LINE公式アカウント 最新のアウトドア情報をチェック! 友だち追加はこちら

【サンシェード難民がついに!】何張も使った結果…“秒で設営&遮光率99.9%”のコレが、夏の最適解でした

完璧なサンシェードを求めて、あれこれと試してきた筆者。ようやく夏のナンバーワンを発見! 設営・撤収30秒、真夏でも遮光性バッチリ、前室まで作れて、ファミリーで使える……それがこちらです!

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

記事中画像撮影:筆者

サンシェード難民が選んだ、夏のナンバーワンは…

3つのサンシェード収納状態

筆者はこれまで、「真夏もしのげる遮光性」「設営あっという間(ワンオペ育児でも気軽に使える)」「ある程度風に強い」というサンシェードを求めて数々を使ってきました。

最終的に残ったのは、DODの「サカナシェード2 トバリ」と、ラーテルワークスの「シルト」だったのですが……!

⚫︎DOD「サカナシェード2 トバリ」

  • 【良い点】
  • 遮光性が完璧。風に強く、キャンプでも安心して使える。フルクローズできてプライベート空間ばっちり

  • 【弱点】
  • ソロテントのような構造だから、公園とかでパッと使いたいときには組み立てが面倒。メッシュ機能がなく虫が気になるときがある

    DOD  サカナシェード2 トバリ

    組立サイズ(外寸) ((約)W220×D160×H128cm
    収納サイズ(約)W49×D15×H14cm
    製品重量(約)2.6kg
    材質メイン生地:75Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工、遮光コーティング)
    フロア生地:150Dポリエステル(PUコーティング)
    ポール:アルミ合金
    最低耐水圧メイン生地:2000mm
    フロア生地:5000mm
    UVカットUPF50+
    セット内容テント生地、メインポール×2本、サブポール、ペグ×4本、ポール用収納袋、ペグ用収納袋、タイベルト、キャリーバッグ

    ⚫︎ラーテルワークス「シルト」

    • 【良い点】
    • ポップアップ式でポンっとすぐ立ち上がる。風に強い。カンガルーテントとしても活用できる。フルクローズ、フルメッシュOK

    • 【弱点】
    • 遮光コーティングがなく夏は暑くて使いにくい

      ラーテルワークス シルト

      展開時サイズ 145×240×108cm
      収納時サイズ [直径] 80cm [厚み] 9cm
      材質フライシート : 68Dリップストップポリエステル(PUコーティング、耐水圧3000mm、撥水加工、UVカット加工)
      センターポール : 9mm A7001
      フレーム : グラスファイバーポール
      重量約 4kg

      筆者的にはどちらにも少し気になる弱点があって、遮光性、設営撤収のスピード性、耐風性の3つ全部はクリアできていませんでした。もちろん、どちらも優れたサンシェードではあるんですけどね。

      ついに夏の最適解と出会った!

      パッとサッとサンシェード
      出典:Amazon

      そんななか、たまたまInstagramで目にしたコレ。傘のようにパッと広げるだけ遮光率・遮蔽率99.99%ペグ・ガイロープ付き(=風対策になりそう)という、筆者の願いをコンプリートしている……!

      さらにメッシュスクリーン付きタープ機能ありときた。これは夏のサンシェードとして一番最強では? 結論から言うと、これで夏のサンシェード選びに終止符が打たれました(歓喜!)。

      まずはディテールをチェック

      収納状態を手持ち

      筆者が購入したのは、キャンパーズコレクションの「パッとサッとサンシェード」。

      これにはいくつかモデルがあるんですが、購入したのは、幅広サイズのキューブワイドで、遮熱・遮光効果の高いブラックコーティング仕様(品番:PATCW-150B)です。

      キャンパーズコレクションと聞くとなじみがないかもしれませんが、コスパの良い家電が好評の山善(YAMAZEN)が手掛けるアウトドアライン。

      まずは設営しながら、素材やディテールをチェックしてみます。

        キャンパーズコレクション パッとサッとサンシェード(品番:PATCW-150B)

        カラーエクルジュベージュ(BC仕様)※レビュー使用カラー
        アッシュグレー、ホワイトカラー
        本体サイズ幅170×奥行190×高さ125cm 重量3.6kg
        材質テント:ポリエステル、グラスファイバーポール

        特長1|傘みたいに広げるだけでOK

        パッとサッとサンシェードの設営方法
        出典:yamazen 写真使用モデルは、シルバーコーティングタイプです

        結論からいうと、組み立てはびっくりするほど簡単でした!

        初張りは少し「?」になったものの、1度やると構造が理解できるので、2回目からは本当にあっという間に立ち上がりました。時間にして約30秒くらい。ええ、早すぎる。

        倍速で撮影

        本体には傘のように骨組みがあり、「傘みたいに広げるだけ」という謳い文句通りでほんとにラク。

        内側のクッションパッドを押して広げる

        シェードの内側にはクッションパッドのようなものがあって、押し広げやすいようになっています。骨組み(フレーム)はグラスファイバー製とのこと。ここはラーテルワークスのシルトのセンターポールと同じですね。軽量で強度が高い素材です。

        なお、「撤収も30秒」。これもほんとのほんと……ではあったんですが、スムーズにおこなうにはちょっとした工夫が必要だったので、その点は後ほど。

        特長2|遮光、UVカット最強

        表素材のアップ

        素材はポリエステル100%。生地の表面にポリウレタン樹脂、裏面には遮光性を高めるブラックコーティングが施されているので、遮光率99.99%! UV遮蔽率も99.9%です。

        太陽光が透けない生地

        シェード越しに空を見上げてみると、太陽光を一切通していないのがわかりますよね。

        太陽光が透けない生地

        周囲にはギラギラと日差しが照りつけていますが、見ての通りシェードの中だけ真っ暗。さすが遮光率99.99%と謳っているだけあって、遮光率の高さは完璧

        DODのトバリも遮光性99.9%以上だったので、同じくらいのハイスペックさです。

        特長3|メッシュドアで虫防止&通気性がいい

        前面のメッシュドア

        前面パネルにはメッシュスクリーンがついているので、風を取り込みつつ虫の侵入を防げる仕様。

        両サイドのメッシュパネル

        さらに両サイドにもメッシュの三角窓が。ここもオープン&クローズできるところがポイントで、ここの開き具合を調整することで、日差しの角度を考慮しながら横からの通気を促せます。

        特長4|ポール用意で前室も作れる

        前室の作りかた

        設営の早さ、遮光性の高さに次いでグッときたのが、前面パネルを跳ね上げて前室が作れるようになっているところ。

        別途ポールを2本用意する必要はありますが、サンシェードにしては気が利いているな〜と思いました。まるでテントのような仕組みですよね。

        前室タープポール用のリング

        そのため、前面パネルには2箇所リングがついています。ここにポールの先端を通して、ガイロープで固定すると……

        前室を作った状態

        どーん! 前室の完成です。ミニミニタープといったところではありますが、これがあるだけでも日陰の面積を延長できますし、ちょっとの雨なら脱いだ靴も濡れにくいので、天候に合わせて屋根が作れるところは個人的に高評価!

        50cmほどではありますがフロアシートも延長できます。

        前室にも影がくっきりできている

        もちろん前面パネルも遮光率の高いブラックコーティングがなされているので、くっきり影を作ることができていました。

        【実力検証】使ってみてわかったこと7つ

        ではでは、実際に酷暑の日に過ごしながら、パッとサッとサンシェードの使い勝手をあれこれ確かめてみます!

        1 / 2ページ