—薪を下に置くのはそのような意味があるんですね! 薪の置き方に工夫はされていますか?
ロストルに小枝を並べてその上に小割りにした薪を乗せ、一番上に太い薪を置いて着火します。キャンプ場やホームセンターで売っている一般的な長さの薪が、ラージだとそのまま横向きに入るのも使いやすいポイントです。高さを調整できるので少量の薪でも十分な火力を得られます。
スギやマツなどの針葉樹は一気に大火力で燃えますし、ナラなどの広葉樹はゆっくりトロトロ燃える特徴があります。そういった木の種類による燃え方の違いなんかも意識しながら焚き火ができると、もう最高ですよ。それと、子どもも少しずつ肌で覚え始めているのを見ると、底知れぬ成長力をこの目で見れてうれしいし、楽しいです。
③薪グリルブリッジで広がる料理の幅
—薪を使い分けられたらいいですよね! 調理で「この方法はおすすめ!」という方法はありますか?
別売のグリルブリッジを使えば、二段にすることもできるんですよ。たとえば、ゴトクを下段に付けてそこにスキレットで目玉焼きなんかを焼いて、別売のグリルブリッジを上の段に付けてダッチオーブンで料理したり、ユニセラ用の鉄板を付けてお肉を焼いたり! 子どもも興味を持つ年齢になってきたので、今後はもっと手伝える料理を考えてみたいです。
「薪グリル」のおかげで、キャンプで使える鍋の種類が多くなり、キャンプ料理の幅が広がりました。いまでは鍋を買うときに「これは薪グリルで使えるかな」って考えるまでになっています(笑)。
④小さな子どもがいても安心して使える
—ユニセラの製品を併用できるのは便利ですね! さて、ここまでは料理目線での使い勝手についてご説明してもらいましたが、肝心な焚き火台として優れたポイントはありますか?
三方向を囲う風防があるので風が吹いても火が暴れず、子どもも安心して火の前に座らせておくことができます。うちの2歳と4歳の息子は、キャンプでは薪グリルの前を陣取っていますよ。あと、子ども自ら発見したみたいですが、風防の裏側からマシュマロを焼くと風防よりこちらに火が来ることがないので安心して焼けるみたいです。
従来の焚き火台は熱くて近づけなかったんですが、薪グリルを使い始めてから子どもたちも火を好きになってくれました。今後、火の付け方や焚き火での料理の仕方も教えていきたいですね。
【番外編】「薪グリル」はこんな使い方もアリ!
さて、ここからは番外編。薪グリルの「こんな使い方」や「あんな使い方」をご紹介します。
調理もできるストーブとのシンデレラフィット
調理バーナーと暖房ヒーターの二役をこなす人気商品「武井バーナー」のパープルストーブ。レトロの見た目と機能性からいまSNSでも注目を集めるこのアイテムですが、「薪グリル」がじつはそのパープルストーブの301Aセットの風防にシンデレラフィットするんです。
風を遮ってくれるので料理しやすくなるのはもちろん、足元をより効果的に温めてくれますよ!
ソロストーブをかまどとして
ユニフレームの「ネイチャーストーブ」など、ゴトクが小さく対荷重のないソロストーブも、「薪グリル」と組み合わせることで大きなフライパンや鍋も火にかけられるようになります。
もちろん、風防の役目も果たすので熱効率もアップ。サイズの大きいネイチャーストーブ ラージと並べれば、ふた口コンロのように使うことも可能に!
結論!薪グリルが“オヤジ”の格を上げてくれる
ステンレス鋼でできている「薪グリル」。とても薄手なのに使い込んでも歪みや劣化が少なく、使えば使うほどワイルドな見た目に変化していきます。2017年に購入してからすでに20回以上使ったという野毛さんの薪グリル ラージもいい味を出していました。
凝った料理ができない男性も、焚き火で調理すれば簡単なメニューもいつもの何倍も美味しく感じられるもの。いつも料理をしない男性こそ「焚き火グリル」での料理にチャレンジしてみては? オヤジの格が上げること間違いなしですよ!
薪グリルの詳細
【薪グリル】
使用時サイズ(mm):約475×300×350(高さ)
収納サイズ(mm):約250×455×65(厚さ)
重量(kg):約3.6
分散対荷重(kg):約10
価格(税抜):12,000円
【薪グリル ラージ】
使用時サイズ(mm):約680×400×400(高さ)
収納時サイズ(mm):約355×560×80(厚さ)
重量(kg):約4.6
分散対荷重(kg):約20
価格(税抜):16,900円
撮影協力:sotosotodays
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