ある裏社会で生きる人に自慢されて、つい買ってしまったものがあるんです。

SAM:もしや……”ワークマン”か?

oki:当たり。なぜわかった(笑)。ワークマンのあったかパンツ!

SAM:やはり(笑)!

oki:裏地にフリースが付いていて暖かく、なおかつ表地が綿と化繊の混合なので、 焚き火がはぜても溶けない。

SAM:キャンプギアに「プロギア」を持ち込むっていうのは、やったモノ勝ち的なところはありますよね。

oki:(ワークマンのパンツは)先日の雪ロケで使っても暖かかった! これを穿く前、いったい何着パンツを溶かしたことか……。ひそかにバイク乗りたちも、防風タイプのものを買ったりしているみたい。

SAM:MA-1的な(笑)。

oki:あと、ストレッチがきくので座っていてラク。

SAM:いつまで語ってるんだい!

海外の防寒対策は?韓国へ行ったときの話へ

出典:日本船燈
oki:ほかにおすすめのアイテムは何かあったかな?

SAM:船でも使える石油ストーブを持ってきた人もいたなぁ。

oki:あれは風に強いですね!

SAM:キャンプギアにばっかり目もくれないで、いろいろプロギアとフュージョンしたら面白いと思うけどなぁ。ただ、安全性とか、いろいろな側面で「本当に大丈夫か」という点は無視できないけど。

そういえば沖田さん、以前に韓国へ行ったときのキャンパーはすごかったね。

oki:ワークマンのパンツは、山登りや自転車などのアクティビティなどには向いていないし、ケースバイケースでしょうね……。

SAM:沖田さーん、そろそろこっちの世界へ戻ってきなさい(笑)!

oki:ごめんごめん(笑)。んで、韓国とは?

SAM:軍人上がりのキャンパーがすごくいたじゃない。まさかのプロ仕様のペグとか、おったまげたわ。

oki:本物の「プロギア」ね。オーバースペックのナイフとかも。というかみなさん、徴兵制で実地されていますからね。ランボースタイルで、いろんなものを見せていただいたわ。ちょっと怖かった。

SAM:本当は親切な人ばかりでしたよ。どこでも「キムチ食ってけ!」って(笑)。

oki:たしかに、いい人でしたね。結局ご飯いただいちゃいましたし!

防寒対策の定番、石油ストーブの話へ

oki:そういえば話をストーブに戻すけど、石油ストーブはうちのスタッフも予約したらしいんだけれど、冬のシーズンの終わりかけじゃないと手に入らないみたい。どこの石油ストーブだっけかな?

SAM:ほう。思い出して!

oki:「トヨトミでいいんじゃないか?」と言ったんだけれど、何かかっこよさがあるみたい。ぼくは断然トヨトミ派ですが。

SAM:フジカかな? どこの石油ストーブだろうね。

ちなみに、手前味噌ですが……。トヨトミのレインボーを流行らせたは私だと自負してます!!!!

oki:おお~!

出典:トヨトミ
SAM:ムーンライターとレインボーがあり、ムーンライター派が多かったのでレインボーで対抗しました(笑)。数年前に、某社からリリースされたときは密かに「やった!」と思いました(笑)。

oki:はいはい。それで話を戻しましょうか。

SAM:ちょっとは話を聞いてよ(笑)!

oki:あっ、思い出した! フジカ・ハイペットのストーブだ。大人気らしい。

出典:フジカ
SAM:ようやく思い出しましたか(笑)。でも、あれは対流式だから正直アウトドアの実用にはあまり向きません。ちなみに、フジカは海外で実に有名です。日本以上に。

oki:とにかく、上にやかんとか鍋を乗せてお湯を沸かさないと暖かくない。うちでは餅を焼いています。

そういえば、石油ストーブ買った人は決まって、石油をつかったランタンやバーナーを買う気がおきるみたい。このトレンド、あると思ってるんだけれど。

SAM:ほうほう、続けて!

ストーブもランタンも同じ燃料で!次のトレンドの予感

出典:Amazon
oki:オプティマスの「svea 123」などに手を出して、ホワイトガソリンやガスなどと違った異次元のギアの世界に! 失敗して炎上させながら道具を使いこなす喜び、満足感は格別ですね。まあボクがそうでした(買ってはないけれど)。

というか、子どものころは石油ストーブがわりと主流だったからですが。いまだとその逆でしょうね。

SAM:でも、なんでこれがトレンドになるという予感?

oki:石油ストーブを買った人は、「せっかく灯油をもっていくなら、同じ燃料が使える道具も使ってみようかな」ってなる気がしている。実際、そういう人がいたよ。ボクも、たしかにそうだろうなと。マナスルとか。

SAM:たしかに、燃料の統一というのは初心者のころに叩き込まれますからね。スベアとかマナスルとか、クラシックで今では人気がありますし。

出典:Amazon
oki:そうなんですよね、ここから次の燃料に! 石油は新しくないけれど。

SAM:結局、燃焼系ってオトコのギアだと思うんですね。「燃やす」っていう感覚を愛するのはオトコじゃないかと。

キャンプやアウトドアで面白いのは、人間の本能的なものを呼び覚ますっていうのはあると思いますね。ギアにはまると、ビョーキとか言われますけど(笑)、それを使いこなしているときは、実は心の「良薬」なんじゃないでしょうか。

oki:すばらしい!

SAM:今回はいいこと言ったかな(笑)??

番外編!冬だからこそ使うべき「手袋」の重要性

oki:余談ですが、冬仕様ではないんだけれど、ペグを打つときなどに、作業手袋があると便利です。軍手だと滑るでしょ。

SAM:それこそ私はアストロプロダクツを使っていますね。

oki:アストロもいいですね。冬だと、作業手袋の上にスキースノボのグローブをはめて、作業するとき脱いで使う。手も汚れないし、痛めない。

SAM:あっ、手袋は家族連れの人にはぜひ使ってほしい! だって、腕や指をケガすると車で帰れなくなるから。マジで。手袋は軽減できるから。

oki:600円くらいですごくいいのが買える。頻度にもよるけど、使い捨てかなと思っていたら1年は裕に使えるしね。ぜひ買ってくださいね!

SAM:あっ、うまくまとめた(笑)。

~#15へ続く~

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SAM & 沖田雅生

●SAM…アウトドアライター&日本オートキャンプ協会公認インストラクター。http://samcamp.net/ ●沖田雅生…アウトドアデイジャパン実行委員長&編集者。http://outdoorday.jp/

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