CAMP〈裏〉HACK!/夏キャンプの魅力(前編)貴重な夏キャンプを見過ごしたあなたへ

アウトドアライター&日本オートキャンプ協会公認インストラクター・SAMと、元アウトドア雑誌編集長でイベント「アウトドアデイジャパン」実行委員長・沖田雅生の2人による連載企画! キャンプの意外な楽しみ方や裏話・裏技、深い話など、キャンプの裏(?)をあれこれを語りまくります!第9回は「夏キャンプ」をテーマに語る前編です。


夏キャンプにうんざりした人、夏キャンプを避けた人たちに!

連載9回目のテーマは「夏キャンプ」。夏キャンプって、暑いし、人も多いし、虫も多いし……なんて、イメージを持っていませんか?

夏キャンプをいままで避けて通ってきた、また今年避けた人に届けたいお二人の対談をお届けします!

夏キャンプってそもそもどうなの?

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SAM:沖田さんは夏にキャンプって行きますか?

oki:夏キャンプって、暑いからべたつくし、刺す虫がいて大変だし。何が魅力か教えてください(笑)

SAM:さっそく否定意見が出ました。

oki:ボクは涼しさ求めて高原に向かいます。プラス川か湖のあるところがいいな。

SAM:行ってるじゃん(笑)私は、夏のキャンプ、大好きですよ。私の好きな要素は「長期」です。これ、諸事情あって、なかなかできないんですが。外国ではバカンスですから本当はロングバケーションと言いたいんですけどね。

oki:そうなんですね! 最長どのくらい行かれるんですか?

SAM:実際は一週間以内、でも5日以上は行きますね。

oki:ご家族で?

SAM:そうそう、家族で。それも二か所以上、三か所とかも回りますよ。ロングバケーションでもなく、ちょっといいかえれば「キャラバン」ですかね。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA oki:キャラバン!

SAM:キャンプをベースにした、キャラバン旅行です。行きたいキャンプ場が3つある、それを3回往復するとえらい時間かかるけど、いっぺんに回ると意外なほど近い。

oki:せっかくだから、ある夏のキャラバンを教えてくださいよ。

SAM:いいですよ。千葉に住んでいるということもあるので、東北や長野へ何度も何度も言ったり出来ないことから、キャラバンはそういうところを選びましたね。遠い所にいきたい、さらにキャンプ場をたくさん回りたい、そんな欲求を夏休みが叶えてくれました。不思議なもので、このキャラバンをしている時ってマジ「旅」気分なんです。

oki:一か所2泊ずつとか?

SAM:そうですね、さすがにそれ以上は長く出来なかったですけど割り振りは、2+2+1とか。今日はここに家を建てる、明後日はまた違う所に自分の家が出来る、面倒になったら最後は「借りる」(笑)。一か所長期っていうのもいいですよね。そういう方たくさんいます。住んでるのか!っていう人。

oki:設営撤収が大変だろうけれど、いろいろな場所に泊まって、オーナーと話して、うまいものを食べて遊ぶのはいいかもしれませんね。さらに、温泉はいって!

SAM:うんうん。キャラバンしているときの気持ちとしては、キャンプなのに、キャンプに縛られない、そんな感じですか。少ない泊数のときや一か所短期は、キャンプに行くんだからキャンプしに行かなくちゃ! となりやすいんですけど、キャラバンしてる時はその辺を軽減してできたからかな。沖田さんは移住派、定住派どちらですか?

oki:ボクはめんどくさがり屋なので、一か所定住派です。先にいったとおり、涼しくて湿度の少ない高原へ! キャラバン中、移動したりしてせかされませんか?

SAM:いやいや全然! キャンプサイトの展開に命をかけなくなりますね(笑)。もっと簡略に、でも機能的に。撤収して、すぐ設営になるのだからそれを考えて。

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出典:PIXTA
oki:なるほど。北海道キャンパーを思い出しますね。先日まで支笏湖でキャンプしてたんですが、北海道キャンパーは見せるキャンプではなく、キャンプを楽しんでいる感じでした。過度な装飾はせず、機能的で、質実剛健。ちなみに、きちんと釣ってきました! 入れ食い釣り(笑)あ、そういえば、夏のキャンプの魅力の話でしたね。

SAM:そうですよ(笑)これは言ったら怒られると思うのですが、 夏キャンプは「シロウト」みたいな風潮はありますよね。「秋、冬にするキャンプが本物」というのは本当ウソ関係なく、”そう、言うこと”が格好いい! っていうふしもあるんじゃないかなー。

oki:「本物」「本格」はややこしいけれど、楽ではあるかな。

SAM:よく、キャンプに適した季節はありますか? とかいわれるけど、行った人が病気にでもならない範囲なら(笑)いつでもいいんじゃないかと。

oki:本当、そうですよね。

SAM:そのうえで夏の魅力ってといえば、私は「川」を外したくないです。

川キャンプの魅力と、気を付けたい点

b0008655_22424305 oki:そこなんだけれど、このテーマで話す際に、やっぱり言っておきたいのは、というかいつも言っているのは、川の増水による危険と、ブヨなどかみ切られて炎症を起こしてしまう虫には注意をしてもらいたいです。

SAM:そうですね。川の危険にかんしては、現在私のブログでは圧倒的にリーチがこれであります。

oki:何度でもどのチャンネルでもいっているのですが、毎年必ずかならず川の事故が起きてしまう。上流のダムが放水をしてしまうかもしれないし(サイレンなるけれど、いざという豪雨だと間に合わない)。ゲリラ豪雨での増水は頻繁すぎるくらい、ある。

虫は涼しい朝夕にブヨが発生し、足がゾウのように腫れてしまって、熱を持ち弱いとカラダが熱っぽくなってしまう。虫に関しては、朝夕は長袖長ズボン、靴下を履くことをすすめます。というか、そうしましょう。あと、ポイズンリムーバーと、軟膏タイプの抗生物質は持ていった方がいいです。

◆繰り返してはならない悲しきキャンプの事故 ~ウエルキャンプ西丹沢の教訓

SAM:ただ色々言いましたけど、川はいいですよ。やっぱ「郷愁」なんですね、なんか刷り込まれている。海水ではないあの水は、あまりにも稀少で、多分人間ってそれが分かるからこそすごく郷愁を覚えるのかもしれません。
oki:川は楽しいに決まっている。ボーイスカウトの頃から、川辺でキャンプ! カラダも洗える。ビールも(ジュースも)冷やせる。野菜も! ちなみに、ボクのホームは奥多摩、奥武蔵です。

SAM:自分が好きなのは大武川!

SAMさん得意の星の話へ……

b0008655_06330880 oki:あ、それと冬空の方が星がよく見えるんでしょうけれど、夏空も都心を離れれば相当きれいですよね。

SAM:(前のめりに)いやいや、ちがうんですよ、すごく勘違いされちゃうけど、要は夕方の時間の早さなんです。夜が長いことと、冬の星が派手なんですよ。だから印象として冬がきれいなんです。沖田さん言ったように夏の真夜中はきれいなんですよ! 湿度とか気温の要素も関係はありますけど、きれいな環境できみればいつでもきれい!

oki:夏の天の川からビガーって見える星空、ボクは好きです。夏のキャンプ、魅力が山ほどですね。

第1・2回目の記事はこちら。焚き火ではなく、「焚き火台」について語っております。


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SAM & 沖田雅生

●SAM…アウトドアライター&日本オートキャンプ協会公認インストラクター。http://samcamp.net/ ●沖田雅生…アウトドアデイジャパン実行委員長&編集者。http://outdoorday.jp/

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