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ガソリンランタンを父から子へ受け継ぐための”正しい”使い方&メンテナンス方法(3ページ目)

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ガソリンランタンの故障原因ベスト2!!

コールマンから教えてもらった、最も多い故障原因のベスト2をここで発表します!これを注意しておけば、手元のガソリンランタンもきっと十年選手になれるはずです。

1.ポンプカップのメンテナンス忘れ
ポンププランジャーを抜いた図

ユーザーの方の多くが、ポンプカップの交換をすることをご存じない方が多いようです。これは故障というよりメンテナンスの部分ですが、故障と勘違いしてプロダクトセンターに送っていただくケースもたびたびあります。(コールマン広報担当談)

ポンプカップ とは、ポンピングする時に押し込むポンププランジャーと呼ばれる棒の先端にあるゴム製のカップのこと。これはゴム製品なのでポンピングを繰り返したり、長期間の使用でどうしても劣化してしまいます。
ポンプカップの劣化比較

左側が古いポンプカップ、右側が新品。硬くなって縮まっています。これでは管を通るときにスカスカになってしまい空気をタンクの中に押し込むことができません。
旧式はポンプキャップをペンチで外します

ポンピングの際に引っかかるような感じやスカスカと抵抗力がない場合は、ポンプカップが乾燥しているので「リュブリカント」(ポンプカップ専用潤滑油)をポンプキャップの「OIL」と表示のある穴から2~3滴注入すると改善されます。

ポンプカップに直接油を塗ります

もしそれでも改善しない、もしくは圧が抜けてしまう場合は交換が必要です。

今回は、ポンププランジャー全体を抜き、ポンプカップ交換の際に潤滑油を直接塗ってすべりを良くしました。このような定期的な注油で、ポンプカップの寿命を長くすることができます。

コールマン公式「ポンプカップの交換」動画はこちら

2.燃料のトラブル
エコクリーン缶4Lと1L

純正以外のホワイトガソリンや、自動車のガソリンなどで燃料を代用していることが故障の原因です。自動車の無鉛ガソリンにはランタンにとって不要な添加剤が入っていて、それがジェネレーターの目詰まりや異常燃焼の原因になってしまいますので、気をつけてください。

とコールマン広報担当。

一部、無鉛ガソリン使用可能なモデルでも、無鉛ガソリンは緊急用として使い、常時使用を避けることが永く付き合っていける近道ですね。燃焼効率が高く、洗浄性もあり器具の内側を長持ちさせる効果が期待できる純正ホワイトガソリン「エコクリーン」 を使用するようにしましょう。

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