A-suke流「アウトドア ダンディズム」#10:使えるロープワーク(前編)

東京の水道橋にあるアウトドアをコンセプトにしたカフェ&バー「BASECAMP」を営む傍ら、「男前キャンプ」と題したイベント活動も行っているA-sukeさんの連載がスタート。第10回はナイフを離れ、使えるロープワークを2回にわたって紹介していきます。


今回は基本の結びと、発展の話をしよう

さて、ナイフの連載がひと段落して、少しロープワークについて書きたいこと書かせてもらいますので、お付き合いください。ロープワークの本とか記事って複雑なノット(結び)がたくさん載っていて、ちょっとやってみても「覚えられないな」で終わっちゃう人も多いと思う。「使いこなす」のは難しいけど「使う」のはそんなに難しくないので、そのとっかかりになればいいと思います。

ナイフ同様ロープもそんなに難しく考えずに、すでに知ってるノットを使い倒すことから始めてみよう。ロープという道具を使いこんでいくともっといいノットがあることを知ったりもするだろうけど、知ってる知識で何とかする「知恵」が一番重要だと思うのでその手助けになればいいな。複雑なノットは後回しにして基本の結びの発展から覚えていこう。

ノットの基本を紹介。応用も非常に効くんだ

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「ひと結び」とか「シンプルノット」とか言われる結び方。輪を作ってくぐらせるだけ(とか文字で表現するとロープは難しくなるよね)。これを絞め込んでいくと……。

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コブができる。みんな知ってるよね。実は、これを発展させただけの結びがすごく多いんだよね。でもまずはこのノットを使いこなそう。

使い方としてはタープのグロメットにロープを通してコブを作って抜けないようにしたり結びの緩み止めなんかに使ったりするノット。この輪に通す回数を増やすとコブの大きさが大きくなる。

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上の写真が2回輪に通したノット。

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そして3回輪に通したノット。グロメットの大きさに合わせてコブを大きくしたり、複雑化したノットの一部に使われていたりする。

_abc2558 上の写真は、ノットを等間隔に作ってあげたもの。洗濯物などを干すときにテントサイトにロープを張ったりすると思うけど、重さで真ん中に寄っちゃうんだよね。そんな時はこのノットが大活躍。滑り止めになるよ。

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それからこの基本のノットを少しだけ発展させた2本いっぺんに結んだバージョンがコレ。っていってもみんな知ってるよね。これだけで一本のひも状のロープを輪っかにできる。

ジッパーの引き手にしたり大きな輪を作って薪を運んだり。もしくはロープとロープを継いで一本にすることもできる。

それから、この状態を反対にしてロープの途中に輪を作ると……。

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ロープの先や途中に輪が作れます。もやい結びと違って使い勝手が悪い時がありますが、これで十分のときもたくさんあります。それに洗濯物ロープの途中を何個かこのノットで結ぶと……。

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シェラカップなどをぶら下げることができるロープに早変わり。

少し発展したノットも紹介するよ

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「フィッシャーマンズノット」と呼ばれるこのノットは、ロープを継いだりするときに使うノット。

でもこのノットはひと結びを組み合わせただけなんだ。強くしたければ片方のノットを二重、三重にすれば強くなるぞ。それから……

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長さを自由に変えられてテントやタープを張る時にかなり使える「自在結び」。マスターしてないって人も多いはずだけど、これもひと結びの組み合わせなんだ。

ポイントは写真でいう左側の結び。複雑に見えるけど輪を作って2回通す「ひと結び」と普通の「ひと結び」のコンビネーション。

「ひと結び」を意識していろんなノットを覚えよう! 次回は最低限覚えるべき「ひと結び」じゃないノットを紹介します。

#01・#02記事はこちらから

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A-suke

アウトドアカフェ「BASE CAMP」代表、「男前キャンプ」主宰。東京・水道橋にアウトドア好きが集まるカフェ「BASE CAMP」では、イベントやワークショップなども行う「楽しい」お店を目指している。

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