コンパクト&快適空間を確保できる「小川張り」
特に多かったのが、タープの片方のポールをテントを入り口の反対側に立てる、通称「小川張り」。普通にタープを張るだけだとテントから出たときに濡れてしまったり、風が吹くと雨が中に入ってきたりするので、フェスに小川張りはオススメです。
なかなか思いつきで張れる方法ではないので、雨キャンプに慣れている上級者が多かったようですね。
狭いスペースでも工夫をすれば出来上がり!
逆にサイドをポールでアップすると開放な空間に。雨の日は低めのポールがオススメです。
フェスで愛用者の多い「スノーピーク」も緑によく映えます。小川張りをするときは、いつも以上にテントとタープのカラーリングを考えておくとオシャレキャンプ上級者に。
小川張りが難しい?だったらテントとタープを連結スタイル
小川張りが難しい場合はテントとタープを連結させましょう。ワンポールの場合はポールの先端、その他のテントの場合は入り口等、タープのグロメットを通せる部分を見つけて連結させると完成です。
今回はワンポールの連結スタイルをよく見かけました。
キャンパーの思考を凝らした設営メソッド
「スノーピーク」のランドステーションのような大型タープの中に、テントをインするスタイルも多数! 雨の日には特にオススメです。
テントの耐水性に不安がある場合は、テント全体を覆うようにタープを張ると、テントがほぼ濡れずにすみます。
グルキャンでダイニングスペースを作りたい場合は、円上にテントを建て、真ん中にタープを張るというテクニックがとても便利です。
前室が広いタイプのテントであれば、フライシートを跳ね上げてキャノピーポールを駆使すれば、十分な広さになります。少人数にオススメですよ。
フェスキャンプに行こう!
暑い夏が終わりを迎え、日中も少しずつ涼しくなっていき、快適な気候で音楽とキャンプを楽しめるキャンプフェスのシーズンの到来です。ぜひ色んなキャンプフェスに参加してみて、新しいキャンプの楽しみ方を見つけてくださいね。