気になるトライポッドとの相性は?
LODGE社のトライポッドと合わせて使ってみたが、相性は良かった。他の会社のトライポッドでも問題はないだろう。こういった使い方でも絵になる焚き火台は、ファンも増える。ペトロマックス以外でもプリムスも同じような鉄板と脚という構造の製品をリリースするし、ウルトラライト系でも似た形状のものもある。こうやってまた新しいアウトドア道具のカテゴリーが増えるのは嬉しい。
基本の使い方2:グリドルとしての焼き具合は?
厚みのある鉄板だけに肉や野菜の焼き具合はいい。下からの焚き火の熱を厚い鉄板が受け止め、ムラを少なく食材に行き渡らせてくれる。
中央が窪んでいるのでオイルなど使うと中心に集まるが、それは扱いが慣れてくれば気にならないだろう。市販の蓋も乗せやすいから食材をカバーしロースト焼きする時などこのアイテムの丸い形状が役立つ。
重厚感のある鉄板の効果は?
見た目も良くし、肉も野菜もおいしく焼く能力を兼ね備えた鉄板は重量もあり安定感も十二分。気になるのは重量もあるということで、持ち運びにはちょっと苦労するかもしれない。
裏技1:有効活用したい、焚き火下の熱々な空間
焚き火台として使うと脚の下には空間があり、その下はもちろん熱くなっている。今回のテストでは板を何枚か敷いて、卵を落としたスキレットを入れて試してみた。
調理もできる!?
みるみるうちに数分で見事に目玉焼きが焼けた。80度は超えている。ホイル焼きや保温など、この鉄板下の熱はいろいろと有効活用できそうだ。