ogawaロッジテントの歴史
ogawaのブランドシンボルでもある「ロッジシェルターシリーズ」。
第一号である「オーナーロッジ」の発売開始は、なんと今から80年以上前の1961年で、ちょうど日本の高度経済成長期と重なる時期でした。
それまでの“小川”は、帆布製品の製造のほか、軍用や業務用の大型テントの受注生産を行っていました。
そもそも日本でアメリカのオートキャンプが紹介されたのは、1926年(大正15年)。それから30年の時を経た1960年代に、ようやく日本でも実際にオートキャンプが行われるようになりました。
それを考えると、ogawaはまさに日本のオートキャンプの歴史とともにあるブランドといっても過言ではありません。そんな中、産声をあげたのが先述した「オーナーロッジ」の第一号なのです。
ロッジ型テントは、スチール製の頑丈なフレームや、垂直に立ち上がった壁面が特徴。
家のように居住空間を十分に広く確保でき、圧迫感を感じずに過ごしやすいので、当時のキャンプ人口の多くを占めていた、ファミリーキャンパーから支持を集めました。
というわけで、ここからは「ロッジシェルター」の歴史を簡単に振り返ります!
「ロッジシェルター」の歴史
・1961年 「オーナーロッジ」発売開始
・1970年代〜1980年代 当時のテントといえば「A型」や「ドーム型」が主流。そんな中、ogawaは「ロッジ型」の改良を重ね、ファミリーキャンプの定番モデルとして着実に人気を掴んでいく。
・現在 デザインは伝統的でありながら、フレーム技術はアップデートされ、高い耐久性と機能性を誇るogawaを代表するモデルのひとつとなっている。
ogawaのロッジシェルターについて簡単に理解したところで、次はいよいよ2025年の新作「ロッジシェルターシリーズ」を紹介します!
▼ogawa2025年新作【シェルター・タープ編】についてはこちら!
LodgeShelter UL(ロッジシェルターUL)
大人気のロッジシェルターの軽量版&別カラー版として登場したのが「LodgeShelter UL(ロッジシェルターUL)」。
ブランドシンボル、ロッジシェルターシリーズの「LodgeShelter UL(ロッジシェルターUL)」は、従来モデルより20%以上の軽量化に成功したライトモデルです。
生地には、75dのポリエステルリップストップを採用し、フレームはアルミとスチール素材のハイブリッド構造を採用。
これらより総重量はなんと約19kgまで落とされました。同タイプのロッジシェルターⅡが約26.1kgなので、比べると圧倒的に軽いのが特徴です!
フレームは、屋根部分がアルミ製に変更。しっかりと堅牢性を保ちたいベースフレームには、これまでと同じくスチール製で、軽さと頑丈さを両立させています。
ロッジシェルターといえば、フレームや生地の重さがネックでしたが、これなら軽量さ重視のキャンパーでも手に取りやすいのではないでしょうか。
もちろんこれまでのロッジシェルターユーザーにとっても、この軽量化はうれしいポイントです。
室内は高さ210cm、幅350cm。ほぼ垂直の壁により、居住空間がかなり広いのもロッジシェルターの特徴です。
カラーは生地の変更に合わせ、これまでのサンドベージュ×ダークブラウンからカーキ×ブラックに変更。より自然に馴染みやすいカラーになっています。
LodgeShelter UL スペック
●総重量:約19kg(フライ:約7.6kg、ポール:約11.7kg、ライナーシート:約0.7kg)
●素材:
フライ:ポリエステルリップストップ75d(耐水圧1,800mm、難燃加工)
ライナーシート:ポリエステル68d
脚ポール:スチール(φ22mm)
屋根ポール:アルミ合金(φ22mm)
●収納サイズ:92×52×36cm
●カラー:カーキ×ブラック
●付属品:張り綱3m×6本、ライナーシート×1枚、収納袋
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