英語?技術?無くても無問題!アメリカ・ハイク&キャンプ旅入門(#01 パーミット編)
アメリカのハイキングやキャンプには憧れるけど、ハードル高いんでしょ?そんな風に諦めるのは早計です!英語はカタコト、スキルはホドホド。そんな筆者が実際にアメリカでハイキング・キャンプ旅をしてきて見えてきた実態を、全4回でご紹介します。
2022/09/30 更新
編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
櫻井 卓
雑誌畑のライター。30過ぎから旅に目覚め、ヨセミテなど、アメリカの様々な国立公園を巡る。ロードトリップとハイキングやキャンプを組み合わせるのが好みのスタイル。体力は人並み、英語は人並み以下。人並み以上なのは仕事を休むスキルだけ。
櫻井 卓のプロフィール
記事中撮影:筆者
ハイカー憧れの地 ジョン・ミューア・トレイルへ!
今回の舞台であるジョン・ミューア・トレイルにどうして興味を持ったのか? 僕にとって大抵の場合がそうであるように、この時のきっかけも1冊の本でした。
「ジョン・ミューア・トレイルを行く(平凡社)」
加藤則芳さんによる340kmバックパッキングの行程をまとめた1冊で、おそらく当時(2008年)では唯一の日本語で書かれたジョン・ミューア・トレイルについての本でした。
ページを繰るごとに、感性豊かな文章と、見たこともないような美しい風景写真が現れるのです。元々旅と登山が趣味だった僕に「いつかここに行ってみたい!」と思わせるには、それだけで十分でした。
ジョン・ミューア・トレイルとは、カリフォルニアを南北に貫くロングトレイルで、北はヨセミテバレーから、南はマウントホイットニーまで全行程340㎞。トレイルの名前は、自然保護の父と呼ばれるナチュラリスト、ジョン・ミューアにちなんだもので、その風景の美しさから、アメリカだけでなく世界中からハイカーたちが訪れる地です。