次のテーマは「夏キャンプに欠かせないギア」!
連載10回目のテーマも「夏キャンプ(後編)」。来年にこそキャンプデビューをしたい! 夏にしかキャンプをしない! という方は必見の対談です。気になる、二人の欠かせないギアは……?

SAM:そうだなー、クーラーボックスには気を使いますね。クーラーボックスもコットも、地面の熱は大敵ですよ。私、コットは必ずしも使いませんが、ツインピルツなんかだったらコットすぐに出します。私が夏も愛用するのが、上ダウン、下化繊の分離シュラフ。やっぱダウンのヒートコントロールってすごいですね。上下外して、ダウンのほうを掛けて寝ますよ。夏なんかお腹だけかけたりするじゃないですか、家でも。あんな感じ。


oki:あーら、おしゃれ。効くんですか?
SAM:私的にはいろいろな意味で効果を感じています。
oki:いろいろな意味で……?
SAM:虫刺され、完璧ではないですよ、でも他のものとの遜色はありません。それと、あの香りでクールダウンできて、熱くてしょうがない時あれを首回りにかけるとすごく楽になります。実はいつでもバッグに忍ばせて外回りの時なんかにもつかっています。消臭にもなりますから。
oki:おやじ臭も消せる。買ってみよ。
SAM:キャンプで朝起きたときの自分の匂いがすごいんで(笑)そんなときシュッシュ。あら、さわやかに。さらにボトルが恰好いいから、置いておいてもインスタ栄えする!
話はSAMさんの欠かせないギア、クーラーボックスへ

SAM:いや、全く沖田さんの言うとおり。最近のはどれもいい感じだし、後は置き場所を注意すれば2日間くらい余裕になってきましたね。あ、そうそう、保冷財、時に氷点下まで冷やせるタイプの。あれについて、みんな勘違いしてないかな?
oki:というと?
SAM:いや、あれが悪いとかじゃないんですよ。氷点下単独または複数もいいけど、そうでないフツーの氷点下まで下がらないタイプの保冷剤と重ねると保冷力の持続が長くなるんです。
oki:ボクは保冷剤、あるだけで安心していました。

oki:なるほどね。SAMさん、どんなクーラーボックス使っています?
SAM:実は釣具店の……(笑)なんか「これぞキャンプ道具」っていうのがちょっとイヤで。どうせ釣具店のだったらそうバッティングしないだろうって思ったんですよ。
oki:そうなんだ。ボクはロゴスのハイパー氷点下クーラーと、コールマンのソフトクーラーが買い物などに使っていますよ。あと、ベース用はコールマンのスチールベルトクーラー。
SAM:スチールベルトクーラーはあげちゃった(笑)
oki:え、くださいよ。なんでくれないの!
SAM:そうね……沖田さんの持っているロードトリップと交換かな!
oki:しつこい(笑)
SAM:いまは釣具店のクーラーボックスだけど、コールマンのエクストリームとか持ってはいました。あれは非常に大きくて、中にはあまり入らない。ただ、最強のクーラーですよ! 2日間氷が割と解けずにあったのにほんとびっくりしたもの。
oki:どうせだったら大きい方がいい気がしますね。ロゴスのは小さいのを選んだけれど小さすぎた。
クーラーボックスを持つ上で重要なこと

oki:ボクは少なくともソフトクーラーは行きでも帰りでも、途中の買い物に対応するために。手前に積むようにしています。しかも入っていなければ場所を多くとらない。使い分けや複数というのは運転って面では
実に有効ですね。
SAM:大きいエクストリームの時は1席分それで確保しました。それでもゆったり乗れたし。
oki:裏HACKだからいうけれど、昔はクーラーなんかもたないで、肉もってフツーにキャンプいってた。おっかないわ~。
SAM:いや、私も今思い出したけど……(夏から)この半年以上クーラーボックスを使ってない! 常温キャンパー!
oki:大丈夫なんですか? それ(笑)
SAM:ある次元に来ると冷やさなきゃいけないものなんて持っていかない!!!
oki:名言、いただきました! おあとが、よろしいようで。