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ソロもグループもコレひとつでOK!半年先まで予約が埋まる、超人気キャンプギアを徹底レビュー(2ページ目)

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【検証2】組み立てのしやすさはどうか?

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近年、増えているのが収納がコンパクトになる組み立て式の焚き火台。未使用時は分解して畳むことができるので持ち運びがラクチンである反面、パーツ数が多く組み立ての工程が複雑だったり、あるいは使用中にパーツが外れてしまったりする焚き火台が多いという話も聞きます。その点、「マクライト」はどうでしょうか?

パーツは3つだけ。だから、組み立て簡単

言ってみれば本体にサイドパネルをハメるだけの単純作業。説明書きがなくても無意識で組み立てられるレベルです。唯一注意点があるとすれば、サイドパネルを本体に差し込む際に本体の上下位置を間違えないようにすることくらいです。シンプルな構造ながら、組みあがると安定した火床になってくれるのだから、これはすごい!

1.パーツは、本体とサイドパネル2枚、そしてゴトク。たったこれだけです。
2.火床本体をV字に開きます。地面で地面を支えると作業しやすいです。
3.本体脚にサイドパネルを差しこみ、サイドパネルのV字穴を火床に合わせて、
4.V字穴に本体を合わせて指で軽く押し込めば、パコっと湾曲して固定されます。
5.片側のサイドパネルのはめ込み完了。反対側も同様にやっていきます。
6.両サイドのパネルをハメ終えたら、全体をおこして完成です。早い!
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リリーさん
パコっという感覚が心地よくて癖になりそう(笑)。サイドパネルは本体に軽く押し込むだけで吸い付くようにハマります。

収納時はタブレットサイズだから、ラゲッジの隙間にも

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パーツ数が少ないだけに、ケースに収納したときのコンパクトさも優秀なんです。収納サイズは21×40cmの横幅が狭いスリムな形状。A4サイズよりもちょっと長い程度で、タブレットくらいの薄さに収まりました。これならクルマのラゲッジの隙間にもさっと差し込めるし、バックパックへのパッキングだってできちゃう!


リリーさん
ファミキャンだと車のラゲッジがいつもパンパン。焚き火台を入れるスペースがないよ! ってことが何度あったことか……。

そんなときでも、「マクライト」ならわずかな隙間に差し込めるからいいですよね。


リリーさん
バックパックにも入るので、登山泊用としても使えそう。

【検証3】ゴトク付きだから調理もOK。実際、どこまで何ができる?

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軽量コンパクトな焚き火台だからといって、キャンプ飯の調理を諦める必要はないんです。それどころか、ファミリーキャンプに使えるほど色々な調理に対応できるのが「マクライト」の特徴です。ゴトクが付属して、しかも2段階の高さに変更できるのがストロングポイント。火床との距離を変えられるので、薪と炭火両方の調理が可能なんです。

ワイドなゴトクなので、ツーバーナーのように同時調理も

ゴトクをトップのスタンドに据えたハイスタイルは、遠火で調理したいときや、薪を沢山くべて暖をとりながら調理したいときに重宝します。ソロ用焚き火台だと大抵ゴトクが小さくて調理器具を置くのも窮屈になってしまうところ、「マクライト」ならスキレットとメスティンを並べてツーバーナーのような使い方も可能です

20cmのスキレットとラージメスティンを並べてちょうど良く収まる長さのゴトク。
本体とゴトクはお互いに段差でぶつかり合う構造で不意の落下を防いでくれます。本体はゴトクが滑り難い加工を採用。

ゴトクの耐荷重は約7kg。鋳鉄製ダッヂオーブンだって使える

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軽量コンパクトな焚き火台だけに、さすがにダッヂオーブンを置くのは厳しいだろうと思っていましたが、ゴトクの耐荷重は約7kgと予想以上に頑丈なつくりです。つまり、小型であればステンレスのみならず鋳鉄製のダッヂオーブンだって使えるということ。小型の鋳鉄製ダッヂオーブンならゴトクの左右幅もちょうど良く、耐荷重も問題なしでした。


リリーさん
今まではひたすら炭火バーベキューだったので、薪と炭火の両方を使いこなせたら今後は料理の幅が広がりそう!

サイドパネルに網を乗せれば炭火バーベキューも楽しめる

そして、「マクライト」のもうひとつの武器は、サイドパネル上にゴトクを移動することでロースタイルに変更可能なことです。これで、熾火や炭火調理も可能に。今回は炭火でじっくりバーベキューがしたかったので、ゴトクの替わりに別ブランドの焼き網を用意。家族で焼き肉パーティーだってできちゃいます。

ゴトクから焼き網に変更して炭火バーベキュー。アウトドアスパイスとも相性抜群!
ゴトクをサイドパネルに移動するだけで、火力調整も思いのままです。

リリーさん
炭火調理ができるのは嬉しい! 欲を言えば、専用の焼き網を発売してもらえるとありがたいなぁ(笑)。

【検証4】焚き火の使用感。薪入れや始末のしやすさはどう?

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最後は、焚き火の使用感を検証します。暖を取るのか観賞用なのか、あるいはソロかグループかで選ぶ焚き火台は異なりますし、風防対策、燃焼効率などを含めれば、焚き火台の特徴は様々。だからこそ用途によって焚き火台の使い分けをするのが一般的となっているわけですが……マクライトはオールマイティに使えるのでしょうか。

薪が増えていくにつれて安定していく火床

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まず驚かされたのが火床の安定感。ステンレス製の薄いパネルをハメこんだシンプルな構造にも関わらず、薪をくべるごとに火床が安定していきます。軽量な焚き火台にありがちなグラつきもなく、太い広葉樹をたくさんくべても、焚き火台の歪みや変形も見られませんでした


リリーさん
持ったときは正直軽すぎて薪を入れて大丈夫かなって思いましたけど、心配無用でした。

火床には3つの梁があり、それを垂直荷重で支える構造。薪を置くに従い火床の安定感が増します。

サイドパネルと火床の傾斜が火種を守る

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火床パネルの傾斜と左右のパネルが、抜群の風防効果を発揮します。焚き火は横風に煽られると着火が難しく、また火の粉が飛んだり煙が目に染みたり、ストレスがこの上ないですよね。

「マクライト」は火床パネルの傾斜と左右のパネルが風防の役割となり、熾火や灰が風で舞うのを低減してくれます。


リリーさん
子供がいるキャンプは火の粉が飛んだり煙が目に染みるのは親として心配。風防は大切ですよね。

この日は検証にはおあつらえ向きのやや強風でしたが、それでも火種が安定していたのはさすがといったところでしょう。

灰捨てだってラクチン! 燃焼効率も十分

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何かと大変な焚き火の後処理。大抵のキャンプ場には灰捨て場があるとはいえ、重い焚き火台だとそこまで持っていくのも面倒ですよね。その点、「マクライト」は軽量かつ火床がV字構造なので、サイドパネルの片方を外せば灰捨て処理も簡単。灰捨て場まで持ち運び、にザザっと灰を流すだけです。

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